VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第791話 社長のラーメン その2

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

 

【シチュエーション】

鏡さん誕生日記念配信凸待ち。

初手、麦畑一二三さん登場。

アンタは大トリだ! 大将戦で私と戦うんだ! と、狼狽える鏡だった。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 鏡 「まあ、来てくれたのは素直に嬉しいですね」

 

   「いつも本当にありがとうございます、一二三さん」

 

一二三「ありがとう。それより、今日はどういうコンセプトなの?」

 

   「ラーメン屋が好きなのは知ってるけれど」

 

   「こんな屋台のステージなんか作って、どうしようっていうの」

 

 

   「みんなデュエル○ィスク(椅子)を構えろ!」

 

   「デュエルスタンバイ!」

 

 

 鏡 「デュエル○ィスクじゃないですからw」

 

   「勝手にデュエルはじめないでくださいw」

 

 

   「えぇ、今日の趣旨としましてはですね」

 

   「お誕生日ということで、凸に来てくれたゲストのみなさんに」

 

   「その人にあったラーメンを出して、おもてなししていこうかな……と!」

 

一二三「自分の誕生日なのに? おもてなしする側が鏡なの?」

 

   「アナタ、そんなことやってるから、このお店が儲からないのよ?」

 

   「いつまで屋台を引いてるつもりなの?」

 

 鏡 「そんな返ししてきます⁉」

 

   「この屋台は、これはこれで味があっていいと思いますけれど⁉」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:流石は一二三さん、開始からさっそくカオスなことにw

 

:引っかき回すなぁw だがそれがいいw

 

:一二三さんの真骨頂よねw

 

:タイマンだと途端に劇場と化すw

 

:某館さんといい、現場の回し方が玄人なんよw

 

:↑ただ、某館さんのボケは空回ってるよね

 

:↑それも含めて奴の魅力さ

 

:いじられであり、ボケであり、徹底したサブである

 

:ひな壇芸人の典型的な見本なんよ

 

:こんな綺麗なひな壇、今時は漫才師でもなかなか見ないってもんですよ

 

:しかし、レギュラー番組はない……w

 

―――――――

 

 

 鏡 「えぇ、ということでですね」

 

   「一二三さんにプレゼントするという前提で」

 

   「ラーメンの方をご用意させていただきました」

 

一二三「あら、嬉しい。鏡くんの手作りぃ~?」

 

 鏡 「まあ、どこからどこまで自前で用意すればいいのかという」

 

   「哲学的問題はありますが、ほぼ手作りと言っていいかと」

 

一二三「麺から打ったの? まさか、市販の袋麺じゃないわよね?」

 

 鏡 「そこは勘弁してくださいよ! そこは市販の麺を使わせてください!」

 

   「それか製麺所にお頼みするとかで!」

 

一二三「ウソウソ、冗談じゃない、焦っちゃって鏡くんてば、かわいい~♪」

 

   「さあ、それじゃどんなラーメンが出てくるのかしら」

 

   「楽しみだなぁ、ラーメン。産まれてはじめて食べるわ」

 

 鏡 「はじめてって、そんなことないでしょう……w」

 

 

   「えぇ、気を取り直しまして」

 

   「いつもお世話になってる一二三さんには、いつまでも元気であって欲しい」

 

   「そういう願いをスープに込めまして、こちら作らせていただきました」

 

 

   「麦がゆラーメンwww」

 

 

一二三「あらぁ♪ 天下一○も真っ青なドロドロスープ! これは濃厚!」

 

   「って、コラ~~~~ッ! 麦がゆやないか~~~~い!」

 

   「粒残ってるやないか~~~~い! そこは漉しなさいよ~~~~!」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:お手本のようなツッコミw

 

:麦wがwゆw

 

:麦畑一二三だからねw 麦は外せないよねw

 

:まさかの社長の方から一二三さんに仕掛けるとはw

 

:社長の麦がゆラーメン、美味しそうナリ……w

 

:どろり濃厚系豚骨と思えば、食えないこともないようなw

 

:麦がゆは流石に無理でしょ

 

:いや! 待つんだ! みんなよく考えろ!

 

:天下○品のラーメンは、ご飯をぶちこむところまで含めて完成されている!

 

:そうか、こってり雑炊!

 

:こってり系のラーメンに、ご飯ぶち込むのはラーメン紳士の嗜み!

 

:むしろ入れないのはラーメンに対する冒涜

 

:ならば最初から入れておけばいい!

 

:逆転の発想!

 

:流石社長! 今日も頭がキレる!

 

―――――――

 

 

 鏡 「ウチは魚介系豚骨でやらせていただいてますので」

 

   「雑炊にしてもいけるんじゃないかなぁと……」

 

 

   「どうですか一二三さん! 美味しいですか!」

 

 

一二三「いや、単純に食べづらい」

 

 

   「ラーメン雑炊はさぁ、そりゃしちゃうけれどさぁ」

 

   「シメとして食べたいよねやっぱり」

 

   「ラーメンと一緒に食べても、ありがたみなんてないわよ」

 

 

 鏡 「ですよねぇ~~~~www」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

麦畑一二三ということでね、麦が入ったラーメンが出てくる。

しかし、麦がゆどろりなラーメンスープが出てくるとは、誰が思っただろうか。

ラーメン通にとって、ラーメン雑炊は鉄板ですが、最初から出す奴があるか。

 

けどちゃんと食べちゃうのが一二三さん。

出された食べ物を粗末にしない。人のよさが出ていますね。

言動と格好はアナーキーだというのに。

 

次回! 麦がゆラーメンで一二三さんをおもてなしした鏡の元に、さらなるラーメンマニアが現れる! この流れで、やって来るのは奴しかいないだろう! また聖十字うんちゃらの連中が集まってしまうのか――展開が気になる方は、ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!

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