VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第801話 社長のラーメン その12

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

リーゼロッテ だいさんじ所属VTuber だいさんじ三連星の一人

LL     だいさんじ所属VTuber エルフの最終決戦兵器

 

【シチュエーション】

大自然と共に生きるエルフの一族。

そんな彼らの口にラーメンなんて合うのか。彼らがラーメンなんて食えるのか。

社長は考えに考えた、彼らが食べられるオーガニックなラーメンを作りたいと。

 

そしてたどり着いたのはやっぱり――二○だった。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 鏡 「まあ、○郎系と違って、こちらはただの魚介系豚骨ラーメンに」

 

   「茹でたもやしとキャベツを山盛りにしただけの一品ですので」

 

   「どうか気にせずお食べになっていただけたらなと」

 

L L「気にせずお食べできるビジュアルじゃないんですけど⁉」

 

   「えぇ、やだ、ちょっと⁉ 本格的すぎない⁉」

 

   「乙女の胃袋をなんだと思ってるの⁉」

 

 鏡 「あと、さりげなく食用菊の方を添えさせていただきました」

 

   「やっぱり女性に召し上がっていただくからには」

 

   「彩りなんかに配慮しなくてはな……と、思いまして」

 

L L「いらない配慮ぉ~! そんなんで美味しくなるわけないでしょ~!」

 

一二三「あれ、けどLLちゃん、たしかお花を食べて生きてるって」

 

   「だいさんじ非公式Wikiに書いてあったわよ?」

 

L L「口から出任せで出た嘘を、非公式Wikiにまとめるなぁ~!」

 

   「エルフだけど食生活は割と人間と変わらないわよぉ~!」

 

   「やよ○軒でチキン南蛮たのむ程度の食生活レベルよぉ~!」

 

 

リーゼ「わかる~~~~!(超頷き)」

 

一二三「リーゼは分かっちゃダメでしょ、王族なんだから」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:二○系は草www というか菊www

 

:いつもLLちゃん、マイクラでお花を食べてるから

 

:お花大好き系VTuberなんて自称したばっかりに

 

:エルフは草食だからね、仕方ないね

 

:けど、魚介系豚骨の時点で、もうすでに草食でもなんでもないような

 

:よく考えろ、まずヌードルは小麦でできているだろう?

 

:↑アメリカ人の奴やんけ

 

:↑スープはどうやって言い逃れする気なんだ

 

:↑化学調味料? いや、ソイミートかもしれない?

 

:↑ミソラーメンでは?

 

:↑醤油だって大豆からできとるやろがい!w

 

:まあ、なんとでも言えるよな

 

:そうかラーメンって健康的な料理だったんだなぁ……!

 

:けど、絶対にエルフに適した料理じゃないと思うのw

 

:それはそうw

 

―――――――

 

 

一二三「LLちゃん、大丈夫よ。こういう時にどうすればいいか」

 

   「鏡に連れ回されて、都会のラーメン屋をはしごしている」

 

   「この麦畑一二三に秘策あり~~~~ッ!」

 

L L「本当! 流石一二三ちゃん、頼もしいわ!」

 

一二三「まず、二○系ラーメン店に入ったら、麺がのびないように注意すること」

 

   「麺の処理を適切にするだけで、二○との勝敗というのは決まるわ……!」

 

L L「嘘でしょ! ラーメンに勝敗とかあったの!」

 

一二三「さあ、箸をどんぶりの下まで突っ込んで!」

 

   「そこからひっくり返すように、麺を上にもってくるのよ!」

 

 

   「奥義! 天地返しぃいいいいいッ!(絶叫)」

 

 

L L「うぉおおおッ! 天地返しぃいいいいいッ!(絶叫)」

 

 

リーゼ「ノリノリじゃないですかLLさん」

 

 鏡 「一二三さんと組むとエルフシナジーが出ますからね」

 

   「いやあしかし、LLさんの天地返しが見られるとは」

 

   「二○系でお出しして、間違いありませんでした……!(満足)」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:LLさん、ついに天地返しを覚えるw

 

:ラーメン二郎に行くための基本テクニックだからな

 

:これでお頭と一緒にラーメンレポができるね!

 

:お頭と一緒に一蘭いくLLさん、見てみたいナリ……!

 

:しかし、世の中は無常。天地返ししても、量は変わらない。

 

:麺がスープを吸った方が、逆に食べやすいまである。

 

:スープまで飲む人には、返さない方が楽だったりするのあるよね

 

:○郎道とは辛く険しいものなのだ……!

 

:まあけど、チョモランマと言った割には、普通の半分くらいよね

 

:そこは社長の優しさ

 

:この二○系ラーメンの半分は、社長の優しさでできています(見えない)

 

:ネタで食わすようなラーメンじゃないんよ

 

:お残しは許されないからな

 

:そう、○郎は貧乏学生のためのラーメン お遊びじゃないんだ

 

―――――――

 

 

L L「あ、普通に野菜多めのラーメンってだけで、ちゃんと食べられる」

 

   「むしろ、豚骨の濃い味を、野菜が中和してくれて助かるまである」

 

 鏡 「的確な食レポありがとうございます」

 

L L「食わず嫌いってよくないわね」

 

   「こんなに美味しいなら、今度私も本家の○郎に行こうかしら」

 

 鏡 「それはLLさん、待ってください」

 

   「もうちょっと胃袋を鍛えてからの方がよろしいかと」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

○郎は食べ物! 粗末な食べ方をしちゃダメ!

映える料理ではありますが、ちゃんと完食する意識を持って挑みましょう!

無理だと思ったら小盛りにすること! お兄さんとの約束だ!

 

なお、筆者は地方住みなので、二○系しか普段は食べられない模様。(しろめ)

本場はもっとすごいんだろうな。(実は一度だけ食べたことがあります)

 

ということで、LLさん無事に山盛りもやしとキャベツの魚介豚骨ラーメンを完食する。一二三さんのフォローとかが功を奏しましたね。というところで、そろそろ巻きに入りたいのですが。やっぱりそろそろ、新しい風を感じたいですよね? オチに向けての布石を感じた方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!

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