VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第537話 助けてばにらちゃん! その4

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

石清水しのぎ DStars3期生 おっぱい侍太郎

鳥羽レーヌ  DStars4期生 お姫様系VTuber

海老名紫   だいさんじ所属 平安時代からやってきた武者系V

 

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当

 

【シチュエーション】

Bちゃんに事務所に呼び出されたばにらとしのぎ。

そこで待っていたのは、指導担当の四期生で……?

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ばにら「それじゃ、あらためてこんにちは」

 

   「DStars三期生の川崎ばにらバニ」

 

かりん「…………(ガン見)」

 

ばにら「ど、どうしたバニか? かりんちゃん?」

 

かりん「その挨拶、リアルでもやるんですね」

 

   「てっきり配信の中だけかと思ってました」

 

ばにら「そりゃ普段はやらないバニよ!」

 

   「顔合わせだからやっただけバニ!」

 

   「というかVTuberだから、正体ばれたらダメバニよ!」

 

かりん「めちゃツッコむじゃんw」

 

   「ばにらちゃん、ウケるぅ~~~~w」

 

 

ばにら「ギャル煽りやめろや! こちとら先輩やぞ!」

 

かりん「あぁん⁉ こちとら後輩やぞ⁉」

 

 

ばにら(あれ? 意外にしっかりしゃべれるバニな?)

 

   (前ぶりで、陰キャと聞いていたから)

 

   (全然コミュニケーションできないかと思ってたバニ)

 

 

   (これ、別にばにらが指導しなくても大丈夫では?)

 

 

かりん「…………(はっとした顔)」

 

   「ご、ごめんなさい、先輩にひどいことを!」

 

   「嘘です! 全部、忘れてください!」

 

ばにら「いや、いいバニよ、いいバニよ」

 

   「そんなの気にしなくって大丈夫バニ」

 

   「むしろ、ばに~らにそこまで砕けて話してくれて」

 

 

   「サンキューな♥」

 

 

かりん「…………んぅッ♥♥♥」

 

   「ばにらちゃんの生サンキューな♥♥♥」

 

   「ガチで効くぅ♥♥♥」

 

 

ばにら「……かりんちゃん?(困惑)」

 

 

かりん「……はっ! ごめんなさい! 私ったら、また自分の世界に!」

 

ばにら「大丈夫バニよ、気にしてないバニ」

 

   「それより、せっかくだからかりんちゃんのことを」

 

   「いろいろ聞かせてもらいたいな……?」

 

 

   「とりあえず……何歳バニか?」

 

 

かりん「え~! ばにらちゃんてば、歳とかそういうの気にするタイプ~?」

 

   「ちょっとおじさん臭くな~い?」

 

ばにら「てめぇ! 陰キャなのか、陽キャなのかどっちかにしろバニ!」

 

かりん「歳はピチピチの21歳で~す! 華の大学生と同い年だよ~!」

 

ばにら「若いバニなぁ。まぁ、たしかにそんな感じがするバニ」

 

   「それじゃ、うーちゃんと同じで、今も大学に通ってるバニか?」

 

 

かりん「あ、いや、大学はその……通ってないんスよね」

 

 

ばにら「じゃあ、どこかで働いてた? もしくは今も働いてるバニか?」

 

 

かりん「いや、働いてもいないんスよね」

 

   「そもそも職歴がないっていうか……」

 

 

ばにら「かりんちゃん、もしかしてだけど」

 

   「ひきこもりって奴バニですか……?」

 

かりん「そういう言い方やめて! その呼び方好きじゃない!」

 

   「自宅警備委員! ひきもこもりでもニートでもないから!(迫真)」

 

 

ばにら(……バニ! なるほど納得バニよ!)

 

   (陰キャにもいろいろな種類があるけれど!)

 

   (これは一番厄介なタイプの陰キャ……)

 

 

   (ネット弁慶陰キャバニね!)

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

かりんちゃん、ひきこもりをカミングアウトする。

 

なかなかこういうことって、冗談でも切り出すのは勇気が要りますよね。

僕も、うつ病や自身の気質で普通の仕事からは遠ざかっており、折りにつけてそれをオープンにするようにはしておりますが、割と信頼できる人以外にはそういうことを言うのは、やっぱり抵抗があるように感じます。

 

それだけ、信頼されているってことだぞ――ばにら!!!!

 

ばにらにちょっぴり気持ちを開きつつあるかりんちゃん。しかし、その好意にいまいいち気がつけていないばにら。絶妙なすれ違いを見せる二人が、この先どうなっていくのか気になる方は――ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m

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