VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第804話 社長のラーメン その15

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

リーゼロッテ だいさんじ所属VTuber だいさんじ三連星の一人

LL     だいさんじ所属VTuber エルフの最終決戦兵器

犬神ののみ  だいさんじVTA所属 クソ雑魚ゲーム配信者

 

【シチュエーション】

恐怖マ○オラーメン! ここにきて一番のゲテモノ料理を繰り出す鏡くん!

新人でも容赦はしない! これがだいさんじの洗礼なのだ!

そしてこんなラーメン作って大丈夫なのか! 怒られないかい、鏡くん!

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 鏡 「まあ、マ○オラーメンとはなんぞやということで」

 

   「多くのリスナーさんが不思議に思っていると思うんですよ」

 

ののみ「当たり前でしょ! 亀! 亀が入ってる!」

 

   「たしかにマ○オに亀は出てくるけれども!」

 

   「実際に入れることないじゃないですか!」

 

 

   「ゲテモノ食肉レポなんて! 昭和のバラエティですよ!」

 

 

一二三「そう、昭和のバラエティ!」

 

   「正確に言うと、昭和生まれの人たちが経験してきたバラエティ!」

 

   「それを忠実にやっていくのがだいさんじなの!」

 

L L「ある特定の世代に対して、ピンポイントでぶっささるネタをやる」

 

   「そういうマーケットインで、だいさんじはここまで大きくなったのよ」

 

リーゼ「でないと大盛りわさび寿司なんて、テレビで出ないようなネタ」

 

   「公式の記念番組とかでやったりしませんからね……!」

 

 

ののみ「けど、ゲテモノ食はそこまで人気のあるネタじゃないでしょ!」

 

   「やだぁッ! はじめて食べる爬虫類が、カメさんだなんて!」

 

   「ノコノ○! お前、こんなラーメンになっちまうだなんてぇ……!」

 

 

 鏡 「ボケることができるということは、まだまだ余裕そうですね(笑顔)」

 

 

ののみ「ないわ! 社長、アンタには人の心がないんか!」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:これはののみのトラウマになっちまうかもしれないな

 

:ただでさえマ○オ耐久がトラウマになってるのに……w

 

:カメさんが可哀想ナリよ

 

:↑ののみじゃないんかいw

 

:たてるさん監修とはいえ、この料理は相当ヤバい気が

 

:まあ、まずは社長の説明を聞いてから、そういうのは言おうぜ

 

:そうだぜ! いままでだって、食べられる料理を出してきたんだ!

 

:今回だって食べられるかもしれない!

 

:たぶん……!

 

―――――――

 

 

 鏡 「えぇ、まずはマ○オと言ったらキノコですよね?」

 

   「敵も味方もキノコキノコキノコ……」

 

 

   「ということで、キノコをこれこのとおり、ラーメンにドーン!」

 

 

ののみ「うわぁ~~~~ッ! そんな、大量のきのこが!」

 

   「しめじ! マッシュルーム! 赤いキノコ! 緑のキノコ!」

 

   「絶対にこれ、毒があるやつですやーん!」

 

 鏡 「安心してください! ののみさん!」

 

   「合成着色料で着色しただけで、毒はありません!」

 

   「安心してお食べください!」

 

ののみ「嫌じゃ~~~~ッ! なんでこんなカラフルキノコラーメン!」

 

   「だいたいラーメンにキノコって合うはずないじゃないですか~~~~ッ!」

 

一二三「そんなこと! やってみないとわからないじゃないか!」

 

   「メンマだって入れてみたら美味しかったんだ!」

 

   「キノコだって入れたら美味しいかもしれないだろ!」

 

ののみ「なんで一二三さんがキレてるんですか~~~~ッ!」

 

一二三「キノコどもに失礼だろうが! 犬神、謝れ!」

 

ののみ「キノコども⁉ どもォッ⁉ そっちの方が失礼では~~~~ッ⁉」

 

 鏡 「お二人とも、コントはそれくらいにしておいていただいて」

 

   「それでですね。あとはやっぱり、マ○オと言ったらこれ――」

 

 

   「黄色いブロックかなと思いまして」

 

   つ【真っ黄色のブロック】

 

 

ののみ「本物だ! 本物の黄色いブロックだ! やだ、どうやって作ったの!」

 

   「これも合成着色料⁉ いや、それよりもどうやってこんな真四角に!」

 

 

 鏡 「これは普通に玉子焼きですね」

 

   「丁寧に丁寧に四角になるように、折り目をつけて焼いてみました」

 

 

ののみ「なんて無駄な努力! いや、無駄ではないか!」

 

   「これがあるだけで、なんだか一気にマ○オっぽくなってる!」

 

 

 鏡 「そして、さっきからののみさんが気にしていらっしゃる、こちら」

 

   「一見すると亀の手のように見える、この食材でございますが」

 

 

   「ずばり! カメノテでございます!」

 

 

ののみ「やっぱり亀の手なんだ! アタシ、亀のお肉を食べさせられちゃうんだ!」

 

   「やだ、やっぱりだいさんじになんて入るんじゃなかった……!」

 

一二三「犬神、違うぞ。亀の手じゃなくて、カメノテだ」

 

   「爬虫類じゃなくて甲殻類。超高級な海鮮食材だぞ」

 

ののみ「…………へ?」

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:なるほどカメノテか、やるな社長

 

:御旗を呼んだってのが腑に落ちたわ

 

:R.I.P.のナベで、カメノテ入れてたもんな

 

:知る人ぞ知る珍味! ビジュアルはまんま亀の手だけどな!

 

―――――――

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

みなさん、ご存じですかカメノテ?

 

僕は通っていた学校が鳥羽の高専だったので、その縁もあってこういう漁師とか地元の人が食べてる食材を教えてもらうことが多かったんですが、ついぞ食べる機会はなかったですね。美味しいとは評判なんですが。

 

まぁ、まんまとののみさんは引っかかってくれましたね。

 

なんだかんだでやっぱり鏡さん。ちゃんと食べられるようにラーメンは作っている。キノコまみれということを除けば、あとはなんか普通に高級っぽい食材ですし、いけるんじゃないですかね。というところで、ののみちゃん編はこれでおしまい。いよいよ、オチに向かって走っていくわけですが、いったい最後に待っているゲストは誰なのか――気になる方はぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!

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