VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第747話 かりんちゃんとKONさん その2

【登場人物】

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

宮古島たると DStars零期生 事務所の絶対的清楚歌姫

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

 

九鬼神子     だいさんじのリーサル・ウエポン 海賊大名系女V

新宿みその    だいさんじレジスタンス 反逆のJKVTuber

 

KON    アオヤン高校助っ人 元VTuber四天王のおきつねおじたん

 

【シチュエーション】

番組収録打ち上げ中。

かりんちゃん、無事に収録は終えられましたが……?

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

かりん(…………どうしよう)

 

   (収録に打ち上げがあるなんて聞いてないよ)

 

   (いや、普通に考えたらあって当たり前なんだけど)

 

   (けどけど、陰キャに突然の打ち上げはしんどい)

 

   (知らない人しかいないじゃん)

 

 

りんご「しかし、みそのさんもよくこんなネタ思いついたね?」

 

   「たけるさんの誘い受けな性格を利用して」

 

   「無理矢理に既成事実《コンビ》を作ってしまうだなんて……」

 

 

   「僕も同じママを持つ者として」

 

   「そしてDStarsの泥棒ネッコとして」

 

   「これは負けていられないぞ~~~~!」

 

 

かりん(こういう時に無性に頼りになる猫先輩は)

 

   (他箱の姉妹VTuberとガイガイしてるし)

 

 

たると「お頭、ご無沙汰してますさぁ」

 

   「最近はコラボができなくてごめんね」

 

   「また、どこかでみんなで歌枠するさ~!」

 

神 子「たるとさん、ご無沙汰していますね」

 

   「いまさんもお元気にしていらっしゃいますか?」

 

 

   「同じVTuber黎明期を駆け抜けた者たち」

 

   「事務所の方針でコラボが難しくなろうとも」

 

   「私たちは戦友と書いて、エタナールフレンズですよ!」

 

 

たると「そ、それはちょっと、ダサい言い方さぁ……(苦笑)」

 

 

かりん(気遣いの鬼のたると先輩も)

 

   (他箱の人への挨拶で急がしそうにしてるし)

 

   (かりんはいったい、誰を頼ればいいのぉ~~~~!)

 

 

   (助けて! ばにらちゃん! ずんさ~~~~ん!)

 

 

KON「…………おや?」

 

   「なんか縮こまってるけれど、お腹の具合でも悪いのかい?」

 

かりん「ひゃいッ⁉(急に直立)」

 

KON「そんなに急に動けるってことは」

 

   「体調が悪いってことはなさそうだね?」

 

かりん「あっ、あっ、あっ……え、えぇっと……!」

 

KON「そんなキョドらなくても大丈夫だよ(おっさんスマイル)」

 

 

かりん「だ……誰でしたっけ?」

 

KON「のじゃぁっ! まず、そこからなのじゃぁッ!」

 

   「KONコン! お狐バ美肉VTuberのKONさんだコン!」

 

かりん「え、けど……おじさんじゃないですか?」

 

KON「バ美肉って意味分かってるコン⁉」

 

かりん「あ、そっか」

 

   「バーチャル美少女受肉おじさん」

 

   「の略称で、バ美肉でしたっけ」

 

KON「そうなのじゃよ~! 大事なのじゃよ~!」

 

   「VTuberの中身がおっさんというのは」

 

   「割とよくあるはなしなのじゃから」

 

   「心してかかるべきなのじゃよ~!」

 

【※ 諸説あります】

 

かりん「えっと、あっと」

 

   「あらためまして、DStars四期生の」

 

   「種子島かりんと申します」

 

KON「…………うん、ご紹介どうも」

 

   「元VTuber四天王のKONです」

 

   「いまはもっぱら引退しちゃって」

 

   「後方腕組み指導おじさんになっちゃってるけどね」

 

 

   「かりんちゃんの噂はかねがね聞いてるよ」

 

   「個人配信者時代も、KMTって名前で頑張っていたよね」

 

 

かりん「え! かりんのこと知ってるんですか!」

 

 

KON「もちろん。僕もこれでもゲーマーだからね」

 

   「今も上手いプレイヤーや、流行のゲームは」

 

   「ちゃんとチェックしているさ」

 

 

   「むしろ、なにを間違ってバ美肉してしまったのか」

 

   「とほほ。妻子いる身だっていうのにさ」

 

   「嫁にも息子にも、こんなことしてるなんて言えないよ」

 

 

かりん「え、妻子持ちなんですか!」

 

   「てっきり寂しい童貞独り身おじさんなのかと……」

 

 

KON「童貞! 童貞は余計なのじゃ! ちゃんと結婚しとるわ!」

 

   「ひと言余計なのは玉に瑕なのじゃよ! 気をつけるのじゃ~!」

 

かりん「す、すみません……」

 

   「やっぱり、かりんみたいな陰キャで社会不適合者が」

 

   「VTuberなんてやってたらダメですよね」

 

 

   「マタヒキコモリニモドロウ……(どんより)」

 

 

KON「そういうネガティブなのもダメなのじゃぁ~ッ!」

 

   「VTuberは人を元気にするお仕事なのじゃ!」

 

   「ヘラってもいい! 休んでもいい!」

 

 

   「けど、みんなを元気にしよう、笑顔にしようっていう」

 

   「エンターテイナー心を忘れちゃいけないのじゃ~~~~ッ!」

 

かりん「エンターテイナーとか」

 

   「かりんにはムリムリのムリなお仕事だよぉ」

 

 

   「ぴぇん」

 

 

KON「あぁ、この娘なんだか心配!」

 

   「とてもじゃないけど、他人の気がしない!」

 

   「とにかく落ち着くのじゃ! 落ち着いて深呼吸なのじゃぁ~ッ!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

バ美肉VTuberいい奴しかいない説。

もとい、オカマ系VTuber人格者説。

一二三さんもKONさんもできた人ですね……。

 

そして、かりんちゃん、ほんとそういうのは直した方がいいよ。

人見知りマックスモードは流石にいかがなものかと。

 

ということで出会ってしまった二人。この出会いがいったいどのようなシナジーを生み出すのか。かりんちゃんとKONさん、彼ら二人はいったいどのような物語を紡いでくれるのか。今後が気になる方は――応援コメント・評価・フォローなどよろしくお願いいたします!m(__)m

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