VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第581話 Bちゃんち6

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

トキワいま  DStars零期生 事務所発足の切っ掛けになったV

Bちゃん   DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当

 

社長     DStarsの社長 ときどき無茶ぶりするが敏腕

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

Mr.天狗  川崎ばにらの母の友人 天狗の能面を被っている

 

【シチュエーション】

Bちゃん荒む(そりゃしかたない)。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

Bちゃ「うぅっ、もうやだ! こんな会社辞めてやる!」

 

   「次のおボーナスが出たら、普通の会社に就職するんだ!」

 

社 長「とか言っちゃって」

 

   「けっきょくいまちゃんが大事で戻ってくるくせに」

 

 

   「友達のいまちゃんを助けるために」

 

   「前職を蹴ってまでこの業界に飛び込んだんでしょ」

 

   「本当に不器用な娘なんだから……!」

 

 

い ま「ごめんねBちゃん。私のわがままにつき合ってくれて」

 

   「あともうちょっとだけつき合って……ネ?」

 

ばにら(……うん?)

 

   (あともうちょっとって、どういうことバニ?)

 

   (いま先輩、もしかしてなにかあるバニか?)

 

一二三「不器用な娘って、見ててハラハラしちゃうわよね」

 

   「分かるわぁ~」

 

天 狗「天狗も」

 

ばにら「いや、あんたらどこにそんなアットホーム要素あるバニか?」

 

 

一二三「おや、さきほどの名乗りを聞いていなかったのか?」

 

   「妾はクランベリー王国第一第二第三王女であるぞ?」

 

   「リーゼロッテの兄であるぞ?」

 

ばにら「悪ノリからはじまった謎設定やろがい!」

 

   「どこまで引っ張るんじゃい!」

 

 

―――――――

補足 第一第二第三王女

―――――――

 

とある視聴者参加型凸待ち企画で生まれた設定。

司会者のVが悪乗りで麦畑に「リーゼロッテ・クランベリーさんですよね?」と尋ねたところ、それに麦畑が乗った。さらに、リーゼロッテに「麦畑一二三さんですか?」と尋ね、それを認めたために番組はカオスへと陥っていく……!

 

以来、リーゼロッテ・クランベリーの兄という非公式設定が追加された。

ちなみに普通に慕われている模様。リーゼロッテ曰く「歳が離れているのと、オカマなので接しやすい」のだとかどうとか。よかったね、一二三さん。

 

―――――――

 

 

天 狗「天狗はちゃんと娘がいるぞ!」

 

   「年頃の娘が! 嫌われててまったく話せていないけれど!」

 

ばにら「そりゃあんた、そんなお面被ってふざけてたら」

 

   「年頃の娘さんは普通に毛嫌いするバニよ」

 

 

天 狗「ひどい! 天狗、号泣!」

 

 

社 長「ちょっとばにらちゃん! 団長を弄るのはやめてあげて!」

 

   「彼の家庭はね、かなり複雑な事情を持っているのよ!」

 

   「一般的なご家庭の尺度で考えちゃいけないの!」

 

一二三「そうよそうよ!」

 

   「団長、気にしなくていいのよ!」

 

   「貴方がいい人だってことは、団員のみんなはちゃんと知ってるから!」

 

   「みんな貴方の力になりたくて集まった仲間なんだから」

 

 

ばにら「はぁ~! たかがゲーマーのギルドごときで大げさバニよ!」

 

   「だいたい聖十字護竜騎士団なんて厨二病なネーミングセンスで」

 

   「年頃の娘が心配とか言われちゃっても、ピンと来ないバニねぇ!」

 

 

   「いい歳して、ネットゲームにうつつを抜かす親なんて」

 

   「ばに~らでも恥ずかしくってイヤになっちゃうバニよ」

 

 

天 狗「ぐふぅううううううううッ!!!!」

 

社 長「だ、団長ォオオオオッ!」

 

一二三「おめーのかーちゃんが副団長してるギルドだぞ!」

 

   「どういう神経してたら、そんなことが言えるんだ!」

 

 

   「てめえの血は何色だぁ~~~~ッ!」

 

 

ばにら「ば~にばにばに!www」

 

   「昼間さんざんからかってくれたお礼バニよ!www」

 

 

社 長「ばにらちゃん! 言っていいことと、悪いことがあるわよ!」

 

   「本当に団長はね……娘さんとの接し方に苦労しているの!」

 

   「別に会いたくなくて会ってないわけじゃないのよ!」

 

 

ばにら「ばに? 年頃の反抗期的なアレじゃないバニですか?」

 

 

一二三「まぁ、その詳細は団長から聞いて欲しいんだけれど」

 

   「本当に『死んでしまった方がいいかもしれない』ってほど」

 

   「思い悩んだ時期が、彼にはあったのよ……」

 

 

   「そして、そんな寂しさを紛らわすために」

 

   「MMORPGの世界に降臨した彼は」

 

   「まるで現実の鬱憤を晴らすかのように悪鬼羅刹と化した」

 

 

社 長「そんな彼に声をかけてはげまし」

 

   「聖十字護竜騎士団を結成させたのが……副団長」

 

   「ばにらちゃんのお母さんなんだよ」

 

 

ばにら「えぇ~、本当ばにか~?」

 

   「軽いノリのゲームサークルだったんじゃないバニ~?」

 

   「お母さんの時代は、MMORPGが大流行だったバニから~!」

 

 

一二三「利いた風な口をきくな~~~~!(大激怒)」

 

社 長「ゲンガン! ゲンガン、落ち着いて!」

 

   「ばにらちゃんの煽り能力は、DStarsでも一・二を争うわ!」

 

   「まともにやりとりしちゃダメよ!」

 

ばにら「ば~にばにばにwww ばにばにwww」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

天狗、いったいなにがあったんでしょうね。

まったくもって話の本筋とは関係なさそうですが。

というか、これVTuber小説ですので、天狗はお控えくださいですね。

 

だからはよ次のお家! と、そんなところで、天狗から若い娘さんに東京で住むためのアドバイスが。そんなん、家を選ぶ前に言えやというものですが、タイミングが悪かった。はたして、彼はばにらにどんなアドバイスを送るのか――ということで、天狗の正体が分かった方は、ぜひぜひコメントよろしくお願いいたします。m(__)m

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