VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

826 / 874
【宣伝】
GCN文庫さまより「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。2」が5月20日発売予定です。かなり叡智なラブコメですが、もしもご興味ございましたら、ぜひぜひご予約お願いいたします。

○メロンブックスさま 限定版
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=3606150

○ゲーマーズさま 限定版
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10893484/

○Amazonさま
https://www.amazon.co.jp/dp/486716965X

○楽天さま
https://books.rakuten.co.jp/rb/18570733/

○メロンブックスさま
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=3576951

○ゲーマーズさま
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10887523/


第802話 社長のラーメン その13

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

リーゼロッテ だいさんじ所属VTuber だいさんじ三連星の一人

LL     だいさんじ所属VTuber エルフの最終決戦兵器

 

【シチュエーション】

なんかいい感じに繁盛している鏡さんのラーメン屋。

しかし、そこにあろうことか、奴の魔の手が忍び寄ろうとしていた。

だいさんじで今最も勢いがある、あの新人女性VTuberの魔の手が。

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ののみ「へい、大将! やってるゥ~!(巻き舌)」

 

一二三「うぉ! いきなりぬるっと入ってきた!」

 

リーゼ「ちょっと待って、こんななんのフリもなく急に入ってきていいの」

 

L L「ちょっとのんちゃん、ダメでしょう」

 

   「鏡くんと、一二三ちゃんが、ワチャワチャ前振りしてから」

 

   「ちゃんと入って来なくっちゃ」

 

ののみ「えぇ~? ここって、屋台なのにルール五月蠅い店なんですか~?」

 

   「お子様お断りとか、ドアノブに貼ってる系ラーメン屋さんなんですか~?」

 

 

   「別にそれが悪いとは言いませんけれど」

 

   「なんというかそういうのって、入る前から身構えちゃって」

 

   「ラーメン自体に集中できないみたいに思うんですよねぇ~」

 

 

   「本当にラーメンにこだわりがあるなら、間口はドンと広げないと」

 

   「あ、けど、ぐる○びにカジュアルに低評価入れていく奴ら」

 

 

   「お前は、○す(デデン!)」

 

 

 鏡 「畳みかけるようにボケ倒してくれる!」

 

   「登場からテンションマックスじゃないですか!」

 

 

   「というわけで次のゲストの方はこちら!」

 

 

ののみ「こんにちは! だいさんじバーチャル・タレント・アカデミー!」

 

   「一期生のぉ~~~~! 犬神ののみたんだぉ~~~~~~!」

 

 

   「のんたんはうまれたばかりのVTuber」

 

   「応援してくださいね☆」

 

 

一二三「うむ、コピペと見まごう見事な挨拶」

 

   「今日もできておる喃」

 

リーゼ「のんちゃん、まだ本所属じゃないのに気合い入りすぎでしょ」

 

L L「前のめりなのはいいことよね」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:おっと⁉ ののみ、ののみじゃないか⁉

 

:VTAって、正式所属の配信者と絡んでよかったんだっけ⁉

 

:まだ研修中ってことになってて、正式所属じゃないんだよね?

 

:けどまあ、ののみはそのうちデビューするでしょ

 

:VTAメンバーの中でも一個抜けてる

 

:とはいえ、優等生って感じが否めないからなぁ

 

:もっと弾けて行って欲しい

 

:それだけのポテンシャルはある

 

:あるからここに来てるってワケ

 

:なんにしても社長、よくこいつを拾って来た

 

:この中盤でいっきに面白くなってきたじゃないの……!

 

―――――――

 

 

ののみ「なんですか! ここはラーメン屋じゃないんですか!」

 

   「だったら仕事帰りに、サラリーマンがふら~っとやって来るのが!」

 

   「そこは当たり前田さんちのクラッカーってもんでしょうが!」

 

   「なにか間違ったこと言ってます~!」

 

 鏡 「なにも間違ってない! 間違っていないんですが!」

 

   「すみませんののみさん! 昭和往年のギャグをいきなり差し込まないで!」

 

   「流れ弾でLLさんが過呼吸起こしてるから!」

 

L L「ひっ、ひーっ、ひひっ、ふひーっ!」

 

   「当たりw前田さんちwのwクラッカーってwww」

 

一二三「ののみ~~~~!」

 

   「てめえ、それが先輩VTuberにやることかぁ~~~~!」

 

   「お前の血は何色だぁ~~~~ッ!」

 

ののみ「知らないですやん! LLさんが勝手にツボっただけですやん!」

 

   「知らない! アタシ悪くない! なんも悪くないですから!」

 

リーゼ「のんちゃんサイテー! 先輩にそんなことするんだ!」

 

   「私、のんちゃんのことは期待してたのに……!」

 

ののみ「リーゼさんまで! なんでこんな昭和のギャグで弄られるんや!」

 

   「ワイは、ワイはただ、その場ののりで適当を言っただけで!」

 

   「うわぁ~ん! 先輩たちが厳しすぎるンゴ~!」

 

   「許してクレメンス~~~~!」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:うむ、見事な猛虎弁!

 

:一二三さんもリーゼちゃんも、分かってて弄ってるやろw

 

:打てば響くのがののみのいいところよ

 

:VTA期待のエースだけはある

 

:こうして社長の配信にもおよばれしたし、そろそろデビューかな?

 

:一期生も二期生も満員だし、そろそろいいよね

 

:いったいどんな感じでデビューするんだろう(わくわく)

 

:DStarsみたいに五人組でセット売りかな?

 

:うーん、最初のデビュー組なんだから、もうひとひねり欲しいかも

 

:彼女が堂々とこの面子と絡める日が待ち遠しいんじゃよ

 

:よいVTuberをそだてた、それだけだいさんじには価値がある

 

:ほんと、一から配信者育てるとか、真面目な事務所だわよ

 

―――――――

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

社長のフリなくして、いきなり突っ込んでくる暴走特急!

そう、まだ正式な契約タレントではないが、異質な才能を持て余している女!

VTA所属の犬神ののみがここで参戦です!

 

それはそれとして、ちゃんと後進を育てようって取り組み、本当に凄いですよね。

こういう次の世代に繋げて行こうっていう意思は素直に尊敬したい。

がんばれVTuber業界! もっともっと大きくなっていけ……!

 

はい、ということでののみさんが出てきたワケですが。猛虎キャラ以外は、特筆するべき特徴がない彼女に、いったい鏡さんは何を食べさせるのか。そして、この布石がいったい、どのような悲劇へと繋がっていくのか。着々とスタンバイをしている、この後のメンバーのことに思いを巡らせた読者の方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。