VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第825話 トップVTuberとトップゲーマー その5

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

祇園ちまき  DStars1期生 おまつり女

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

丹後ひじり  DStars2期生 幼女鬼娘

 

【シチュエーション】

ばにらさん無理矢理かりんちゃんに引き合わせられる。

しかし、しどろもどろと陰キャコミュニケーションを重ねるうちに、身内がとんでもないことをかりんちゃんにさせていることを知ってしまう。

 

天狗と母の陰謀に巻き込まれてしまった後輩にばにらは何を思うのか……!

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ばにら「滅びの宝剣ラグナロックを取り返すため」

 

   「なんでかりんちゃんが動かなくちゃならないバニか?」

 

   「というか、なんでお母さんと天狗がそこで出てくるの?」

 

かりん「えっ、えっ、えっ?」

 

   「もしかして、ばにらちゃん、なにも聞いてないの?」

 

 

   「滅びの宝剣ラグナロックをKONさんんから取り返すために」

 

   「APEXVYマッチで優勝して」

 

   「聖十字護竜騎士団とMasterSで所有権を巡る」

 

   「戦いをしようってことになったんだけど……?」

 

 

ばにら「それは別に、あのアホ天狗とお母さんの話であって」

 

   「それにかりんちゃんが巻き込まれる必要はないよね」

 

かりん「それは、その……たしかに」

 

   「なんでかりん、こんなややっこしいことに巻き込まれてんの?」

 

 

ばにら「かりんちゃんが押しに弱いことに付け入って」

 

   「自分たちにとって都合のいいように利用しようとして」

 

   「本当に……本当に……」

 

 

 

   「だぁああああッ! なにやってんじゃ、あの二人は本当にもう!」

 

 

りんご「おぉっ! ばにらたや、ついに遅れてきた反抗期か!」

 

   「あのマミーに対して反旗を翻しおった!」

 

   「これはなんだか面白い展開になってきたぞ……!」

 

ちまき「なに⁉ なになに⁉ どうしたの⁉」

 

   「ばにらちゃんが急に怒って⁉ こんなのはじめて見るよ⁉」

 

かりん「落ち着いてばにらちゃん!」

 

   「別にかりんは酷いことされたわけじゃないし!」

 

   「まあ、たしかに急に話に巻き込まれて」

 

   「なんで?ってなってる部分はあるけれども……!」

 

 

ばにら「それがおかしい言うとるんじゃ!!!!」

 

   「まったく、なにを考えとるんじゃ、あのバカ親どもは!!!!」

 

   「かりんちゃんは今が大事なVTuberなんやぞ!!!!」

 

   「それを自分たちの玩具みたいに扱いやがって!!!!」

 

 

   「絶対に許さん!!!! 次に会ったらしばいてやるからな!!!!」

 

 

りんご「あ、あくまでしばくのは次に会った時なんだ」

 

   「なんだかばにらちゃんらしくて、安心しちゃったよ……!(ほっこり)」

 

ちまき「今すぐ親に電話凸するとかじゃないんだね」

 

   「育ちがいいんだか、陰キャなんだか……!」

 

ばにら「そりゃ、関係者がいたら、すぐにカチこんで文句言いますよ!」

 

   「けど、ここに誰もいないんだから仕方ないじゃないですか!」

 

 

二人「ぎくり……!」

 

 

ばにら「だいたいなんバニなんですかね! 聖十字護竜騎士団って!」

 

   「そんな中二病全開のギルド名で活動してて恥ずかしくないんですかね!」

 

   「昭和のセンス丸出しじゃないですか!」

 

   「そんなんに関わっているなんて……私は娘として恥ずかしいですよ!」

 

 

   「そして頭領が天狗!!!!」

 

   「なんなのアイツ!!!! ふざけやがって!!!!」

 

   「無駄にでかい鼻を折ってやろうか!!!!」

 

 

ゆ き「ま、まあまあ、ばにら。そこら辺にしておいてあげて」

 

   「団長にもいろいろと事情があって、あんな格好をしているわけで」

 

ひじり「そうだYO☆ マグマゴーレムの言う通りだYO☆」

 

   「ほんの冗談、遊び心って奴じゃないですか」

 

   「ばにらちゃんも、平成ネット民でしょ?」

 

   「キャラ名を✝で囲ったりした過去があるはずだYO☆」

 

 

ばにら「あ? なんでひじり先輩とゆき先輩が、アイツら擁護するんです?」

 

   「そういえば、ひじり先輩はあそこのメンバーでしたっけ?」

 

   「マグマゴーレムっていうのは」

 

   「もしかしてゆき先輩のハンドルネームですか?」

 

 

二人「ば、バレたぁ~~~~ッ!!!!」

 

 

りんご「あ、あの眼は! ばにらたやが推理をする時の眼!」

 

   「インスピレーションを働かせて、事件を解決しようとしているんだ!」

 

   「この眼は、主にずんさんが隠し事をしている時に発動される!」

 

   「その特徴から『絶対百合浮気許さないマン』と」

 

   「ばにらちゃんのことを僕は心の中で呼んでいるんだ!」

 

 

   「これは面白いことになってきたぞ……!」

 

 

かりん「それ、りんご先輩がセクハラで捕まる奴では?」

 

ちまき「りんご吉くん、解説ありがとうだけれど」

 

   「センシティブ役はちまきだから、余計なことしないでくれる?」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

マグマゴーレムさん、所属しているギルドの副団長の娘さんに素性がバレる。

迂闊に天狗のフォローなんてしちゃうからこうなる。

やっぱり天狗はこの作品の絶対悪なんだなぁ……!

 

次回、まだまだ続く、ばにらの怒髪天モード。身内にいっぱいいた関係者に、なんでこんなことをしたのかとキレ散らかす。ゆきち&ひじりどのはいったいどうなってしまうのか。彼女たちの安否が気になる方は――ぜひぜひ評価・レビュー・感想・フォローよろしくお願いいたします。m(__)m

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