VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第621話 通りすがりの配信者 その2

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

四阿遍史郎  実力派俳優兼歌舞伎役者

高峯 愛   女探偵 できる女の匂いがするが……?

東屋勘史郎  二代目歌舞伎役者 わからせがいのあるガキ

Mr.天狗  天狗の能面を被っている

和爾 白子  四阿遍史郎の外弟子&なんでも屋

風間大五郎  四阿一門の筆頭高弟 どう見ても美少女だが?

 

【シチュエーション】

四阿遍史郎は青葉ずんだの父だった。

そして、彼女を芸能界から追放した黒幕だった。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

ばにら「だからって! 大切な人を傷つけられて黙ってられるか!」

 

   「こんなクソ親! いっぱつぶん殴ってやらないと気が済まない!」

 

   「ばに~らが修正してやるッ!!!!」

 

天 狗「くっ! ばにらちゃん! 大切な人のために怒れるだなんて!」

 

   「君はなんて立派なレディに成長したんだ……!」

 

   「だというのに! 天狗は! 天狗は!」

 

ばにら「いやあんた、なにも関係ないだろ⁉」

 

   「だいたいなんでこの場に割り込んで来てるんだよ⁉」

 

   「私たちといったいどういう関係⁉」

 

天 狗「天狗は天狗だ!」

 

   「古来よりただ、女の子たちが百合百合する姿を見守る!」

 

   「それだけの存在!」

 

 

   「後方見守り腕組み百合大好き天狗なのだ!」

 

 

ばにら「そんな話、聞いたことないわ!!!!」

 

 

遍史郎「ふむ、修正してやる、か」

 

   「君のようなか弱い女性に」

 

   「そんなことがはたしてできるのかな?」

 

 

   「僕にはとてもじゃないがそんなこと」

 

   「できるとは思えないけれどね……?」

 

 

ばにら「……それでも!」

 

   「美月さんは、私にとってかけがえのない人!」

 

   「大切なパートナーなんです!」

 

   「そんな人を悲しませた貴方を……許すことなどできない!」

 

 

遍史郎「ほう? では、いったいどうするね?(圧)」

 

勘史郎「父上! ちょっと、落ち着いてくださいよ!」

 

   「今日はばにらさんと、話し合うんじゃなかったんですか!」

 

大五郎「腹をくくるでござるよ勘史郎さま」

 

   「遍史郎さまは、四阿一門の大黒柱」

 

   「そして、五代遍史郎の汚名を清算した錦の御旗でござる」

 

   「その経歴に少しの汚点だって、あってはならないでござるよ!」

 

和 邇「えぇ、なになに、揉め事なの~?」

 

   「どっちが悪いかよくわかんないけれどぉ~?」

 

   「せんせ~いにはお世話になってるから、私はせんせ~いの味方だよぉ~?」

 

ばにら(四対二。いや、実質的にYMDは戦える感じじゃない)

 

   (厄介なのは……白子さん!)

 

   (こいつとはまともに正面からやりあったらダメ……!)

 

和 邇「と、いうことで、先手必勝ぉ~?」

 

   「パクっと、いっちゃいますねぇ~?」

 

 

【距離を詰められ、脇腹に手刀を差し込まれるばにら】

 

 

ばにら(うそっ! はやい! これが、暗殺…………!)

 

 

天 狗「危ないッ! ばに~らちゃん!」

 

   「ふぅんっ! 天狗ブローック!!!!」

 

 

【天狗、ばにらと和邇の間に割り込んで、手刀を弾く】

 

 

和 邇「あーんもう、邪魔しないでよ、天狗ぅ~!」

 

   「ていうか、ちょっと痛いんだけれどぉ~?」

 

天 狗「すまないお嬢さん! しかしね、天狗にも譲れないものがある!」

 

   「ばに~らちゃんは、天狗の盟友の大事な娘さん!」

 

   「そんな彼女に怪我をさせるわけにはいかないんだよ!」

 

ばにら「Mr.天狗」

 

 

和 邇「ふ~~~~ん? なんだか激アツな感じじゃ~~ん?」

 

   「じゃあさ、こっちも本職の技を使っちゃおうかな?」

 

天 狗「やれるものならやってみろ……」

 

和 邇「それじゃ、遠慮なく……!」

 

 

   「BAKUBAKU……BKUWWWWNNNN!!!!」

 

 

【両手を大きく開いてからの発勁】

 

 

天 狗「ぐっ、ぐわぁああああああああッ!!!!」

 

ばにら「て、天狗さぁあああああああんッ!!!!」

 

和 邇「な~んだ、口ほどにもないじゃん?」

 

   「そんなんで強がられても困る…………」

 

 

   「ぽぇ(吐血)」

 

 

勘史郎「なぁっ⁉ 白子がダメージを負ってる⁉」

 

高 峯「いったい何が起こったんだ⁉ はやすぎて分からなかった⁉」

 

大五郎「いや、拙者には見えたでござるよ!」

 

   「白子が発勁を繰り出したまさにその瞬間」

 

   「天狗は身をひねってそのエネルギーをうまく逃がしたでござる!」

 

 

   「逃がしたエネルギーはそのまま白子に返された」

 

   「つまり……カウンターでござるよ!!!!」

 

 

ばにら「て、天狗! お前、見た目だけじゃなく、戦えるのか!」

 

天 狗「ふぅ、ふぅ、ふぅ……!」

 

   「久しぶりのカウンターだったから、うまく決まるか不安だったが」

 

   「どうやらうまくいったようだ!」

 

 

   「この天狗! 伊達や酔狂でこの格好はしていない!」

 

   「パロ元に恥じない程度には、武道の心得があると思ってくれてかまわん!」

 

 

   「さあ、やかかって来い!」

 

   「そちらがその気なら……」

 

 

   「覇王翔○拳を使わざるを得ない!!!!」

 

 

ばにら「せっかく途中まで格好良かったのに! パロで台無しバニですよ!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

だって彼は天狗だから。覇王翔○拳。覇王翔○拳。(某曲のノリで)

 

タイトル&出て来た割りには、ずっと役立たずだった天狗がここで活躍。

そのイロモノスタイルに違わぬ大立ち回りを見せつけてくれる。

一番の難敵と思われる白子を倒して見せたが……。

 

Mr.天狗VSとあるからには、きっと戦うんだろうなぁ。。。

天狗と歌舞伎役者が戦うとか、まさに昭和のゲームみたいななんでもあり感。

よし、ここに市長も混ぜよう! ダブルラリアーッ○!

 

ばにらの怒りは! ずんだの悲しみは! 全部天狗が背負った! 女の子たちの怒りをこめて、今、天狗の拳が唸る! さあここから逆襲の時間だ! 四阿一門はともかくとして、遍史郎に一泡吹かせてやりたいという方々は――ぜひぜひ応援・評価・フォローなどなどよろしくお願いいたします。m(__)m

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