VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

850 / 850
【宣伝】
GCN文庫さまより「バイト先のネットカフェが、なぜかクラスの美少女たちの溜まり場になった件。2」が5月20日発売予定です。かなり叡智なラブコメですが、もしもご興味ございましたら、ぜひぜひご予約お願いいたします。

○メロンブックスさま 限定版
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=3606150

○ゲーマーズさま 限定版
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10893484/

○Amazonさま
https://www.amazon.co.jp/dp/486716965X

○楽天さま
https://books.rakuten.co.jp/rb/18570733/

○メロンブックスさま
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=3576951

○ゲーマーズさま
https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10887523/


第826話 トップVTuberとトップゲーマー その6

【登場人物】

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

津軽りんご  DStars特待生 きまぐれ僕っ娘

祇園ちまき  DStars1期生 おまつり女

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

丹後ひじり  DStars2期生 幼女鬼娘

 

【シチュエーション】

ばにらさんブチ切れる。天狗と実母にブチ切れる。

それも仕方ない、大切な後輩を意味の分からん理由で騒動に巻き込まれたのだから。

そしてその怒りの矛先は当然のようにメンバーに向けられる。

 

ゆきち! ひじりどの! 怒ったばにらはマジだぞ!

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ばにら「隠してたんですね、ゆき先輩?」

 

   「私が副団長の娘だから、聖十字護竜騎士団のメンバーだって?」

 

   「それとも副団長の娘だから私に近づいてきたんですか……?」

 

ゆ き「ばにら、落ち着くんだ! 落ち着いて素数を数えるんだ!」

 

   「1、2、4、8、16、32、64……!」

 

ばにら「2の乗数じゃねえか! ふざけて乗り切ろうとしてんじゃねえ!」

 

   「ていうかなんだマグマゴーレムって!」

 

   「DStarsに入る前からマグマ芸やってたのかよ!」

 

   「本当にどうしようもないポンコツだなぁ!」

 

ゆ き「…………あえんぴえん(半べそ)」

 

ひじり「やめるんだYO! ばにらちゃん!」

 

   「マグマゴーレムことゆきちは、マグマのゴーレムを使役していた」

 

   「モンスターテイマーだったってだけだYO!」

 

 

   「間違ってもそのマグマゴーレムを自陣に突入させて!」

 

   「壊滅的なダメージを与えたとか、自分が死んでしまったとか」

 

   「そういう逸話から言われているわけじゃないYO!」

 

 

ばにら「ほぼバラしてんじゃねーか!!!!」

 

   「やっぱ今のゆき先輩とやってること変わんない!!!!」

 

   「いったい何年経ったら成長してくれるんだよ、ゆき先輩ぃッ!!!!」

 

 

ゆ き「…………コ○シテ、モウ、コ○シテ」

 

 

りんご「うーん、ゆきちゃんの余罪がボロボロと」

 

   「昔からゆきちゃんはやっぱり、ゆきちゃんだったんだね」

 

ちまき「言われてもそれほど周りが驚かないところがゆきちのいいとこよ」

 

かりん「いいところなの? 本人は死にそうな顔をしてるけど?」

 

 

ばにら「それで、ひじり先輩は照星のストラウスでしたっけ……?」

 

 

ひじり「YO⁉ ばにらちゃん、我が輩のこと認知してるの⁉」

 

 

ばにら「なんですか照星って? それカッコいいと思ってるんですか?」

 

   「ストラウスって名前もすごく中二病臭いですよね?」

 

   「なにより、男の名前を名乗ってる辺りがいやらしい……!」

 

ひじり「YO! YO! YO! YO!(ビクビクビク)」

 

 

ばにら「まあ、たしかにひじり先輩は、FPSつよつよのつよですから」

 

   「そういう名前を名乗っても違和感はないですけれど……」

 

 

   「けど、ネナベしてたって事実には、変わりないバニですよね?」

 

 

ひじり「YOYO~~~~ッ! それは、その、若気の至りでぇ~~~~ッ!」

 

 

ばにら「今はそんなこと全然しないのに」

 

   「テキストだからですか? それとも男避けのために?」

 

   「けど、そこまで名前にこだわるってことは……」

 

 

   「本気《ガチ》でやってたんですよね?(スン)」

 

 

ひじり「Yo、yO、yo……」

 

 

   「○にたいyo……(ぽろぽろ)」

 

 

りんご「おーっと! あの鬼メンタルのひじりどのが!」

 

   「なにを言われても、聞いとらんかったで返す、ひじりどのが!」

 

   「こんなよわよわモードになっておらっしゃる!」

 

 

   「これはレアだよちまきちゃん、かりんちゃん!」

 

   「さっそく激写だ! う~ん、これでご飯が三杯食べられる!」

 

 

ちまき「いや、そんな趣味はないから」

 

   「ちょっとばにらちゃん、流石に言い過ぎだってば」

 

   「そのくらいにしておいてあげな~?」

 

かりん「そうだよばにらちゃん!」

 

   「いくら副団長の娘だからって横暴すぎるよ!」

 

 

