VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

779 / 805
【宣伝】
GCN文庫さまより「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。2」が5月20日発売予定です。かなり叡智なラブコメですが、もしもご興味ございましたら、ぜひぜひご予約お願いいたします。

○メロンブックスさま 限定版
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=3606150

○ゲーマーズさま 限定版
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10893484/

○Amazonさま
https://www.amazon.co.jp/dp/486716965X

○楽天さま
https://books.rakuten.co.jp/rb/18570733/

○メロンブックスさま
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=3576951

○ゲーマーズさま
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10887523/


第754話 MasterS その3

【登場人物】

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

水無瀬    だいさんじ二大男性V 中性的なお兄さんだが……?

KON    元VTuber四天王のおきつねおじたん……?

ゆの     ぽやぽやした喋り方をする女性

レオン    だいさんじの新人VTuber 声が大きくて元気

 

【シチュエーション】

USO松の自宅からかりん脱出する。

手引きをした「MasterS」はどうもきな臭いが……?

はたして彼女はなんに巻き込まれようとしているのか。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

水無瀬「お待たせぇ~」

 

   「無事に処理してきたよぉ~」

 

 

   「いやぁ、ひさしぶりの拷○だから、勝手がわからなくてさ」

 

   「余計に痛めつけちゃったよね?」

 

 

   「まあ、やりすぎなくらいでアイツはちょうどいいでしょ」

 

 

かりん「やり過ぎたって⁉ ちょっと怪我とかさせてないよね⁉」

 

   「流石にそれしたら、USO松相手でもアウトだよ?」

 

 

水無瀬「大丈夫だよ」

 

   「折ったのは主に精神の方だから」

 

   「肉体的には大丈夫。健康そのものって奴だね」

 

 

   「まあ、もうネットで活動とかはできないと思うけれど」

 

   「これでネットの平和は守られました。めでたしめでたし」

 

 

かりん「めでたしめでたしって……」

 

   「水無瀬さん? いったい貴方たちはなにをしているの?」

 

   「MasterSって、なにを目的にした組織なの?」

 

 

水無瀬「……まあ、それは師匠のところに向かいながら話そうか?」

 

   「レオン。さっそく車を出してくれるかな?」

 

レオン「まかせてくれたまえ、水無瀬くん」

 

   「この僕の愛車――ダイハ○ミラ○ースで」

 

   「みんなを秘密基地までご案内だ」

 

 

   「安心してください! 新免ですよ!(ドヤ)」

 

 

かりん「安心できる要素じゃねえ!!!!」

 

   「免許取り立ての新人の運転じゃねえか!!!!」

 

 

ゆ の「だいじょうぶですよ」

 

   「こころをむにして、めをつむっていれば」

 

   「なんとかのれます」

 

かりん「気絶してるじゃねえか!!!!」

 

   「やめて! 助けてもらっただけで十分だから!」

 

   「これ以上、お世話してもらわなくても大丈夫だから!」

 

水無瀬「そうはいかないさ」

 

   「君はMasterSに関わってしまったんだから」

 

   「口封じ……とは言わないけれど、事情は説明させてもらうよ」

 

かりん(やばい……!)

 

   (なんか助かったと思ったら、またピンチの展開だ)

 

   (けどまあ、よく見たらみんな業界人だし)

 

   (大丈夫なの……か?)

 

レオン「それじゃ出発するよ! みんな、シートベルトは締めたまえ!」

 

   「もしなにかあった時、責任は取りかねるからね!」

 

かりん「なんでだろう、当たり前のことを言ってるはずなのに」

 

   「こんなに不安な気分になってしまうのは……!」

 

ゆ の「かりんさん、ますたーとわたしはなれていますが」

 

   「しゃべらないほうがいいですよ」

 

   「したかんじゃう」

 

水無瀬「そうそう、一方的にこちらが喋らせてもらうから」

 

   「本格的な質問は、師匠の下についてからしよう……」

 

かりん「はい、わかりま……びぁああああああッ!」

 

レオン「ヒャッハーッ! 飛ばすぜぇ! アジトまでひとっ飛びだ!」

 

   「車なのにひとっ飛びって表現が尖っているよね~!」

 

   「なあ、そうは思わないかい、みんな~!」

 

かりん(運転が想像以上に荒っぽい!!!!)

 

   (このレオンって人! 自己陶酔強めな感じだ!)

 

   (…………うぅっ、さっそく酔ってきたかも!)

 

水無瀬「ごめんね、レオンの運転がアレで」

 

   「車の免許持ってるメンバーが、今は彼しかいなくてね」

 

   「師匠も運転できるけれど……」

 

 

   「流石にお忙しい身だから」

 

 

かりん「そ、その師匠って、いったい……?」

 

水無瀬「君も会ったことがある人物だよ」

 

   「ていうか、隠す必要もないよね」

 

 

   「師匠っていうのはKONさんのことさ」

 

 

かりん「KONさん⁉」

 

水無瀬「そう」

 

   「黎明期を駆け抜けた伝説のVTuberであり」

 

   「VTuber技術に精通した技術者でもあり」

 

   「数々のシステム脆弱性を掌握している、生粋のハッカーでもあり」

 

 

   「そして、筋金入りの格闘ゲーマーでもある」

 

 

ゆ の「わたしたちは、そんなますたーにあつめられたせいえい」

 

   「そのなも……」

 

 

三 人「KON MasterS」

 

 

かりん(えぇ……?(困惑))

 

   (なにこれ、だいさんじ内でのユニットってことでいいの?)

 

   (けど、こんな危ないこと所属タレントにはさせないよね?)

 

 

   (ていうかKONさんが師匠? ハッカー? ゲーマー?)

 

   (まあ、たしかにそんなスキル持ってるみたいなこと)

 

   (言ってたような気がしなくもないけれど……!)

 

 

   (こんなバカバカしい話、ちょっと信じられないよ!)    

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

まあ、かりんちゃんを助けに割り込んだ時点で、師匠の正体はお察しですね。

問題はKONさんがなんでこんなことをしているのか。

かりんちゃんを助けたのもそうですが、だいさんじのVTuberをメインで集め、迷惑系VTuberなどに制裁を加えてまで、なにを守ろうとしているのか。

 

これからKONさんがちょっとしたキーキャラクターにはなってきます。

頑張れ天狗! 負けてる場合じゃないぞ!

 

さて、もう気づいた人は、気づいてしまっているかもしれませんが……この物語はいよいよ、ずんだとばにらの過去の因縁に収束していきます。彼女たちがどういう業を背負っているのか。なにを断ち切り、前へと進んでいかなくてはいけないのか。百合小説っぽくなってきたところで――実はそこまで重たい展開にはならないので安心してください。ホッとされた方はぜひぜひ、評価・フォロー・感想などなど、よろしくお願いいたします!m(__)m

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。