VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第803話 社長のラーメン その14

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

リーゼロッテ だいさんじ所属VTuber だいさんじ三連星の一人

LL     だいさんじ所属VTuber エルフの最終決戦兵器

犬神ののみ  だいさんじVTA所属 クソ雑魚ゲーム配信者

 

【シチュエーション】

だいさんじVTA(訓練生)までお店にやってくる。

いま一番、訓練生でアツい女の犬神ののみ、ついに参戦。

しかしこれが悲劇の布石だとは、誰もまだ気づいていないのだった。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ののみ「ということで、大将! アタシにオススメのラーメンはなんですか!」

 

   「作ってくれているんでしょう! この犬神ののみにぴったりな!」

 

   「激映え自作ラーメンを!」

 

 鏡 「いやぁ~! 一二三さんから『犬神はいいぞ、打てば響く』と」

 

   「常日頃から聞かされていましたが、まさかこれほどとは!」

 

   「シームレスな導入ありがとうございます!」

 

一二三「けれども鏡くん? ののみはまだデビューしたての新人」

 

   「キャラも立っていない彼女に対して」

 

   「いったいどんなラーメンを用意してきたというの?」

 

 

   「まさか、これまでの流れを無視して」

 

   「ただのゲテモノラーメンを食べさせる気じゃないでしょうね?」

 

 

 鏡 「その辺りは抜かりなく!」

 

   「私も、犬神さんの動画については、よく研究させていただいています」

 

   「まだデビューもしていないというのに、ゲーム選びのセンスがいい」

 

 

   「黒神話:○空って知ってる?」

 

 

ののみ「え、やだ! うそ! 見てくださってたんですか!」

 

   「あれ面白いですよね!」

 

 鏡 「面白い面白い! 貴方、アレを見つけるんだからたいしたものだ!」

 

 

一二三「ふむ、鏡が認める【ゲームセンス◎】と来たか」

 

   「となるとゲーム関連のラーメンということですな」

 

リーゼ「それって版権周り大丈夫なんですかね?」

 

L L「大丈夫よリーゼちゃん! 事務所の力を信じましょう!」

 

   「多少無茶やらかしても、きっと事務所がもみ消してくれるわ!」

 

 

   「世界的なゲーム企業相手に失礼やらかさない限り!」

 

 

 鏡 「ということで、ご用意させていただきました」

 

   「犬神ののみさま向けのラーメンはこちら!!!!」

 

 

   「ヘタクソマ○オラーメンです!!!!」

 

 

全 員「アカーン!!!! 絶対にアカン奴や!!!!」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:ヘタクソwマ○オwラーメンw

 

:のんちゃんのゲームが下手って言いたいのかよぉッ!(その通りなんだなw)

 

:癖になる下手さとはよく言ったもの

 

:マ○オクリアにここまで沼れるのは才能

 

:たてるさんも、よくこんなのを弟子に取ったよ

 

:無理矢理弟子入りした感はあるよな

 

:懐かしいナリねぇ、マ○オクリア耐久

 

:ドン○ーも大変だったもんなwww

 

:ゲームが下手でこんなに面白いのは、たしかに犬神の才能のひとつ

 

:だからってこれはかわいそうだよw

 

:お前これ誹謗中傷レベルだぞw

 

―――――――

 

 

ののみ「ひどい! たしかにマ○オクリアで沼りましたけど!」

 

   「そんな弄り方しなくたっていいじゃないですか!」

 

   「鏡さんってば、人の心がないんですか!」

 

 

 鏡 「ちなみに、これを制作するにあたって」

 

   「師匠のたてるさんにもアドバイスをいただきました」

 

 

ののみ「ならなんも言えねーわ。師匠が良いって言ったなら」

 

   「アタシ、師匠には逆らえない身の上なのよね……!」

 

 

リーゼ「体育会系だな! たてるさんスパルタすぎません!」

 

一二三「たてるはレトロゲームに命を捧げたVTuber」

 

   「それ故に、同じレトロゲームの土俵に上がろうとする者に対して」

 

   「どうしても手加減をすることができないのだ」

 

 

   「分かってやってくれリーゼ」

 

   「誰も、好き好んで厳しくしているわけじゃないんだよ」

 

 

L L「けど、たてるさん監修なら、そんな変なラーメンは出て来ないんじゃ」

 

 

 鏡 「あと、御城と御旗繋がりで、御旗さんにもアドバイスをもらいました」

 

 

三 人「終わった。御旗くんはヤバい……!」

 

 

ののみ「ちょっと待って! 手! 手が出てる!」

 

   「なんかラーメンから緑色の手が出てるんですけど!」

 

   「いや、ちょっと、このビジュアルは怒られません⁉」

 

   「マ○オさんに怒られちゃいますよ!」

 

   「たすけて高橋○人!」

 

 

 鏡 「大丈夫ですって。ちゃんと食べられる食材で作りましたから……」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:緑色の手が出てるwww

 

:ほんとにゲテモノ料理出てきたwww

 

:のんちゃんだけガチ目のバラエティになってるwww

 

:高○名人に助けを求めるなwww

 

:さあ、面白くなってまいりましたよwww

 

:こういう罰ゲーム的な扱いにもチャレンジできるのがののみの強さwww

 

:のんちゃん、強く生きて……!www

 

―――――――

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

一二三さん、鏡くん、たてるの三人から強い薫陶を受けているののみちゃん。

これくらいのバラエティのノリ、彼女ならだいさんじ魂で乗り越えられる。

そう思ったからの亀の手みたいなものが入ったラーメン。

 

さすがにやり過ぎなのでは?(しろめ)

 

とはいえ、この展開は元ネタを知っている人ならば、ある程度はオチに予想が着くんじゃないかなと。世の中には、人の思いもよらない美食というものが、まだまだあるものでございますね。ということで、阿鼻叫喚のマ○オラーメンを、ののみちゃんが食べられるか気になる方は――ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!

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