VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

556 / 821
【宣伝】
GCN文庫さまより叡智ラノベ「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」が5月20日発売予定です。企画書き下ろし作品ですので、買わないと読めないのが申し訳ないですが、ご興味ありましたらぜひぜひお願いいたします。

☆★☆ 限定版も発売されます 気になる方はぜひぜひご予約を! ☆★☆

○GCN文庫さま 商品ページ
https://gcnovels.jp/book/1872

○メロンブックスさま 限定版
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2911270

○ゲーマーズさま 限定版
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10794723/


第548話 闘将 その4

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

ばにらママ  川崎ばにらの母 謎多き古のテキストサイトの者

Mr.天狗  川崎ばにらの母の友人 天狗の能面を被っている

不動産屋   ずんだが紹介してくれた不動産屋さん

 

 

【シチュエーション】

ばにら、引っ越し中。

紆余曲折あるも、引っ越し完了。

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

引 越「それでは、これで家具の運び入れは完了しました」

 

   「最後に大型家電の通電確認をお願いします」

 

   「何かございましたらすぐに弊社のサービスセンターにご連絡を!」

 

 

   「ありがとうございました!!!!」

 

 

バイト「「「ありがとうございました!!!!」」」

 

 

ばにら「こ、こちらこそ、ありがとうバニですよ……(陰キャ発動)」

 

 

ばに母「あらあら、ばにらちゃんてばw」

 

   「引越業者相手にまで陰キャ発動することないじゃないw」

 

 

   「さてはそれが嫌で、引越を渋ってたのねぇ~?w」

 

 

天 狗「引越あるあるだな! 天狗はなんでもお見通しだ!」

 

不動産「はい、これで引越の作業は完了ですね」

 

   「ガス、電気の引き込みは終わっておりますから」

 

   「今日から生活できますよ」

 

ばにら「ありがとうございますバニ」

 

不動産「あとは通信業者ですが……」

 

   「ご自分でご契約先を探すとのことでしたが、大丈夫ですか?」

 

   「うちの馴染みの業者であれば、ご紹介できますけれど?」

 

ばにら「そこはばにーらも配信者としてこだわりたいバニ!」

 

   「自分で『これが一番!』っていう、文句のない業者を」

 

   「探してやるバニよ!」

 

 

   「ここまでお世話になったのに」

 

   「回線の不調を不動産屋さんのせいには、できないバニだし!」

 

 

ばに母「ばにらちゃん、人を気遣えるようになったのね……!w」

 

天 狗「よがっだ! よがっだよ゛ぉ゛ぉ゛!」

 

ばにら「なんでお前らが泣いてるバニか! とくに天狗! 他人だろ!」

 

不動産「……承知しました」

 

   「では、あとはもうばにらさまにお任せするということで」

 

   「けれどもこれもなにかのご縁です」

 

   「お困りのことがあったら、どうか気軽にご相談くださいね」

 

ばにら「はい!(いい返事)」

 

天 狗「天狗も! 第二のばにらちゃんの父として、相談待ってるぞ!」

 

ばにら「オメーはとっとと高尾さんに帰れ!(ブチギレ)」

 

 

【母、天狗、不動産屋帰宅……】

 

 

ばにら(はぁ、やっと一人になれたバニよ)

 

   (お母さんくらい、家に泊めてあげればよかったバニな)

 

   (しかし、最近の引越業者さんはすごいバニな)

 

   (引っ越してすぐ、住めるようにしてくれるバニなんだから)

 

T V「宅配サービスは『食べたイーツ』で決まり!」

 

ばにら「あ……そういえば、お昼からなにも食べてないや」

 

   「引越した日の最初のごはんくらい、ちょっといいもの食べようかな」

 

   「なんかこの辺りで、美味しそうなお店で宅配してるところ」

 

 

スマホ『名代らいおんらーめん』

 

 

ばにら「らーめん屋か~! おっ、出前もやってる!」

 

   「ここしかないやろ!」

 

???「は~い! こちららいおんらーめんです!」

 

   「ご予約ですか? 出前ですか?」

 

ばにら「出前です! 住所はえっと……(引越書類確認中)」

 

???「はーいかしこまりました!」

 

   「今から調理しますので、お時間三十分ほどお待ちくださいね」

 

 

ばにら「はいバニ!」

 

 

???「バニ?」

 

 

ばにら(しまった! つい、お母さんたちと話してた癖で!)

 

 

???「ははぁ~ん? お客さん、さては川崎ばにらのファンだなテメー?」

 

ばにら「あ、あははは! そうそう、そうバニなんですよ!」

 

   「ばにらちゃんの配信にハマっちゃって、つい口癖が!」

 

???「あれ? なんか声もちょっと似てません?」

 

ばにら「声真似もしていて……ご、ごほごほ」

 

   「あれ、声の調子が……!」

 

???「それなら安心してくだせえ」

 

   「うちのらーめんは喉に優しいあっさり醤油味仕立て!」

 

   「家系や二郎系と違って、スープまで飲み干せやすぜ!」

 

 

ばにら「いや、差別化するところそこバニですか⁉」

 

   「もっとちゃうとこあるやろ⁉」

 

???「あはははw ツッコミまでばにらちゃんそっくりだw」

 

   「アタシもファンでよく見てるんですよ」

 

ばにら「そ、そうバニなんですね」

 

???「同じばにらファンと聞いちゃこうしちゃいられねえ」

 

 

   「とーちゃん! 五分で支度しな!(大声)」

 

 

ばにら「そんな急がなくても大丈夫バニですから!!!!」

 

???「それじゃ、急いで参りますので、少々お待ちを……!」

 

ばにら(なんか、濃いらーめん屋さんに当たっちまったバニな)

 

   (うーん。味も濃いめだと嬉しいバニなんだけれどな……)

 

 

ベル音「ピンポーン♪」

 

 

ばにら「えっ⁉ もう来た⁉ はやすぎないバニか⁉」

 

   「は~い! 今、行きますバニ~!」

 

作業員「サーセン、プロバイダーから依頼を受けてきました」

 

   「通信工事の者なんですけれど?」

 

ばにら「…………はえ?」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

名代らいおんらーめん!

東京で古くからやってる、中華そば屋さん!

店主は頑固一徹、先代(父)の味を守り続ける職人だ!

そして、店主の娘(末っ子)はなんかノリがいいぞ!

 

東京に行ったら、みんなも食べよう!

Mr.天狗との約束だ!(なお、もう出番はない模様)

 

引越が無事に終わったと思いきや、いきなり暗雲がたちこめるばにら。はたして、突然あらわれた作業員とは。そして、らいおんラーメンは本当に美味しいのか。気になる方はぜひぜひ、評価・フォロー・応援などよろしくお願いいたします。m(__)m

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。