VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第547話 闘将 その3

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

ばにらママ  川崎ばにらの母 謎多き古のテキストサイトの者

Mr.天狗  川崎ばにらの母の友人 天狗の能面を被っている

不動産屋   ずんだが紹介してくれた不動産屋さん

 

 

【シチュエーション】

ばにら、引っ越し中。

ようやく引っ越し先の建物に到着したばにらだが……?

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ばに母「あら、あらあら、あらあらあら~!」

 

   「素敵な2LDKじゃないのォ~!」

 

   「しかも高層階! 都会の喧噪が少しも聞こえてこないわ!」

 

 

   「いい物件を見つけたわねばにらちゃん!」

 

   「これなら台パンしても、奇声を上げても、大丈夫だわ!」

 

 

ばにら「大丈夫の方向性が、だいぶ大丈夫じゃない件について」

 

 

天 狗「うむっ! オートロックOK! 管理人による見回りもOK!」

 

   「廊下の監視カメラも動作良好! コンセントに細工された様子もなし!」

 

   「文句なしのクリーンな引っ越し先だ! いい仕事してるね!」

 

 

ばにら「ほんで、天狗さんはなんでそんなことをチェックしてるバニか?」

 

   「逆に怖いバニなんですけど?(困惑)」

 

不動産「こちらの物件は、主な入居者が芸能人となっておりまして」

 

   「セカンドハウスとしてDIYや演劇の練習などに」

 

   「利用されていますね」

 

 

   「誰が入居しているかなどは、個人情報なので申せませんが」

 

   「オーナーが有名な俳優さんですから、それはもう安心ですよ」

 

 

ばにら「はぇ~! 俳優さんの持ち家ならぬ、持ちマンションバニか!」

 

   「やっぱり都会はすごいところバニなぁ」

 

ばに母「あら、オーナーが俳優さんなんですね」

 

   「それはそれは、ぜひお会いしてサインしていただきたいわ」

 

   「ねぇ、Mr.天狗?」

 

天 狗「いや! 俳優というのも所詮は水商売!」

 

   「どういう素性の者かわかったものではない!」

 

   「テレビで見るからと安心してはいけない!」

 

   「人間の本性とは見た目では分からぬものなのだ……!」

 

ばにら「めっちゃ語るバニですやん、Mr.天狗さん」

 

   「なにか昔、ひどい目にでも遭ったバニですか?」

 

天 狗「天狗にもいろいろあるのさ」

 

   「若いお嬢ちゃんには語れない、辛い過去の一つや二つくらい」

 

ばに母「本当に、苦労していたものね、Mr.天狗は……」

 

   「そのストレスから【聖十字護竜騎士団】なんて立ち上げて」

 

   「あまつさえ、どっぷりネットゲームにはまりこんで」

 

   「一時期、社会的地位まで失いそうになって(ほろり)」

 

 

ばにら「やっぱりお母さんのネトゲ仲間じゃねか!」

 

   「ていうか【聖十字護竜騎士団】の団長さんバニか⁉」

 

 

天 狗「そうだ! 私が【聖十字護竜騎士団】の団長! Mr.天狗だ!」

 

   「ばにらちゃん! このことはくれぐれもみんなには内緒だぞ!」

 

   「天狗とばにらちゃんの約束だ!」

 

ばにら「スーパーヒーローショーじゃねえんだから!」

 

   「言われなくても誰にも話したりしないバニよ!」

 

 

天 狗「本当かな? うっかり、親しい人に話したりしないかな?」

 

 

ばにら「うっ⁉ そ、それは……⁉」

 

 

天 狗「会社の上司、先輩、同僚に」

 

   「ぽろっと言っちゃわないかな?」

 

 

   「【聖十字護竜騎士団】の団長は、あのMr.天狗だって……!」

 

 

ばにら「いや、そもそも社長と先輩と同期が、アンタの部下なんだわ!」

 

   「精鋭十二竜将なんだわ! 言ったら即バレなんだわ!」

 

ばに母「そしたら、ばにらちゃんのチャンネルにバスターコールね!」

 

   「いいじゃないPUB○でギルドバトルしましょう」

 

   「古のゲーマーの底地からを見せてあげるわ……!」

 

ばにら「なにお母さんもその気になっちゃってるバニか!」

 

   「しないバニ! そんな親子コラボ絶対お断りバニ!」

 

二 人「えぇ、楽しみにしてたのになぁ……」

 

 

不動産「こほん!」

 

 

   「えぇ、ということですので、ばにらさん安心してください」

 

   「このマンションは限りなく安心です」

 

   「いざとなったら私もですが、オーナーも力になってくださいます」

 

天 狗「そうだ! 遠慮せず大人の人を頼るんだぞ!」

 

   「都会ではそれくらい図太くないとやっていけないからな!」

 

ばに母「ばにらちゃんてば、ただでさえ抱え込み気味だから」

 

   「私もそれは心配だわ……」

 

 

   「そうだ、お母さんも一緒にここに住もうかしら?」

 

   「親子コラボの需要もあることだし!」

 

   「最近は同棲しているVTuberも多いって聞くしね!」

 

 

ばにら「それは同棲じゃなくて! 同居っていうバニよ!」

 

   「心配はありがたいけれど、そういうのはもう間に合ってるバニ!」

 

 

   「お母さんと住むくらいなら、ずんさんの家に転がり込んでるバニよ!」

 

 

二 人「ずんばにてぇてぇなぁ~(ほんわか)」

 

ばにら「しばくぞ!!!!(ガチギレ)」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

親にまで百合営業で萌えられるばにらさん。

これはもう、部屋借りたけれど同棲まったなしなのでは?

 

ずんさんの部屋――まだまだ空いてますよ!

 

実際、ここはずんだと同棲した方がおいしいのでは? 後輩たちが粛々と同棲をしようとしているのに、メインキャラの二人がそれを渋ってるってどうなのよ? はたして、ずんばにが一つ屋根の下で暮らすという展開はあるのか――気になる方はぜひぜひ、評価・フォロー・応援などよろしくお願いいたします。m(__)m

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