VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第774話 ずんだよ、お前もAPEXをやらないか? その2

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

渋谷いく   Dstars2期生 陰キャオタ女系VTuber

横須賀らむね DStars4期生 アメリカンネイビーガール

東山ごりら  DStars4期生 幸薄そうな清楚少女

新潟おこめ  DStars零期生 歌ってみた系サイコVTuber

 

【シチュエーション】

聖十字護竜騎士団とMasterSの争いに介入しようとする、らむね・ごりら・おこめの三人娘。しかし、彼女たちの誘いをずんだは全力で拒否するのだった。

なお、いくたんはやる気満々。出たかったんですって。(前に言ってましたね)

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

おこめ「いくたん! おぉ、いくたん! 言ってくれると思ってたぜ!」

 

   「そうだよな出てえよなぁ! 俺たちだって練習してるもんなぁ!」

 

 

   「事務所に用意された枠がひとつだけなら!」

 

   「自分から獲りに行ってやる!」

 

   「それくらいでなくちゃ VTuberは務まらねえぜ!」

 

 

い く「あ、けど、あてぃしいつもソロでやってるから」

 

   「連携とか言われても、ちょっと難しいかも……(スン)」

 

 

ずんだ「チーム戦やるのに致命傷じゃないのよ」

 

   「ほう・れん・そうが終わってる奴が勝てるほど」

 

   「甘い大会じゃないのよ? そこんところ分かってる?」

 

おこめ「ぐだぐだと! 理屈はいいんだよォッ!」

 

   「いくたん――おめえの気持ちはちゃんと、俺の胸に伝わった!」

 

   「陰キャでもいい! ソロマスでもいい! 狂犬でも構わない!」

 

   「そんないくたんを、俺がサポートしてみせるぜ……!」

 

い く「おこめちゃん……!」

 

 

   「あの、急にそんな距離をつめてこられても、困るっていうか」

 

   「まだあてぃし、おこめちゃんのこととかよく知らないし」

 

 

   「ッスー、ハァ、ッスー(陰キャの呼吸虚無の型)」

 

 

おこめ「そんな避けなくてもいいんじゃないカナ⁉」

 

   「おこめちゃんは優しいVTuberだゾ⁉」

 

   「大丈夫⁉ なにがあっても、いくたんをサポートしてあげるヨ!」

 

 

ずんだ「おじさん構文でいくたん追い詰めてんじゃねえ」

 

   「完璧に引いちゃってるじゃないのよ……」

 

い く「あてぃしは草、あてぃしは雑草、あてぃしはぺんぺん草」

 

おこめ「いくた~~~~ん! 信じてくれ、いくた~~~~ん!」

 

ずんだ「まあ、いくが出るのは構わないけれど」

 

   「私は出る気はないからね」

 

   「自分になんのメリットもないのに」

 

   「なんでそんなことをしなくちゃいけないのよ……」

 

 

らむね「メリットならありますよネ~!」

 

   「青葉ずんだ――いいえ()()()()()()!」

 

   「貴女も欲しいんでしょう、滅びの宝剣ラグナロックが……!」

 

 

   「あれを使えば、貴女を陥れた人間に対して復讐できる!」

 

   「貴女のお父さんが秘匿してきた情報にリーチできる!」

 

   「芸能界の闇を! 貴女の無念を! 晴らすことができる!」

 

 

ずんだ「…………」

 

 

らむね「私たちもラグナロックにそんな期待を持って」

 

   「追い求めてきた者たちです……!」

 

   「貴女の気持ちはよくわかります!」

 

ごりら「僕は、うみと別れたあと、交通事故にあって……」

 

   「けど、僕を轢いた犯人は、まだ捕まっていない」

 

 

   「ラグナロックの力を使えば」

 

   「もしかしたら犯人の情報に近づけるかもしれない」

 

   「世話をしてくれたうみには言えてないけれど……」

 

 

   「僕は復讐のためにこの世界にやってきたんだ!」

 

 

ずんだ「……ごりらちゃん」

 

 

おこめ「わざわざアタシのことは説明しなくても知ってるだろ」

 

   「ラグナロックを狙ってるのは――お姉ちゃん(百合営業相手)のためだ」

 

 

   「お姉ちゃんをあんな目に遭わせた奴らを!」

 

   「彼女を利用するだけして捨てた業界の奴らを!」

 

   「アタシたちを消費した奴らを!」

 

 

   「アタシは絶対に許さない!」

 

   「全員きっちり地獄を見せてやる!」

 

 

ずんだ「おこめ、アンタ、まだアイドル時代のことを……!」

 

 

らむね「そして……私はただの愉快犯デース!」

 

   「けれど、ネット上にそんな危険なアイテムがあることを」

 

   「ビーケアフル! とてもバイオレンスだと感じています!」

 

 

   「さあ、ずんださん、もう一度だけ聞きます」

 

   「私たちに協力してくれませんか?」

 

 

   「そうすれば、貴女の願いを叶えてあげます」

 

   「叶えようと思っても叶えられなかった、この世界への復讐を……」

 

 

ばにら「そんなこと、ずんさんがやるわけねーじゃねえの!」

 

   「ばか言ってるんじゃないバニよ! このアホ後輩ども!」

 

 

三 人「か、川崎ばにら⁉」

 

 

ばにら「いや、ずっと一緒にいたバニですよね?」

 

   「なんでそんなに驚くん?」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

気配を殺して(陰キャモード)ずっといたばにらさん。

ほら、登場人物のところにも、ちゃんと名前が書いてあるでしょう。

そういうことです。(雑過ぎる叙述トリック)

 

それはそれとして、三人娘がラグナロックを狙う理由が判明。

割と――重たい話でございましたね。とくにごりらは可哀想すぎる。

けど、復讐はなにも産まないですよ……!

 

次回、ずんだがそんな話に乗るわけもなく、話はそっとお流れに――と思いきや、ここで出てきたのが運の尽き。川崎ばにらにロックオンする三人娘。復讐には興味のないばにらだが、ラグナロックがずんだの過去に何か関係あることを、彼女は知っている。はたして、彼女の決断は――というところで、いつもどおり応援・評価・フォローなど、よろしくお願いいたします!m(__)m

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