VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第516話 関西最強女VTuber その22

【登場人物】

津田杏    だいさんじ一期生 関西最強女VTuber

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

志摩ぱるけ  伊勢志摩大好き系VTuber

天城まひる  アオヤン高校の特攻隊長 身体を張るタイプのV

竜崎蝶子   アオヤン高校の純情担当 センシティブ皆無アイドルV

大内山みるく 羽曳野あひるのママ(絵師さん)

羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意

大草原原シャロン だいさんじマネージャー お嬢様系一般人

 

【シチュエーション】

だいさんじの事務所横断企画。

紛れこんだヤンキーゴリラ女VTuberにより地獄と化す。

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

K 介「さぁ、いよいよこの勝負もラストとなりました!」

 

   「最後に残ったのはやはりこの方――!」

 

 

あひる「あひる、メイドなんて分からないんですけどォッ⁉」

 

   「なにこれ⁉ 今日もう、どうしたらいいか分からないよッ⁉」

 

   「出るチャンネル、絶対に間違えてるよねぇッ⁉」

 

 

K 介「また、なにも知らされていない! あひる嬢だァッ!」

 

大草原「ここまで、お母さまのみるく先生に引っ張られて」

 

   「いいとこなしでございましたが」

 

   「ここで面目躍如なるか!」

 

K 介「そして、彼女の相手をするVTuberは……!」

 

 

???「へぇ、ここがアキバかぁ!」

 

   「浜松と甲乙つけがたい都会っぷりね!」

 

   「我が静岡クランベリー王国も見習わなくちゃ!」

 

 

K 介「出たぁッ! だいさんじが誇る人気三人娘!」

 

   「だいさんじ三連星のトップ! リーゼロッテ・クランベリーだ!」

 

大草原「私も、いつかああなりたい!」

 

   「心からそう思う、本物のお嬢さまでしてよ~!」

 

リーゼ「お兄さま(麦畑一二三)から」

 

   「この辺りにおすすめのお店があるって聞いたんだけれど……」

 

 

   「ここかしら? すみませーん! すみませーん!」

 

 

あひる「らっしゃーいッ! すみませんねぇッ! まだ、仕込みの最中で!」

 

 

リーゼ「仕込み⁉ メイド喫茶って仕込みがあるんですか⁉」

 

 

あひる「とんこつのスープをね、コツコツと煮出している所でさぁ……!」

 

   「もうちょっとであじまるから、ちょっと待っててくれやすか……!」

 

リーゼ「すみません⁉ ここ、本当にメイド喫茶ですか⁉」

 

   「店主のクセが強いタイプのラーメン屋じゃございませんか⁉」

 

あひる「うるせーっ! ウチはな、メイドもラーメンも本気でやってんだよ!」

 

   「メイド喫茶でラーメンを売って、いったいなにが悪いんだい!」

 

リーゼ「いやいやいやいや! 臭いがついちゃう!」

 

   「とんこつの臭いが、服に着いちゃいますから!」

 

 

K 介「意外に息、ぴったりですね」

 

大草原「この二人、今日はじめて顔合わせですわよね」

 

   「なんだか想像以上のシナジーが……」

 

 

   「これはてぇてぇの匂いがいたしますわ」

 

 

リーゼ「まぁ、いいんですけどね。私もラーメン好きですから」

 

   「ちなみに家系ですか? それとも二郎系ですか?」

 

あひる「うちはね博多に本店があるタイプの、個室集中系だよ」

 

リーゼ「ちょっ! 少しも隠せてないじゃないですか!」

 

   「それ、大丈夫です⁉ あとで怒られたりしません⁉」

 

あひる「…………怒られるかも」

 

 

   「おじおじぃ~! ここ、カットしてもらっていい~?」

 

 

リーゼ「いやいやいや! いいわけないでしょ!w」

 

   「あひるさん、ちょっと自由すぎません?w」

 

あひる「だってあひる、メイドとかわかんないし……!」

 

   「こういうのはかーちゃんがやるべきなんだよ!」

 

リーゼ「わかる~! みるく先生、メイド服とか似合いそう!」

 

   「神○屋……あ、そういうパン屋さんなんですけど」

 

   「そこの制服とかも似合いそうですよね」

 

あひる「リーゼちゃんも似合うと思うよ。今度、配信で来てみたら」

 

リーゼ「いやいや! 私、王族やぞ!w」

 

あひる「それは設定でしょ~! いいじゃん、メイドリーゼちゃん!」

 

 

二 人「きゃっきゃっwww」

 

 

K 介「なんですかね。この企画の中で、ずっと感じることのできなかった」

 

   「優しい気持ちが胸に溢れてくる……そんな気がします!」

 

大草原「私たちは、とんだ勘違いをしていたのかもしれません」

 

   「圧が強ければ強いほど! かわいければかわいいほど!」

 

   「すばらしいものなのだ……」

 

 

   「そんな認識は、今すぐゴミ箱に捨てろですわ!!!!」

 

 

リーゼ「いやけど、私、本当にメイドって見たことがなくって」

 

   「外に出るといつも雨で! 雷とかも鳴っちゃって、大変で!」

 

あひる「たいへんじゃんリーゼちゃん! 大丈夫なのそれ!」

 

リーゼ「大丈夫ですよ! 今のご時世、U○erがありますから!」

 

   「そもそも静岡には、メイド喫茶ってないんですよね~!」

 

   「まぁ、王族なんですけど!(ドヤ)」

 

あひる「だからそれは設定でしょってw」

 

   「もう、いいかげんにしてもろてw」

 

 

K 介「そこまで! そこまでぇ~!」

 

   「これ以上のてぇてぇは! 我々の命に関わります!」

 

大草原「配信の意味を! VTuberの意味を!」

 

   「教えてくれた二人に! あらためて拍手と感謝を!」

 

 

二 人「圧&かわいい選手権! 優勝は――!」

 

 

   「羽曳野あひる&リーゼロッテ・クランベリーだぁッ!」

 

 

 杏 「いや、なんでそうなるねん!!!!」

 

ずんだ「やめさせてもらうわ!!!!」

 

 

【劇終!!!!】

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

なぜ、あひるをこの大会に混ぜたのか。

どうして圧もかわいいも微妙な、あひるちゃんがこの場にいたのか。

そうです、もうお気づきですね……。

 

自然体の女の子が一番かわいい!!!!(真理)

 

演じるのもいいのですが、等身大の女の子感といいますか――画面の向こうの彼女たちが生きている人間だなと感じられる瞬間に、僕はVTuberを追っかけていてよかったなって、思ったりします。そういうのがしっかり書けるようになるといいんですけれどもね……!

 

ということで、次は恒例のおまけ回! 勝負が終われば、そこに遺恨は残らない――はずだが? 気になる方は、ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m

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