VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第708話 トマト料理を食べに行こう その1

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

御旗楯無   だいさんじ所属VTuber DKVTuber

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

躑躅館咲   だいさんじ所属VTuber トマトが苦手

 

【シチュエーション】

シリアスが続きすぎてちょっとメンタルに不調が来たのでギャグ回です。

番組でトマト料理を食べに行くことになったR.I.Pのメンバー。

しかし、この中に一人、トマトが食べられない奴が……!

いったい誰館さんなのだ……!

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 鏡 「いやあ~夏真っ盛りですねえ、みなさん!」

 

御 旗「なにその配信の入り?」

 

   「夏真っ盛りで始まる配信なんてなかなかないよ」

 

 鏡 「仕方ないじゃないですか、そう言えって台本に書いてあるんだから!」

 

大 洗「まあまあまあ、社長のMCはここからじゃないですか」

 

   「この夏真っ盛りから、どう話を転がしていくのか」

 

   「じっくりと観察させていただきましょうよ……☆」

 

 鏡 「びっくりするくらいハードル上げてくる!」

 

   「観察してないで、会話に入ってきてくださいよ!」

 

躑躅館「まあまあまあ」

 

   「いつもね、社長がMCを回してくれるから」

 

   「この番組も続いているわけでね」

 

   「もっとみんな感謝してあげようよ」

 

 

   「社長、今日はなにするんですか?」

 

   「なにするのか分からないけれど」

 

   「俺は普通に協力しますよ!」

 

   「社長についていきますから!」

 

 

 鏡 「あ、言っちゃいましたね……?(真顔)」

 

躑躅館「…………え?(真顔)」

 

 

 鏡 「と、いうことで! 今日は夏の疲れは食で癒やす!」

 

   「みんなで夏野菜――トマト料理を食べに行こう! です!」

 

二 人「いぇ~~~~~~い!!!!(大はしゃぎ)」

 

 

躑躅館「待って! 待って待って待って待って!」

 

   「どうしてこうなるの! おかしいじゃん!」

 

   「なに、トマト料理を食べに行こうって!」

 

 鏡 「そう、台本に書いてあるので」

 

躑躅館「僕の台本にはなかったんですけど!」

 

   「夏野菜を食べようって書いてあったんですけど!」

 

 鏡 「いや、トマトは夏野菜ですよね」

 

躑躅館「そうだけれども! 夏野菜もいっぱいあるでしょ!」

 

   「なんでよりにもよってトマトなんだよ!」

 

 

【※ 躑躅館さんはトマトが食べられません。お子様でしゅねぇ(ぱるけちゃん)】

 

 

 鏡 「ということでですね」

 

   「本日は久しぶりにこの四人で屋外に出て」

 

   「トマト農場を貸し切って、トマトパーティと行きたいと思います!」

 

二 人「やった~~~~~~!!!!」

 

躑躅館「おい! なんだそのやった~~~~! は!」

 

   「なに喜んでるんだよ! 嫌だって言ってるだろこっちは!」

 

 鏡 「あれ? 躑躅館さん?」

 

   「もしかして、トマト農場になにか深いトラウマが?」

 

躑躅館「農場じゃない! トマトにトラウマがあるの!」

 

   「食べられないって言ってるでしょ! トマトだけはダメなの!」

 

御 旗「いい歳してさあ、トマトごときで騒ぎすぎなんじゃないの?」

 

   「そんな食べられないってことはないでしょ」

 

   「レストラン行ったら、絶対にお皿に載ってくるじゃん」

 

躑躅館「それが嫌なんだよ、本当にさあ」

 

   「全人類がトマト食べられる前提で」

 

   「彩りですみたいに出さないで欲しい」

 

 

   「普通のもミニのも。ぜんぜんありがたくないんだから」 

 

 

 鏡 「あ、これ、だいぶガチに嫌いな奴ですね……」

 

御 旗「これ、放送で流しちゃって大丈夫?」

 

   「全国のトマト農家さんを敵に回すことになりません?」

 

大 洗「まあ、そんな心配するなよ、躑躅館」

 

躑躅館「兄貴!!!!」

 

大 洗「今日はトマトが食べられないお前でも」

 

   「ちゃんと食べられる、本当に美味しいトマトって奴を」

 

   「味わわせてやるからさ……!」

 

躑躅館「そっか! 普通のトマト農園に行くわけじゃないよな!」

 

   「そりゃ外ロケだもの! ちょっといい所に行くよな!」

 

 

 鏡 「あの~、盛り上がっているところ、悪いんですけれど」

 

 

   「トマト畑というか、清水さんところの畑です」

 

 

躑躅館「ダメじゃねえか! K介さんところの畑じゃダメじゃねえか!」

 

   「あの人ガチ農家だけれど! 絶対になにか仕込んでるだろ!」

 

   「むしろ仕込みじゃないと、K介さんの農園は行かないよ!」

 

 鏡 「はい! ということでね! 出発進行!」

 

   「静岡まで、出発ぅ~!」

 

二 人「うぉ~! K介の実家荒らすぞ~!」

 

 

躑躅館「やりたい放題かよ! クソガキしかいねえのかこのグループ!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

だいさんじの方の社長の話に切り替わってわちゃわちゃ回。

いや、ほんと、シリアスネタばっかりで息が詰まっちゃって。

今回の書きやすいこと書きやすいこと。

 

もともと僕は単発ギャグの間合いの人なので、ストーリーものって得意じゃないんですよね。それでなくても、他で作品を動かしていると、そっちと混線しちゃって話が乱れちゃう。なので、ちょっとこの気楽な回で頭を休めさせてください。

 

しかし、仲間の嫌がることに全力になるとは。

だいさんじのメンバーは分かっておるのう。(こういうのもいいよね)

 

ちなみに筆者もトマトは全然ダメです! 大人になっても食べられません! いや、火を通せばいける! あとモスなら大丈夫! あのぐにょっとした感じとつぶつぶ感が、なんというかもう本当に無理なんですよね! トマトにはまったく罪はないし、みんなが好きなのも分かるのですが――無理なもんは無理っていう、この感じが分かっていただける方は、ぜひぜひ応援コメントなどよろしくお願いいたします。m(__)m

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