VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第766話 滅びの宝剣ラグナロック その7

【登場人物】

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

KON    元VTuber四天王のおきつねおじたん……?

ゆの     ぽやぽやした喋り方をする女性

レオン    だいさんじの新人VTuber 声が大きくて元気

牧野     だいさんじ男性トップVTuber 元ゲーマー

水無瀬    だいさんじ二大男性V 中性的なお兄さんだが……?

カー公    かりんさん大好き 一般人女性ゲーマー

Mr.天狗  天狗のお面を被った変態……のはずだった

 

【シチュエーション】

いよいよMasterS編はクライマックス。

水無瀬が合流したところで、そろそろ解散という空気だが……。

 

これ、かりんちゃんのやらかしは、いったい誰がフォローするの?

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

KON「と、とりあえず」

 

   「USO松の件については、僕からDStarsの社長に」

 

   「説明をしておいてあげるよ」

 

 

   「なのでまあ、きっとかりんちゃんに累が及ぶことはない」

 

   「彼もなんだかんだで、その辺りの事情には理解があるから」

 

   「というか、そういうのをなんとかしたくて事務所を起こしてるから」

 

 

   「安心してかりんちゃん、君は悪くない……!」

 

 

かりん「KONさん……!」

 

 

   「そうかなぁ? また、Bちゃんにグチグチ言われるんじゃないかなぁ?」

 

   「なんだかんだであの人、情状酌量とかしてくれないからなぁ……?」

 

KON「Bちゃんへの信頼感なさすぎないかい?」

 

   「さすがに今回は大丈夫でしょ……たぶん!」

 

牧 野「堅物の事務員さんがいる事務所ってのは大変そうだなぁ」

 

   「その点、うちはお嬢(大草原原シャロン)だから安心よ」

 

水無瀬「シャロンさんはマネージャーでしょ」

 

   「ていうか、そのうち彼女絶対にこっち側になるよね」

 

ゆ の「しゃろんさん、こまってたらすぐたすけてくれる」

 

   「いいひとなんだな。ああいうひとにわたしもなりたい」

 

レオン「シャロンくんね……」

 

 

   「ぶっちゃけ、僕とキャラ被ってて困るんだよね!」

 

   「男か女かってなったら、そりゃ女のVTuberの方が」

 

   「人気は出やすいんだから……頼むからデビューしないで!」

 

   「出ても登録者数とかでマウントとか取らないで!」

 

 

かりん(事務所が変われば事務員も変わる)

 

   (いろいろあるんだなぁ……(小並感))

 

 

カー公「大丈夫ですよ、かりんさま!」

 

   「僕の方からも口添えしますから!」

 

   「なにせ僕の父上は、DStarsの社長のマヴ……!」

 

かりん「お前それ言いたいだけとちゃうんか」

 

牧 野「逆にカー公は、父上のご機嫌を直すのが大変なんじゃねえの?」

 

   「勝手に滅びの宝剣ラグナロックを持ち出したんだからさぁ?」

 

カー公「そ、そうだった……! 完全に忘れてた……!」

 

ゆ の「うかつだねぇ」

 

水無瀬「どうする? もし戻りづらいなら、ウチに泊まっていく?」

 

   「だいさんじの事務所でよかったら、自由に使って構わないよ?」

 

カー公「うぅっ……! けど、逃げてもなにも解決しないし……!」

 

   「けど、優しい父上ならきっと……!」

 

かりん(そっか、私よりカー公の方が大変なんだな)

 

   (私を助けるために、お父さんが大事に隠していた)

 

   (MMORPGのアイテムを持ち出したんだから)

 

 

   (なのに、私の方が逃げ回ってたら、ダメだよね……⁉)

 

 

カー公「どうしよう! そうだ、こんな時に頼りになる……!」

 

かりん「カー公。よかったら、うちの事務所においでよ」

 

   「たぶんBちゃんなら、なにも言わずに預かってくれるって」

 

 

全 員「!?」

 

 

カー公「ほ、本当? かりんさま? DStarsに行ってもいいの?」

 

   「僕、普通にかりんさま以外のVTuberもファンなんだけど?」

 

   「ちまきさんとか、ポン子さんとかに会ったら」

 

   「きっとおおはしゃぎしちゃうと思うよ?」

 

かりん「いや、よりにもよってあの二人なんかい!」

 

   「たしかに二人ともFPS強いけれど!」

 

   「お前のVTuberの推し基準って、FPSなんかい!」

 

 

KON「まあけど、それがいいかもしれないね」

 

   「Mr.天狗も、マヴの手前もあって怒れないと思うし」

 

   「うん、そうしておきなよ」

 

   「僕からもよく伝えておくから」

 

 

かりん「よし、それじゃあ、そういうことで」

 

   「KONさん、あと水無瀬さんたち、お世話になりました」

 

   「このご恩は忘れません」

 

   「けど、危ないことはほどほどにしてくださいね?」

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

Bちゃ「で、のこのこと事務所に帰ってきたってわけですか?」

 

   「そんなわけのわかんない子供まで一緒につれて?」

 

かりん「…………えへへへ」

 

   「Bちゃんも、KONさんから話は聞いてるでしょ?」

 

   「不可抗力! 不可抗力って奴だよ……!」

 

 

Bちゃ「だからって、なんの相談もなしに急に配信に出る奴があるか!」

 

   「心配したんだぞこっちは! ほうれんそうはちゃんとしなさい!」 

 

かりん「ご、ごめんなさ~~~~い!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

KONさんを経由してかかる事情は通達済みのはず。

なのに、Bちゃんの怒髪天は免れない……。

 

やはりBちゃんはDStarsの荒ぶる神。

彼女には社長さえも(本気を出さないと)逆らえないのだった。

 

はいということで、事務所に戻ってきたかりんちゃん。カー公も連れてきたわけですが……当然そこには、あの先輩VTuberもいるわけでして。はたして、彼女たちの邂逅が、どのような事態を招くのか。いよいよ物語が核心に向かって動き出す――といいなぁ? 相変わらず、とぼける気まんまんの作者でございますが、よければ応援・評価・フォローなど、よろしくお願いいたします!m(__)m

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