VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

705 / 805
【宣伝】
「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」発売中です! 会社帰り・学校帰りにぜひぜひよろしくお願いいたします!m(__)m

○GCN文庫さま 商品ページ
https://gcnovels.jp/book/1872

○メロンブックスさま 通常版(SS付き)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2905033

○ゲーマーズさま 限定版(アクリルプレート)
https://www.gamers.co.jp/pd/10794723/


第682話 だいさんじえるふ村へいこう!(再び)

【登場人物】

LL     だいさんじのエルフ(零号機)

麦畑一二三  だいさんじのエルフ(?号機)

九鬼神子   エルフの森にやってきた略奪者(海賊)

津田杏    エルフの森にやってきた略奪者(関西)

御旗楯無   エルフの森にやってきた略奪者(DK)

 

【シチュエーション】

ここはだいさんじのエルフたちが平和に暮らすえるふ村。

しかしこの世は無情。こんな平和なエルフの村でさえ、村を焼こうとする者たちの魔の手が迫ろうとしているのだった。いま、エルフと人間の戦いがはじまる。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

L L「やめてぇ! えるふ村を焼かないでぇ!」

 

   「ここは平和なえるふ村! 争いとは無縁の土地なの!」

 

   「あぁ、みんないったいどうしちゃったの⁉」

 

   「急に性格が変わったように暴れ出して……!」

 

神 子「こんな村があるから! こんな村があるからいけないんだ!」

 

   「なにがエルフたちが平和に暮らす村よ!」

 

   「そうやって森の奥に閉じこもって! 人との交流を断って!」

 

 

   「そんな寂しい思いをさせるくらいなら」

 

   「こんな村なくなってしまうべきなのよ!!!!」

 

 

一二三「おぉ、お頭が荒ぶっている!」

 

   「後輩はおろか、同期ともろくにコラボをしようとしない」

 

   「奇跡的にエルフ繋がりというだけで、アタシとコラボする」

 

   「ひきこもりエルフの将来を案じて嘆いておられる……!」

 

 

神 子「待っててLL! 私がいま、助けてあげますわ!」

 

   「この村の呪いからも! 孤独からも!」

 

L L「あぁ、神子ちゃん! 私のことを思ってそんなに!」

 

 

   「けど、別にLLそんなに苦労してないし」

 

   「ぶっちゃけコラボとか人付き合いとか面倒くさいし」

 

   「こんなLLでも構ってくれるリスナーさんはいるから」

 

   「怒ってもらわなくても大丈夫カナ~?」

 

 

一二三「コラッ! お頭の想いを無碍にするんじゃありません!」

 

   「なんで貴方はいつもそうなの! もっと人の厚意を大事になさいな!」

 

 

L L「だって私、エルフだから」

 

 

一二三「そっかぁ~~~~~~! 納得ぅ~~~~~~!」

 

 

   「してたたまるか! 貴方、本当にそういうところよ!」

 

   「私もたいがいフリーダムだけれど! 貴方みたいな子ははじめてよ!」

 

 

L L「てへり☆ LL褒められちゃった、てへりてへり」

 

 杏 「お頭が言うたとおりやで!」

 

   「こんな村があるからLLは外に出てこられへんのや!」

 

   「エルフだけで暮らしてるから、こないなことになってしまうんや!」

 

 

   「待ってろLL! ウチが助けたるさかいにな!」

 

 

L L「あぁ、杏ちゃんまで!」

 

   「そんなあのクールな杏ちゃんがLLのことを思って」

 

   「ここまで怒ってくれるなんて……!」

 

一二三「え? クール?(真顔)」

 

 

 杏 「おらぁッ! 古くさい木やからよう燃えるわ!」

 

   「せやけど、もうちょっと盛大に焼いたりたいなぁ!」

 

   「おう楯無の! ちょっくらガソリン持ってこんかい!」

 

   「炎の旅立ちっちゅうんやろ! 景気よくいかななぁッ!」

 

 

   「ゲヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ!!!!(極悪面)」

 

 

一二三「LL、あれがクールに見えるの?」

 

   「どう考えても力に溺れた極悪人の面構えよ?」

 

L L「なに言ってる一二三さん!」

 

   「杏ちゃんはデビューした頃から、クール清楚な美少女だったじゃない!」

 

   「そのクールさに、森の妖精と言われたこの私も嫉妬したほどの……!」

 

一二三「あ、これ、交流がなさ過ぎて」

 

   「デビュー当初からイメージ変わってない奴だ」

 

御 旗「ヒャッハー! 燃えろ燃えろぉーッ!」

 

   「これが本場の焼き畑農業って奴だぜぇーッ!」

 

 

   「そしてこの種もみがエルフの村を救う食糧になるんだ」

 

   「やはり炭水化物。炭水化物はすべてを解決してくれる……!」

 

 

L L「…………」

 

一二三「…………」

 

 

御 旗「いや、ノーコメントはひどくないですか⁉」

 

   「そういうリアクションが一番傷つくんですよね!」

 

   「こっちも一生懸命世紀末キャラやってるんですから」

 

   「もうちょっとそこは気持ちを汲んでくださいよ!」

 

 

L L「いや、逆になんで世紀末キャラなのかなぁ……って?(真顔)」

 

一二三「ごめん盾ちゃん。流石に私も同じ気持ちよ」

 

   「ファンタジーに世紀末を混ぜるのは禁じ手じゃないかしら?(真顔)」

 

 

御 旗「いまさらでしょ! こんな配信しておいてさぁ!」

 

   「だいたいエルフの村を焼くって古くないですか!」

 

   「今時の若者は、エルフの村とかそういうの分かりませんよ!」

 

 

???「そんなことないんじゃ!」

 

   「空前の異世界ものブームで、むしろ若い子たちはエルフの村を」

 

   「焼くことに抵抗がなくなっているんじゃよ!」

 

 

L L「だ、誰⁉」

 

一二三「いきなり出てきたわね! 誰なの貴方いったい!」

 

   「どうしてそんなに、現代サブカルチャーとネット文化」

 

   「そして現代エルフ像に詳しいのかしら!」

 

 

エル博「エルフ博士じゃよ!」

 

   「エルフ博士は、エルフについて研究しているから!」

 

   「当然、エルフのことはよく知っているんじゃよ!」

 

 

全 員「え、エルフ博士だってぇ!!!!」

 

 

エル博「そして、エルフ博士からみんなに」

 

   「大事なお知らせがあるんじゃよ……!」

 

 

   「インターネットでバーチャルだからって」

 

   「村を焼いちゃダメにょぉ~~~~ッ!!!!」

 

   「不謹慎だにょ~ッ! 運営さんにBANされちゃうにょ~ッ!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

エルフの村が出てきたらとりあえず焼いておく。

あと、主人公の村もついでに焼いておく。

動機付けとしてはこの上ない演出ですよね……。

 

そしてエルフ博士IS誰?

いったいなに摩パル○ちゃんなんだ……?

 

はい、例によって余裕がない状況での箸休め回でございました。そりゃそうでしょうよ。だってもうすぐ新作出版なんですから。そりゃ余裕もなくならぁなってなもんでございますよ。GCN出版さまから出る本についても、なにとぞよろしく。いやもうほんと、マジでお願いします宣伝するとこ、ここら辺しかないので――ということで、厚かましいですが本作と筆者の応援・評価・フォローポチーッとよろしくお願いいたします。m(__)m

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。