VTuberなんだけど百合営業することになった。 作:kattern@GCN文庫5/20新刊
GCN文庫さまより「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。2」が5月20日発売予定です。かなり叡智なラブコメですが、もしもご興味ございましたら、ぜひぜひご予約お願いいたします。
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【登場人物】
鏡 だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber
麦畑一二三 だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ
大洗湊斗 だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber
リーゼロッテ だいさんじ所属VTuber だいさんじ三連星の一人
LL だいさんじ所属VTuber エルフの最終決戦兵器
【シチュエーション】
大自然と共に生きるエルフの一族。
そんな彼らの口にラーメンなんて合うのか。彼らがラーメンなんて食えるのか。
社長は考えに考えた、彼らが食べられるオーガニックなラーメンを作りたいと。
そしてたどり着いたのはやっぱり――二○だった。
◇ ◇ ◇ ◇
鏡 「まあ、○郎系と違って、こちらはただの魚介系豚骨ラーメンに」
「茹でたもやしとキャベツを山盛りにしただけの一品ですので」
「どうか気にせずお食べになっていただけたらなと」
L L「気にせずお食べできるビジュアルじゃないんですけど⁉」
「えぇ、やだ、ちょっと⁉ 本格的すぎない⁉」
「乙女の胃袋をなんだと思ってるの⁉」
鏡 「あと、さりげなく食用菊の方を添えさせていただきました」
「やっぱり女性に召し上がっていただくからには」
「彩りなんかに配慮しなくてはな……と、思いまして」
L L「いらない配慮ぉ~! そんなんで美味しくなるわけないでしょ~!」
一二三「あれ、けどLLちゃん、たしかお花を食べて生きてるって」
「だいさんじ非公式Wikiに書いてあったわよ?」
L L「口から出任せで出た嘘を、非公式Wikiにまとめるなぁ~!」
「エルフだけど食生活は割と人間と変わらないわよぉ~!」
「やよ○軒でチキン南蛮たのむ程度の食生活レベルよぉ~!」
リーゼ「わかる~~~~!(超頷き)」
一二三「リーゼは分かっちゃダメでしょ、王族なんだから」
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コメント欄
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:二○系は草www というか菊www
:いつもLLちゃん、マイクラでお花を食べてるから
:お花大好き系VTuberなんて自称したばっかりに
:エルフは草食だからね、仕方ないね
:けど、魚介系豚骨の時点で、もうすでに草食でもなんでもないような
:よく考えろ、まずヌードルは小麦でできているだろう?
:↑アメリカ人の奴やんけ
:↑スープはどうやって言い逃れする気なんだ
:↑化学調味料? いや、ソイミートかもしれない?
:↑ミソラーメンでは?
:↑醤油だって大豆からできとるやろがい!w
:まあ、なんとでも言えるよな
:そうかラーメンって健康的な料理だったんだなぁ……!
:けど、絶対にエルフに適した料理じゃないと思うのw
:それはそうw
―――――――
一二三「LLちゃん、大丈夫よ。こういう時にどうすればいいか」
「鏡に連れ回されて、都会のラーメン屋をはしごしている」
「この麦畑一二三に秘策あり~~~~ッ!」
L L「本当! 流石一二三ちゃん、頼もしいわ!」
一二三「まず、二○系ラーメン店に入ったら、麺がのびないように注意すること」
「麺の処理を適切にするだけで、二○との勝敗というのは決まるわ……!」
L L「嘘でしょ! ラーメンに勝敗とかあったの!」
一二三「さあ、箸をどんぶりの下まで突っ込んで!」
「そこからひっくり返すように、麺を上にもってくるのよ!」
「奥義! 天地返しぃいいいいいッ!(絶叫)」
L L「うぉおおおッ! 天地返しぃいいいいいッ!(絶叫)」
リーゼ「ノリノリじゃないですかLLさん」
鏡 「一二三さんと組むとエルフシナジーが出ますからね」
「いやあしかし、LLさんの天地返しが見られるとは」
「二○系でお出しして、間違いありませんでした……!(満足)」
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コメント欄
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:LLさん、ついに天地返しを覚えるw
:ラーメン二郎に行くための基本テクニックだからな
:これでお頭と一緒にラーメンレポができるね!
:お頭と一緒に一蘭いくLLさん、見てみたいナリ……!
:しかし、世の中は無常。天地返ししても、量は変わらない。
:麺がスープを吸った方が、逆に食べやすいまである。
:スープまで飲む人には、返さない方が楽だったりするのあるよね
:○郎道とは辛く険しいものなのだ……!
:まあけど、チョモランマと言った割には、普通の半分くらいよね
:そこは社長の優しさ
:この二○系ラーメンの半分は、社長の優しさでできています(見えない)
:ネタで食わすようなラーメンじゃないんよ
:お残しは許されないからな
:そう、○郎は貧乏学生のためのラーメン お遊びじゃないんだ
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L L「あ、普通に野菜多めのラーメンってだけで、ちゃんと食べられる」
「むしろ、豚骨の濃い味を、野菜が中和してくれて助かるまである」
鏡 「的確な食レポありがとうございます」
L L「食わず嫌いってよくないわね」
「こんなに美味しいなら、今度私も本家の○郎に行こうかしら」
鏡 「それはLLさん、待ってください」
「もうちょっと胃袋を鍛えてからの方がよろしいかと」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
○郎は食べ物! 粗末な食べ方をしちゃダメ!
映える料理ではありますが、ちゃんと完食する意識を持って挑みましょう!
無理だと思ったら小盛りにすること! お兄さんとの約束だ!
なお、筆者は地方住みなので、二○系しか普段は食べられない模様。(しろめ)
本場はもっとすごいんだろうな。(実は一度だけ食べたことがあります)
ということで、LLさん無事に山盛りもやしとキャベツの魚介豚骨ラーメンを完食する。一二三さんのフォローとかが功を奏しましたね。というところで、そろそろ巻きに入りたいのですが。やっぱりそろそろ、新しい風を感じたいですよね? オチに向けての布石を感じた方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!