   「ばにらちゃんは、副団長の娘の前にDStarsのVTuberでしょ!」

 

   「だったら、もっと仲間のことを大切に扱ってあげなよ!」

 

   「かわいそうだよ!」

 

 

ばにら「元はと言えばオメーがいろいろやらかしたからじゃねーか!」

 

   「勝手に変な奴の配信に出て! ラグナロックを奪われて!」

 

   「散々にばにらたちの周辺をかき回してくれたんだろうが!」

 

 

   「なんでもうちょっと大人しくできないの!」

 

   「私が、どれだけかりんちゃんのこと、心配していると……!」

 

 

かりん「…………ばにらちゃん!」

 

   「ごめん、ありがとう。そこまで、私のことを思ってくれて」

 

 

   「けど、その気持ちは受け取れないよ」

 

   「心配してくれるからこそ、この件は私がけじめをつけなきゃ」

 

 

ばにら「はぁッ⁉ なにを言ってるの⁉ けじめをつけるって……⁉」

 

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

ばにら、勢いに任せてかりんちゃんに心配していたことを伝える。

さっきも言ったことだけれど、感情を込めて言えばやっぱり違う。

かりんちゃんも自分を思ってくれるばにらに、何かを感じた模様。

 

けれども、かりんちゃんが選んだ道は拒絶。

大切に思ってくれているからこそ自分でなんとかしたい。

そんな、極めて消極的な答えなのだった。

 

次回、かりんちゃんの選択を、ばにらはどう受け止めるのか。というか、こんなブチギレモードで大丈夫か? ばにらさん、冷静にかりんちゃんに対応できるのか? 少しでもボタンを掛け違えたらおしまいな、二人の話し合いの行く末が気になる方は――ぜひぜひ評価・レビュー・感想・フォローよろしくお願いいたします。m(__)m

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

朝起きたらロリサキュバスになったんだが(作者:lumi27)(オリジナル現代/コメディ)

朝起きたらロリサキュバスになった男がエロい目に遭いつつ掲示板で駄弁る話。▼☆のついてる話は後書きに設定要約が載ってる話です。▼


総合評価:4462/評価:7.98/連載:869話/更新日時:2026年06月07日(日) 00:15 小説情報

ハンマー少女はバズらない! 固有スキル【隠遁】で自由に探索してたら伝説になってました(作者:chikuwabu)(オリジナル現代/冒険・バトル)

 魔物からも認識されないし、人間からも認識されない。そんな癖の強いスキルのおかげで人知れずソロ探索をしていたら、いつの間にかドワーフだとか座敷童子だとか、変な目撃証言が広まっちゃった、見た目子供な女の子(18)のお話。▼ そんな噂は気にもせず、妖精少女をパートナーに従えて、カレーを作ったり、ハンマーを振ったり、探索したり、人助けをしたり、たまに目撃されたり、…


総合評価:10010/評価:8.74/連載:634話/更新日時:2026年06月05日(金) 23:00 小説情報

TSよわよわVtuberはバズっても外には出ません ~かわいくなったら余計他人が怖くなったんだけど!~(作者:あずももも)(オリジナル現代/コメディ)

【よわよわメンタル】【新規さんで吐き気を催す配信者】【総合的にはリアルJCが飲酒してることに】【だから成人男性ってことにしてるんだろ!】【草】▼人間関係をこじらせて大学を中退した僕は、弱小個人勢VTuberとして地味に平和に男として配信生活。▼なのにある朝、アバターそっくりの女の子にTSしてた。なんでぇ……?▼ボイチェンで地声を隠して配信を続けるも、不具合で…


総合評価:1459/評価:7.33/完結:154話/更新日時:2026年04月17日(金) 12:06 小説情報

TS魔法少女は光堕ちしたい!!(作者:布団から出られない)(オリジナル現代/冒険・バトル)

魔法少女モノが大好きな広井大介(ひろいだいすけ)は、とある魔法少女アニメの敵が光堕ちする回を見て尊死し、魔法少女の存在する世界に、光千夜(ひかりちよ)として転生を果たした!と思ったら悪の組織に拉致されて流れで悪の魔法少女をやることに!?▼「これ、光堕ちするチャンスじゃね!?」そして千夜は、悪役魔法少女ロールプレイを開始することにする。全ては、最高の光堕ちのた…


総合評価:7973/評価:8.07/連載:144話/更新日時:2026年06月01日(月) 19:01 小説情報

ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。(作者:あずももも)(オリジナル現代/冒険・バトル)

【護られる系柚希姫なユズちゃん】【姫が男? 寝ぼけてんの?】【あの可愛さで声と話し方は中性的なのが、ぐっとくるよな】【天然でちょうちょすぎる】【ちょうちょ(物理】(視聴者の声より)▼◆病気な母のために高校を休学し、バイトを掛け持ちする生活の星野柚希。髪が伸び切るほど忙しいある日、モンスターに襲われている小さな何かを助ける。懐かれたため飼うことにしたが、彼は知…


総合評価:2983/評価:7.59/連載:607話/更新日時:2026年06月05日(金) 21:04 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>