VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第580話 Bちゃんち5

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

トキワいま  DStars零期生 事務所発足の切っ掛けになったV

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当

 

社長     DStarsの社長 ときどき無茶ぶりするが敏腕

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

Mr.天狗  川崎ばにらの母の友人 天狗の能面を被っている

 

【シチュエーション】

Bちゃん荒む(そりゃしかたない)。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

Bちゃ「だいたいみなさんですねぇ」

 

   「ばにらさんばにらさんって、過保護が過ぎるんですよ!」

 

   「もう成人した女性なんですから、その辺りは自分で管理してもらわないと」

 

   「ばにらさんも、周りが世話してくれるから図に乗っちゃうんでしょ」

 

 

   「ヒック! ブッハー!!!!」

 

 

ばにら「…………Bちゃん、ど正論だけれども」

 

   「そんな自棄っぽく言われても、ちっとも心に響かないバニよ」

 

   「ていうか、酒癖大丈夫バニかこの人?」

 

 

い ま「昔はもっとかわいく酔っていたんだけれどね」

 

   「お仕事と共に酒量が増えていって」

 

   「いまや、飲むと説教するダメダメ事務員に……!」

 

天 狗「むぅっ! 寂しい酒の飲み方を覚えおって!」

 

   「彼女もまだ若いというのに! いったい誰がこんなことにした!」

 

社 長「本当よね。Bちゃんのお酒の飲み方はよくないわ」

 

一二三「酒は飲んでも飲まれるな。女のヤケ酒は自分を傷つけるだけよ」

 

 

Bちゃ「うるせぇええええええッ! 私がどう飲もうと勝手だろうが!」

 

   「だいたいエナジードリンクでアルコール割ってる時点で!」

 

   「いろいろと察しろ! もうほんと、限界なんだよ!」

 

 

   「はよお仕事を安心して任せられる後輩プリーズ!!!!」

 

 

全 員(これは本当に重症だなぁ……)

 

ばにら「ばにーらよりも、Bちゃんの方を先に」

 

   「どうにかしてあげた方がええんとちゃいますか、これ?」

 

社 長「Bちゃん、あなたつかれてるのよ」

 

   「ほら、温かくして今日はもう寝なさい」

 

 

   「テントの外で寝ても大丈夫」

 

   「保温性バッチリの寝袋(会社の備品)よ……!」

 

 

Bちゃ「そうそうこれこれ、こいつのおかげでぐっすり快眠……」

 

 

   「って、なるかバカ! 普通にスプリングベッドで寝たいわ!」

 

   「なんで会社の福利厚生が寝袋なんだよ!」

 

   「せめて仮眠室くらいつくれよ! まったくさぁ!」

 

 

社 長「あらやだ、反抗期かしら……!」

 

ばにら「『反抗期かしら』じゃないんよ!」

 

い ま「社長もBちゃんを体よく使いすぎ」

 

   「もうちょっと優しくしてあげてよね」

 

   「これでも繊細な子なんだから」

 

Bちゃ「いま~! おしごとおわらないよぉ~!」

 

   「社長はオカマだし、VTuberの娘達は勝手だし!」

 

   「私もやりたくないのにVTuberみたいなことさせられるし!」

 

   「もうやだ! ただの事務員に戻りたい!」

 

ばにら「バニ」

 

   「Bちゃんも、いやいや広報やってたバニね」

 

   「てっきりノリノリなのかと思ってたバニよ」

 

Bちゃ「好きでやってるわけないじゃないですか!」

 

   「私はみなさんと違って、ただの事務員なんですよ!」

 

 

   「なのに……気がついたらVTuberとして受肉し!」

 

   「3Dモデルまで作られ!」

 

   「会社の公式チャンネルまで担当させられる!」

 

 

   「VTuberなんてなりとうなかった!!!!(迫真)」

 

 

ばにら「Bちゃん……!」

 

 

   「そこまで思うなら、なんでばにらに無茶ぶりするバニか?」

 

 

   「これまでBちゃんにされた無茶ぶりで」

 

   「ばに~ら素直に同情できないバニよ」

 

Bちゃ「それが仕事ってもんですやん!」

 

   「同情できないバニですよって! そんなこと言ったらこっちも同じ!」

 

   「どこかで誰かが非情にならなくちゃ、こういうのは回らないんですよ!」

 

い ま「Bちゃん、Bちゃん、どうどうどう!」

 

   「そんなムキにならなくても大丈夫だから!」

 

   「Bちゃんが優しい娘だってことは、ちゃんと分かってるから!」

 

社 長「ほんと、こんなかわいい娘に、過酷な仕事を押しつけて」

 

   「この会社の上層部の連中は腐ってやがるわね……!」

 

一二三「いや、アンタがそのトップじゃないのよ!」

 

天 狗「そうだぞリリス!」

 

   「もっと社員のことを考えてあげろ!」

 

   「VTuberだけじゃない! 女性社員は会社の宝!」

 

 

社 長「そうね、私が間違っていたわ」

 

   「Bちゃんごめんなさい。貴方へ出す仕事について」

 

   「これからは少しだけ考えさせてもらうわね」

 

Bちゃ「しゃ、社長!」

 

 

社 長「ところで、仮眠室に置くベッドだけれど」

 

   「低反発と高反発、どっちの方がBちゃんはよく眠れるかしら?」

 

   「あと、仮眠室に揃えておいてほしいアメニティのリクエストとかある?」

 

 

全 員「ぜんぜんわかっちゃいねえ! もっと仕事させる気だ!」

 

 

Bちゃ「いやだぁ~! もうお仕事したくないでござる~!」

 

   「働きたくない! 絶対に働きたくないでござる~!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

Bちゃん、あなた働き過ぎよ……!(労働はご適切に!)

やっぱりキャパ越えて働くのはよろしくないですよね。

気持ちよく……軽く晩酌して眠れる程度の労働を心がけたいものです。

 

だから、どうするんだばにら! Bちゃんの絡み酒とかどうでもよくって! はやく同棲か新しいアパートか、決めろよばにら! けど、こんな面白面子が揃っているのに、話しがぐだぐだしない訳がなく――ということで、今後の話が気になる方は、ぜひぜひ評価・フォロー・応援などよろしくお願いいたします。m(__)m

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