VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第811話 社長のラーメン おまけ2

【登場人物】

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

大洗湊斗   だいさんじ所属VTuber 天然ホストVTuber

リーゼロッテ だいさんじ所属VTuber だいさんじ三連星の一人

LL     だいさんじ所属VTuber エルフの最終決戦兵器

犬神ののみ  だいさんじVTA所属 クソ雑魚ゲーム配信者

御城たてる  だいさんじのお疲れサラリーマン 良心の男性V

小倉めるる  だいさんじVTA所属 ダンスキレキレギャルVTuber

新宿みその    だいさんじレジスタンス 反逆のJKVTuber

早瀬春    だいさんじ所属VTuber 博識系乙女VTuber

大道寺レナ  だいさんじ所属VTuber ギャンブラーVTuber

 

【シチュエーション】

大団円を迎えた社長のラーメン凸待ち配信。

しかし、ラーメンと聞いて我慢できない女がここに一人いた。

彼女を倒さずして、だいサントスのラーメン屋を名乗ることはできない。

 

はたして社長は正統派ラーメンで彼女を倒すことができるのか。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

???「あらあらあら、随分と小汚いラーメン屋でございますこと」

 

   「こんな昭和のキッチンカーで、高級食のラーメンなんて作れますの?」

 

 

   「そう、時代は自家製麺!」

 

   「製麺能力のないラーメン屋など、ラーメン屋にあらず!」

 

   「さらに、製麺工程を見せることで、お客さまを楽しませる!」

 

 

   「ラーメンとは食のエンターテイメントの極みでしてよ~!」

 

 

 鏡 「だ、誰じゃ! そんなラーメンについて知ったような口を利くのは!」

 

   「製麺はその道のプロ! 製麺屋さんにまかせた方が美味しいんじゃ!」

 

   「なんでもかんでも手作りするのが美味しいおもたらお門違いじゃ!」

 

 

御 城「お、珍しい! 鏡くんがキレてるよ!」

 

   「そうだよな、なんでも手作りすればいいってもんじゃない」

 

   「任せるべきプロを識っているっていうのも」

 

   「ラーメン屋としては大事なことだぜ」

 

一二三「いや、御城も何を熱くなってるのよ」

 

   「アンタたち、昔からラーメンが絡むとなんでそんなに熱いの」

 

リーゼ「そんなことより兄上! いったい誰なんですか!」

 

   「だいさんじでラーメンについて造詣が深いVTuberなんて!」

 

   「鏡さんと御城さんくらいしかいませんよ!」

 

ののみ「いや、この声には聞き覚えがありますよ、リーゼさま!」

 

   「けれど、彼女がラーメンを好きだっただなんて……!」

 

L L「意外~~~~!」

 

早 瀬「だれや! 私たちの社長のラーメンにケチをつけるんは!」

 

大道寺「社長みたいに命かけてラーメン作れるんか!」

 

   「オラッ! 姿を隠してないででてこんか~~~~い!」

 

   「立ち絵も3Dもないんか~~~~い!」

 

 

???「ないッ! なぜなら私は、だいさんじのスタッフだから!」

 

 

全 員「なっ、なにぃッ! ま、まさかアンタは!!!!」

 

 

 

―――――――

コメント欄

―――――――

 

:モロバレwww

 

:だいさんじの所属なのに、ガワもモデルもない?

 

:そんなVTuberいましたっけ?

 

:いるさ! VTuberじゃないけどな!

 

:もう実質VTuberみたいなもんでしょ

 

:というか、なんでこのタイミングで割り込んで来るのかw

 

:↑配信が終わったからじゃない

 

:意外、お嬢さまなのにラーメンを嗜むとは!

 

:あひるもラーメン好きだからな! サシラーメン企画してるしな!

 

:なんにせよ、ここでお前の名前が出るとは思わなかったぞ……!

 

:大草原原ァッ!!!!

 

―――――――

 

 

大草原「今はだいさんじのマネージャ! いつかはお嬢さま!」

 

   「そして、ラーメン屋のオーナーで大儲けを目論む女!」

 

   「大草原原シャロンでございましてよ~~~~ッ!」

 

 

   「みなさまぁ~! 声だけでの凸おゆるしくださいまし~!」

 

 

一二三「バカな! 大草原原! お前、お嬢さまのハズでは!」

 

   「お嬢さまはラーメンなんて食べない! そうだよなリーゼ!」

 

リーゼ「え? あ? はい? そうかもしれませんね?(困惑)」

 

大草原「一二三さん! ボケもほどほどにしておいてくださいまし!」

 

   「リーゼさんが困っているじゃありませんの!」

 

   「それに、お嬢さまがラーメンを食べないなんて、偏見でしてよ~!」

 

 鏡 「そんな! ドレスに豚骨の汁がついても大丈夫なんですか!」

 

大草原「服のシミはラーメンマニアの勲章にて!」

 

 鏡 「魚介系とはいえ、豚骨ラーメンですよ!」

 

   「次の日の体臭をきにしなくっていいんですか!」

 

大草原「香水を振りかければ問題ございません!」

 

   「そもそも香水とは、そういう匂いを隠すものでしてよ!」

 

   「これが本来の使い方……ッ!」

 

 鏡 「けれど口臭は! 口臭はどうしようもないじゃないか!」

 

   「私だって、大切な商談の時にはラーメンを我慢するんだ!」

 

 

   「にんにくマシマシで、ラーメンは完成系だというのに!」

 

 

一二三「待て、にんにくマシマシは、魚介系豚骨とは違うルーツでは⁉」

 

御 城「鏡くん! それだとこっちがカジュアルラーメンオタクみたいだ!」

 

   「そこはちゃんとこだわりを持とう! 家系か○郎か! そこは分けよう!」

 

 

大草原「家系! ○郎! そんなジャンルどうでもいいですわ!」

 

 

鏡・一二三・御城「なにぃッ⁉」

 

 

大草原「ラーメンとはそんな枠に収るものではありませんの」

 

   「すべての食の頂点に立つ、そんなポテンシャルを持った食べ物」

 

 

   「そして! これが! 私が出したラーメンに対する答え!」

 

   「ご覧になりまして! 社長に対抗して私も作ってまいりましたわ!」

 

   「これが私の嗜好の一杯――――!!!!」

 

 

 

   「トリュフ・フォアグラ・キャビア・カラスミラーメンでございますわ!」

 

 

鏡・一二三・御城「高級食材ぶっこんだだけじゃねえか!!!!」

 

        「こんな頭の悪いラーメンがうまいわけあるか!!!!」

 

        「なにがラーメンには無限の可能性だ!!!!」

 

 

        「このラーメンニワカが!!!!(激おこ)」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

はい、ということで、最後に登場したのは久しぶりのシャロンさんでした。

 

え? 久しぶりっていうほどでもない? 割とちょいちょい出ていた?

おかしいな……? 一般人のはずなのになぁ……?

 

ということで、今度こそ社長のラーメン編はおしま……まだ続きます! なにか大事なことを忘れておりませんか! そう、誰かを忘れているというか、誰かがいないというか! ここでちゃんとツッコミを入れておかないと、先にはすずめないぜ! ということで、もうちょっとだけ番外編が続きます! こんな感じでも楽しみにしてくれている読者のみなさん、いつもありがとうございます。そして――ぜひぜひ応援・評価・フォローよろしくお願いいたします!

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