VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第535話 助けてばにらちゃん! その2

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

石清水しのぎ DStars3期生 おっぱい侍太郎

鳥羽レーヌ  DStars4期生 お姫様系VTuber

海老名紫   だいさんじ所属 平安時代からやってきた武者系V

 

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当

 

【シチュエーション】

Bちゃんに事務所に呼び出されたばにらとしのぎ。

そこで待っていたのは、指導担当の四期生で……?

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ばにら(うーん、かりんちゃんなんかよくわかんないんだよなぁ?)

 

   (VTuberになりたくて、DStarsに入ったんじゃないの?)

 

   (なのに、なんでこういう一歩引いた発言をするバニなんだろ?)

 

Bちゃ「……ばにらさん? ちょっとよろしいですか?」

 

ばにら「あ、はい。なにバニですか?」

 

Bちゃ「ここではなんなので、別室で……!」

 

 

~~ 別室移動 ~~

 

 

Bちゃ「実はかりんさんなんですが」

 

   「採用に特殊な経緯がございまして」

 

ばにら「特殊な経緯?」

 

Bちゃ「ずんださんと百合営業している、ばにらさんもご存じかと思いますが」

 

   「うちは特待生のような、ゲームが強いストリーマーを積極的に採用して」

 

   「ゲーム大会などへの企業としての参加を目指しています」

 

 

ばにら「あぁ、はい。それはずんさんからも聞いてます」

 

   「たしか、かりんちゃんもAPEXめちゃうまなんですよね?」

 

 

Bちゃ「めちゃうまなんてものじゃありません」

 

   「女性APEXプレイヤーで、上位10名の名前を挙げろと言われたら」

 

   「彼女はそこにランクインする実力を持ってます」

 

 

ばにら「そんなにバニですか⁉」

 

 

Bちゃ「状況把握能力が高く、チーム全体をコントロールが上手い」

 

   「司令官タイプ――特待生のぽめらさんと同じタイプですね」

 

 

   「ただし、APEXの中だけ」

 

 

ばにら「APEXの中だけ?」

 

 

Bちゃ「実際に、彼女のゲーム配信動画があるので」

 

   「ちょっと見てみましょう」

 

 

かりん『敵、後ろから来てるよ! 撤退、撤退!』

 

   『崖の上にパップー(チームメンバー)がスタンバってるから』

 

   『そこまで誘導して反転攻勢に出るよ!』

 

ばにら「あれ、普通にしゃべれてる?」

 

Bちゃ「でしょ」

 

かりん『パップー! ヘッドショットナイスゥ~!』

 

   『よし、これで残るは4チーム!』

 

   『たぶん他のチームは、混戦狙って中央に集まってくるから』

 

   『その前に、待ち伏せして叩いちゃうよ……』

 

Bちゃ「ちなみに、このゲームはかりんさんのチームの圧勝でした」

 

ばにら「ばに。APEXわからんけど、なんかそんな感じがしたバニな」

 

Bちゃ「そして……」

 

   「こちらがだいさんじの紫さんとの対談の動画です」

 

 

 紫 『いやぁ! KMTさんのおかげで、優勝できましたよ!』

 

   『いつも本当にありがとうございます……』

 

かりん『…………別に』

 

 紫 『あれ? どうしましたKMTさん、なんかテンション低いですけど?』

 

かりん『…………低くないけど』

 

 紫 『いやいやいや! テンション三割ダウンじゃないですか!』

 

   『どうしたんですかいったい! なにか嫌なことでもありました!』

 

 

ばにら「うわぁ……これはひどい陰キャバニ」

 

Bちゃ「でしょう?」

 

   「トークになると途端に、なにを喋っていいかわからなくなる」

 

   「典型的なばに~ら症候群の罹患者なんですよ」

 

ばにら「おい、Bちゃん? なに、人の名前を勝手に病名にしてるバニか?」

 

Bちゃ「けど、ばにらさんはトークではそれなりに空気を読める」

 

   「ばにらさん並のトーク力さえ獲得できれば、VTuberとしていける」

 

   「そう判断して、上層部は彼女を四期生として採用した……という次第です」

 

ばにら「なるほどバニなぁ……」

 

 

   「で、ばに~らが、かりんちゃんをもうちょっと喋れるようにする」

 

   「そういうことが求められているわけバニな?」

 

 

Bちゃ「そういうことバニ~~~~!w」

 

 

ばにら「なにふざけとるんじゃオラ! また面倒なこと押しつけて!」

 

 

Bちゃ「ファッファッファッファw」

 

   「DStarsという企業に所属している時点で」

 

   「ばに~らさんは、会社の意向から逆らえないバニですよ~!」

 

   「観念して、後輩の教育を頑張るバニ~!」

 

 

ばにら「気が重いバニなぁ……」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

ゲーム実況ができているんだからVTuber実況もできるやろ!w

トークがダメダメやけどかめへんかめへん!

陰キャ筆頭ばに~らに教えてもらい!

 

そんな軽いノリで四期生に採用されたかりんちゃん。

まぁ、世の中そういうところってありますよね。

特に新入社員の採用とか。

 

そして本人にとっての不幸がはじまる……!

 

いや、不幸かどうかは本人が後にどう思うか次第。彼女も、VTuberにちょびっとくらいなりたいから門を叩いたはず。かりんちゃんは消極的なだけで、VTuberになりたいはずなんだ。ということで、ここからは彼女の憧れの、ばにらさんが頑張るターン。はたして彼女の指導は、かりんちゃんを救うことができるのか? ということこで、二人の行方が気になる方は、ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m

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