VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第699話 横ッスカRadio その6

【登場人物】

横須賀らむね DStars4期生 アメリカンネイビーガール

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

【シチュエーション】

ついにDStars運営動く。Bちゃんの機転でらむねの初配信は中断された。

かに思えたのだが――配信サイトはなにもY○uTubeだけではない。

歴戦の個人配信者に隙など微塵もないのだった……!

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

らむね「いやぁ~危ない危ない!」

 

   「Bちゃんってば、容赦なくチャンネルを止めにかかりましたネ~!」

 

   「DStarsも大手事務所だけあって、交渉がお上手デ~ス!」

 

 

   「けど、こちらの運営にはどれだけ顔が利きますかねぇ~?」

 

   「あらためままして……オッハヨーゴジャイマース!!!!」   

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:ここまで予想して、Mild○mに垢作ってたのか

 

:Twi○chにもアカウントあるのいま確認した

 

:用意周到すぎるだろ

 

:これ想定して動いていたのかよ……!

 

:賢い通り越してもう狡猾だろこんなのさぁ……!

 

:これが横須賀らむねクオリティ! それでこそMAKI!

 

:配信慣れしてるってレベルじゃねえぞ!

 

:ぶっちゃけ、大丈夫なのこれ?

 

:↑やばいかもしんない

 

:↑せっかく大手事務所に入ったんだから、大人しくしようよ

 

:↑このままじゃ、運営に目をつけられちゃうよ?

 

:↑なにがそこまでらむねちゃんをさせるのか……?

 

―――――――

 

 

らむね「ん~~~~? どうやらみなさん不服のご様子ですネ~?」

 

   「まあ、たしかにたしかにSAYINGわかります!」

 

   「こんなことしてたら、運営さんに嫌われちゃいますね」

 

 

   「BADB○Y! BADGI○L! ダメダメデ~ス!」

 

 

   「けどね、私は配信者の未来を見ています」

 

   「これから個人配信者は! VTuberは!」

 

   「もっとも~っと大きな存在になっていく!」

 

 

   「個人が全世界に対して、自分の意見を主張できる」

 

   「社会に対して問題を提起できる」

 

   「VTuberはそんな可能性を秘めた職業なんです……!」

 

 

   「だからなにかに縛られるなんてナンセンス!」

 

   「私は、私の、望むままの、VTuberを貫く!」

 

   「そうみなさんにプロミスしま~~~~す!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:いやいや、そんな、絶対に大変だって……!

 

:いかにもアメリカンな考え方だな! 気に入った!

 

:↑ウチに来てゲーム○ーイしていいぞ!

 

:フロンティア精神!

 

:そこまでVTuberに夢を見れるのも才能だよな……!

 

:どうなんだろう、そんな時代が本当に来るのかな?

 

:↑来るさ! きっと!

 

:らむねちゃんを信じて着いて行くぜ!

 

:彼女ならもしかしたらできるかもしれない……!

 

―――――――

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

ばにら「いやいやいやいや、待って待って待って待って!」

 

   「みんな、なにをそんな本気になってるの!」

 

 

   「やってるのはルール違反もルール違反!」

 

   「運営さんに反旗を翻してるんだよこれ!」

 

   「こんなの褒めちゃダメだよ!」

 

 

   「らむねちゃん! 私たちは企業所属のVTuberなんだから!」

 

   「ちゃんと会社のルールを守らないと……!」

 

 

ずんだ「いや、さんざん私たちも破った後じゃない」

 

   「四期生のデビュー配信の抜け穴を突きまくって」

 

   「それで偉そうに『ルールを守れ』なんて、言えると思ってるの?」

 

ばにら「それは……!」

 

   「ていうか、まさかそれを狙ってオーラスに⁉」

 

ずんだ「この様子だとあながち否定できないわね……」

 

 

   「用意周到な初配信準備」

 

   「挑発的なキャラクター」

 

   「驚くほどのロケットスタート」

 

   「そして、圧倒的なコンテンツ」

 

 

   「こいつ、間違いなく取りに来ている」

 

   「四期生トップだけじゃない、DStarsトップの座まで狙ってるわ」

 

 

かりん「え、そんな……?」

 

   「なにかの間違いだよ! らむちはそんな子じゃないって!」

 

   「短い付き合いだけど、悪い子じゃないって……かりん知ってるもん!」

 

 

ずんだ「けど、現実として、彼女はDStars運営に喧嘩を仕掛けたわ」

 

   「身内だからって笑って済ませられない、大きな喧嘩をね……!」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

らむね「さあ、ということで、配信するサイトも変わったことだし」

 

   「ちょっとまた箸休め的な録画番組を挟みましょうかネ~!」

 

 

   「ということで、今度のコンテンツはこちら」

 

 

うさぎ『出雲うさぎの、大学英語講座ぁ~~~~~~♪』

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

横須賀らむね、完全に運営に対して喧嘩を売り始める。

いや、まあ、ロケットスタートを決めようとしただけなのですが。

キャラ的にこういうロックな子は、やっぱりいろいろ難しいですよね。

きっと理想に燃えているからこそ、そうしちゃうんでしょうけれど……。

 

けど、理想に燃えるだけではなにも成せない。

いろんな人を味方につけることができる、カリスマがあるから成立する芸。

彼女のひたむきさや、本気が伝わってくるからこそ、きっと周りも協力してくれる。

 

強いからこそ言えるのではない、言うからこそ強いのだ。

そういう強さってやっぱり憧れるものがありますよね。

僕も彼女のように強くなりたいものです。

 

さあ、ついに運営に面と向かって挑戦状を叩きつけた横須賀らむね! 彼女はこのままVTuberのトップに躍り出てしまうのか! その頂で待っているのは、この配信を見て大慌てしている陰キャうさぎだぞ! 予想外の所から繰り出された刺客に、ちょっと驚いてしまった読者の方は――ぜひぜひ、応援・評価・フォローよろしくお願いいたします。m(__)m

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