VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第800話 社長のラーメン その11

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

リーゼロッテ だいさんじ所属VTuber だいさんじ三連星の一人

LL     だいさんじ所属VTuber エルフの最終決戦兵器

 

【シチュエーション】

だいさんじの二大エルフことLLさんが登場。(もう一人は一二三さん)

エルフワールドを繰り広げて鏡たちを混乱させる。

 

だから一二三さん、出番は終わったでしょう……!

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

L L「はい、ということで、こんばんエルフ~♪」

 

   「だいさんじが誇るエルフ初号機LLお姉さんだぞ~♪」

 

 

   「人間! ラーメン! 食わせろ!」

 

   「ラーメン! はやく! お腹! ペコペコ!」

 

   「ペッコペッコ! ペコペコ! ペコ~~~~ッ!」

 

 

 鏡 「何語なんですか⁉ 百歩譲ってエルフ語じゃないですよね⁉」

 

   「はい、ということで、次のゲストはLLさんです!」

 

一二三「渋いところを持って来たわね」

 

リーゼ「LLさん、人見知りが激しくて」

 

   「あんまりコラボとか出ないのに」

 

   「今日はいったいどういう風の吹き回しなんですか?」

 

L L「あら、リーゼちゃん。言ってくれるわね」

 

   「私だってそりゃVTuberやってそりゃ数年選手ですよ」

 

   「凸待ちの一つ二つ三つ四つくらいでビビったりしませんって」

 

 

   「けど、社長のラーメン自体は、何が出てくるか分かんなくて怖いかな」

 

   「お願いね鏡くん、エルフが食べられるラーメンを出してね?(顔面蒼白)」

 

 

 鏡 「さきほどまでの発言と矛盾してませんか⁉」

 

   「というか、これまでも普通に食べられるのしか出してないですけど⁉」

 

一二三「エルフの舌っていうのはな、繊細なんだ!」

 

   「麦がゆラーメンだの、わさびラーメンだの!」

 

   「エルフの舌を舐めるな! こちとら気合いで完食したんだぞ!」

 

 鏡 「それは本当にすみませんでした!」

 

   「てっきり、喜んで食べてくれているとばっかり!」

 

一二三「まあ、鏡くんの手料理なら、喜んで食べるけれどね」

 

 

   「なんてったって、ワシャ鏡くんのことが大好きじゃからのぉ~~~~ッ!」

 

 

 鏡 「一二三さん!!!!」

 

 

リーゼ「なんだこのノリ」

 

L L「うんうん、今日もかがひふみは輝いてるね! 尊い!」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:一二三さんが鏡さん大好きなのは周知の事実

 

:かがひふみてぇてぇ

 

:鏡くんと御城くんの配信には、すぐ駆けつけるもんな

 

:これには鹿子さんもニッコリ

 

:鹿子さんはショタにしか反応しないだろ

 

【スパチャ 1万円: いいえ。そんなことはありません。子供の頃から手塩にかけて育てていたわんぱくボーイが成長し、凜々しいビジネスパーソンになったことに感慨を覚えつつも、彼からの熱烈なアプローチに困惑する悠久の時を生きるエルフ(♂)とか、VTuber界隈でしか見られない尊みです】

 

:鹿子さんwwww 見てたんかいwwww

 

:【悲報】鹿子お姉さん、同僚のカップリングに沼っている模様

 

:とんでもない奴に捕捉されちまってるぞ

 

:鹿子さん、かがひふみの薄い本、期待しております

 

:ていうか、鹿子さん的には、御城くんが混ざるのはどうなの?

 

:↑おいやめろ、藪蛇になるだろ

 

:↑御城を巻き込んであげるなwww

 

:↑なんも思ってないだろwww

 

:↑このチャットでは他のVTuberの話題は禁止なんですよ

 

【スパチャ 1万円: そんな手塩にかけて育てたショタを横からかっさらっていきつつ、自分に対してもモーションをかけてくる、近所のガキがでっかくなったポジションとして、御城くんにも相当なポテンシャルを感じています。ずばり、たてひふみですね! 攻めはたてるさんに間違いない! 興奮してきました!】

 

:なんてこったwww

 

:鹿子先生の、今度出す薄い本が決まりましたwww

 

:同期に燃えすぎ

 

―――――――

 

 

一二三「ちょっとちょっと! 変なことで盛り上がらないで!」

 

   「今大事なのは、LLちゃんのラーメンについてでしょ?」

 

   「もー、隙も暇もあったもんじゃないわね!」

 

L L「鹿子さん見てる~? かがひふみ堪能させてもらってま~す!」

 

一二三「LLちゃんも! なに煽ってるの!」

 

   「そういうことしたら、あの娘が来ちゃうでしょ!」

 

   「ただでさえそういうことにはフッ軽なんだから!」

 

 鏡 「えぇ、私と一二三さんのことで、盛り上がってくれているところ」

 

   「まことに恐縮で申し訳ないんですけれども……」

 

   「そろそろラーメンの話に持って行って大丈夫ですかね?」

 

二 人「あぁ、どうぞどうぞ! すみません、騒がしくしちゃって!」

 

 

 鏡 「えぇ、LLさんといえば高貴なる森のエルフ」

 

   「森に生き、自然を愛し、草花と共に生きているわけですね」

 

L L「まあ、そういうことになっちゃうかしら」

 

   「やだちょっと鏡くんてば、褒めすぎなんじゃないかしら」

 

   「ここからどんなラーメンが出てくるか、怖いんですけれど」

 

 鏡 「ということで、大自然の息吹が感じられる」

 

   「そんなラーメンに仕上げてみました」

 

   「題して『もやしのチョモランマ』ラーメンです」

 

 

つ【モヤシマシマシ食用菊トッピング】

 

 

L L「○郎じゃねぇか! もしくは○野郎!」

 

   「なにが大自然だ! ふざけんじゃねぇ~~~~ッ!」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

LLさんになにを食べさせるか、これが一番難しい。

自然を愛するエルフというキャラクターしかない彼女。

 

エルフってなにを食うんだという発想から、ヤサイマシマシにたどり着いた鏡くんなのでした。ううん、その分析力は社長をやらせるのには不安だぞ?

 

飛び出してきた『もやしのチョモランマ』。はたして、LLさんはこれを食べきることができるのか。いや、その辺りは本編のくだりに関係ないから、サクッと済ませるんじゃないですかね? とはいえこの話が、リハビリ&引き延ばし回だというのを忘れて貰っては困る! 食べるのか、食べないのか、気になる方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!

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