VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

746 / 813
【宣伝】
「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。」発売中です! 会社帰り・学校帰りにぜひぜひよろしくお願いいたします!m(__)m

○GCN文庫さま 商品ページ
https://gcnovels.jp/book/1872

○メロンブックスさま 通常版(SS付き)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2905033

○ゲーマーズさま 限定版(アクリルプレート)
https://www.gamers.co.jp/pd/10794723/


第724話 コラボ禁止! 緊急対策会議! その6

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

網走ゆき   Dstars零期生 よく炎上する

祇園ちまき  DStars1期生 おまつり女

五十鈴えるふ DStars3期生 和風エルフ

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

高円寺ラム  DStars4期生 悪くない陽キャ

 

【シチュエーション】

ついに出会ってしまったちまきとかりん。

キーボードをしゃぶるorしゃぶらないで論争になり、電話をかけたのが運の尽き。

DStarsのAPEXつよつよ二大巨頭。

二人の遭遇はいったいなにを巻き起こすのか……!

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ちまき『で……ばにらちゃんの背後で、気配を殺してこちらをうかがっている』

 

   『小動物系のかわいこちゃんが、種子島かりんちゃんってことだね?』

 

 

全 員(な……ッ! こいつ、こちらが見えていないはずなのに!)

 

   (なぜかりんちゃんが、ばにらの後ろに隠れていることを!)

 

ちまき『ふふっ、ちまきほどの達人《マスター》ともなるとね』

 

   『音を聞くだけで、その向こうで何が行われているのか』

 

   『手に取るように分かってしまうのさ』

 

ずんだ「…………なんて、VTuberをやる上で、必要ない能力!」

 

ばにら「ずんだ先輩、違います」

 

   「生きて行く上で、必要のない能力ですよ!」

 

えるふ「これは流石に私もさぶいぼ立っちゃったわ」

 

   「ちまき先輩、ガチじゃないですか……」

 

ラ ム「ぺぺぺぺぺい……(怯え)」

 

 

かりん「すごい! 音だけで状況を把握するなんて!」

 

   「ちまきちゃん、APEXの動画見ててもすごいなって思ってたけど!」

 

   「やっぱり状況把握能力がすごいんだ! 納得ぅ~~~~ッ!」

 

 

全 員「こいつ、人のいいところを見つける、天才か⁉」

 

   「自分はぶっちぎりで、フォローのしようがない陰キャなのに⁉」

 

 

ちまき『ほう、新人……たしか、かりんとか言ったな?』

 

 

ばにら「さっき、めっちゃ名前を呼んでたでしょうがよ!」

 

   「なんバニですか、いきなりこの茶番は!」

 

 

かりん「はい! DStars四期生の種子島かりんです!」

 

   「ちまきちゃんと同じでAPEXめっちゃやってます!」

 

   「私もDStarsで、APEXのプレイ配信とか」

 

   「やっていきたいな~って思っていて」

 

   「ちまきちゃんには憧れていました」

 

ちまき『ふっふっふっ……! そうか、このちまきに憧れているのか!』

 

   『気に入ったぞ! かりんちゃん、その名前、しかと覚えた!』

 

   『そしてこれからは親しみとレズ百合熱視線を込めて』

 

   『かりんと呼びすてにしてあげよう!!!!』

 

かりん「ありがとうございます!」

 

 

全 員「ヤベー奴にかりんちゃんが目をつけられちまった!!!!」

 

 

ちまき『まあ、茶番はともかくとしてさ』

 

   『全体チャットを見て、いろいろな話はちまきも把握してるよ』

 

   『ばにらちゃんにしては珍しくやらかしちゃったね』

 

 

   『今回の件はちょっと後輩に迷惑かけちゃってるから』

 

   『私もあんまりどうかと思っちゃったかなぁ』

 

 

   『ばにらちゃん、そういう線引きはしっかりしないと』

 

   『自分一人で責任が取れることなら問題ないけれど』

 

   『周りも巻き込むなら、根回しもちゃんと必要だよ』

 

 

ばにら「……仰る通りで、返す言葉もございません。バニ」

 

ずんだ(なんだかんだで、こいつも正論お化けというか)

 

   (仕事については倫理観がしっかりとした奴なのよねぇ……)

 

 

   (なぜか配信になるとそのあたりぶっ壊れるんだけど)

 

 

ちまき『で、ちまきはなにをしたらいいの?』

 

   『かりん、普通にちまきにとってもかわいい後輩だから』

 

   『いくらでもお世話するのはやぶさかではないよ』

 

 

ばにら「いや、お世話については別に期待はしていないというか」

 

   「今日、電話したのはその話がしたいわけではなくて」

 

   「もっとしょーもないことを尋ねようとしていたバニなんですが」

 

ちまき『しょーもないこと?』

 

 

ばにら「ちまき先輩……」

 

 

   「かりんちゃんの使っているキーボードって、しゃぶりたいですか?」

 

 

ちまき『は? なに言ってんの? 流石にちまきのことバカにしすぎでしょ?』

 

   『しゃぶりたいわけないない! 私の清楚()はキャラ付けでやってんの!』

 

   『レズネタも同じ! リアルとバーチャルを混同しないでくれる!』

 

 

全 員「よ、よかったぁ~~~~!」

 

   「最低限の倫理観は残ってたみたいだ~~~~!」

 

 

ちまき『というか、キーボードしゃぶるくらいなら』

 

   『指をしゃぶった方が圧倒的にコスパよくない?(ガチトーン)』

 

 

全 員「違った、すでに手遅れだった……!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

ちまきちゃん……直接いくタイプであったか……!

変態キャラは数多く出て来ますが、彼女の本物っぷりはヤバいですね。

 

本当に、どこで落とし前をつけるのだろうか、この作者は……!

 

※ 実は地震時の対応の切り抜きなんかを見て、元ネタのまつりちゃんがすごく気遣いのできる女性だというのは知っていて、なんとかそういう部分もフィードバックできるようにとは考えています。すごいですよね、咄嗟にあれが言える人って。こういう時に、僕はけっこうなにもできない人なので素直にすごいと思いました。

 

次回、ようやく話が動き出す! 第二回清楚()大会の全容が明らかに! いや、やるのか本当にそんな大会! やるとして、それにかりんちゃんがどう絡むって言うんだ! 展開が気になる方は――ぜひぜひ応援コメント・評価・フォローなどよろしくお願いいたします。m(__)m

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。