VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

836 / 874
【宣伝】
GCN文庫さまより「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。2」が5月20日発売予定です。かなり叡智なラブコメですが、もしもご興味ございましたら、ぜひぜひご予約お願いいたします。

○メロンブックスさま 限定版
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=3606150

○ゲーマーズさま 限定版
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10893484/

○Amazonさま
https://www.amazon.co.jp/dp/486716965X

○楽天さま
https://books.rakuten.co.jp/rb/18570733/

○メロンブックスさま
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=3576951

○ゲーマーズさま
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10887523/


第813話 新人の不安と先輩の不安 その1

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

石清水しのぎ DStars3期生 おっぱい侍太郎

鳥羽レーヌ  DStars4期生 お姫様系VTuber

羽曳野あひる DStars2期生 またなにも知らない

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

祇園ちまき  DStars1期生 おまつり女

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

 

【シチュエーション】

配信終わって、いつもの反省会。

しのぎとレーヌのバブちゃん配信に、先輩たちが総ツッコミを入れる。

なお、みるく先生はお忙しい(原稿)ので帰った模様。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

あひる「はい、ということで!」

 

   「なんでしのぎとレーヌちゃんが、こんなバカな配信をはじめたか」

 

   「反省会をはじめたいと思います」

 

   「その前に、ひとつ言わせてもらっていいか……!」

 

 

 

   「キ~~~~ッシェェッ!!!!(魂の叫び)」

 

 

しのぎ「そんな! ひどい太郎だよ!」

 

レーヌ「レーヌたちだって必死にやってるのらね!」

 

   「あひるちゃ先輩ってばひどいら! そんな人だと思わなかったのら!」

 

 

あひる「いきなり呼び出されてママ役まかされるこっちの身にもなれ!」

 

   「せめて用件を言ってから誘え!」

 

   「フッ軽だからってなんでもすると思うなよ!」

 

   「あひるだってお仕事くらい選ぶわ!!!!」

 

りんご「けど、あひるちゃんは人がいいから」

 

   「後輩から頼まれるときっと断れないと思うんだ」

 

ばにら「そうバニなんですよね」

 

   「いつもいつも、罠だと分かっていても誘いに乗ってくれる」

 

   「あひる先輩ほど、罠にはめて虐するのが楽しい先輩は」

 

   「なかなかいないバニですよ」

 

ちまき「つまり誘い受けってことだねwww」

 

 

あひる「ちげぇわ!!!! いや、ちがくないけれども!!!!」

 

   「お前らがいらん入れ知恵したのか!!!! このバカ兎にバカ猫!!!!」

 

   「いつもいつも罠にはめてくれやがって! いつか覚えてろよ!」

 

りんご「えぇ~あひるちゃんが、僕とばにらちゃんに敵うと思ってるの~?」

 

ばにら「ファファファファファファファファッwww」

 

あひる「ぶっ○すぞお前ら、本当に!!!!」

 

 

ゆ き「はいはい、あんたらちょっと落ち着きな」

 

   「あひる。気持ちは分かるけれども、二人が切羽詰まってるのも」

 

   「苦労人のアンタだったら分かってただろう?」

 

 

   「だから罠だと分かっていても、ほいほいやって来たんじゃないのか?」

 

 

全 員「ゆ、ゆきちが、まじめなことを言っている!!!!」

 

 

ゆ き「今日はおふざけなしだよ」

 

   「四期生デビューしてそろそろ二週間ちょっと」

 

   「いろいろな問題が見えてきてるからな」

 

 

   「ここいらでちゃんとケアしてやらないと」

 

   「VTuberやめるとか、配信頻度が落ちるとか」

 

   「そういうことになりかねない」

 

 

   「健全にVTuberをやってもらうためにも」

 

   「ここはちゃんと膝を突き合わせて、不安に向き合うべきだろ」

 

 

   「なあレーヌちゃん?」

 

 

レーヌ「…………ゆきゆき先輩、流石はベテランなのらね」

 

   「レーヌの気持ちなんてお見通しって所なのら」

 

 

ばにら(うーん、最初はあひる先輩に悩みを聞いてもらうつもりだったけど)

 

   (ここはゆき先輩の方が適任かもしれないな……)

 

 

   (なんて言っても、DStarsで一番苦労してるもんね)

 

 

ゆ き「ほれ、話してごらん? いったいなにがそんなに不安なんだい?」

 

   「たしかにDStarsはVTuber事務所の二大巨頭」

 

   「それでも業界自体がまだ若いからいろんな不備はある」

 

   「そういうのはちゃんと、同僚に共有していかないと」

 

 

   「先輩とか後輩とか関係なく、私たちは仲間なんだ」

 

   「VTuberっていう仕事をやっているな……!」

 

 

しのぎ「ゆき先輩! 頼もしいんよぉ~~~~ッ!」

 

りんご「ゆきちがこんなに頼りになるだなんて」

 

   「もしかして夢でも見ているんじゃないだろうか?」

 

   「ばにらたや、ちょっと僕の頬にキスしてくれないかナ?」

 

ばにら「グーパンでいいなら、いくらでもしてやるバニよ」

 

ちまき「うん、ゆきちの言う通りだよ」

 

   「我慢なんてしても仕方ないよ。お仕事なんだからさ」

 

   「これからも長くこの仕事を続けていくためにも」

 

   「不安や不満や悩みは、はやめにシェアしていこう??」

 

全 員「ち、ちまきちゃんまで⁉」

 

   「バカな、俺たちは夢でも見ているというのか⁉」

 

ちまき「ちまきもそこそこの年数やってるVTuberだから」

 

   「ゆきちほどではないけれど、苦労もしてきているから」

 

   「真面目な話をしてるのに、腰を折るのはどうかと思うナ~~~~?」

 

全 員(いや、自業自得では?)

 

ちまき「いま『自業自得では?』って思ったでしょ?」

 

   「そういうのよくないと思うゾ☆」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

頼りになる苦労人'sのゆきちゃんとちまきちゃん。

ゆきちゃんはまあ、作中でいろいろ言及していたのでいまさらですな。

ちまきちゃんも全力で清楚()してますが、こういのも懐がでかいからできること。

やっぱりねそういう人は苦労もひとしおなんですよ。

 

二人の先輩がお悩みにちゃんと乗ってくれる。

ここで素直に、レーヌちゃんは胸の内を語ることができるのか?

 

ということで、本編再開です。レーヌとしのぎの関係性を深めつつ、ばにらとかりんちゃんへと目を向けて行こうと思っているのですが……ちょっと最近、本当に筆のノリが悪い。どうにもならないので、商業原稿の方を優先する判断など入るかもしれません。申し訳ないですがご容赦ください。そんな状況にも関わらず応援していただけるようでしたら今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。m(__)m

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。