VTuberなんだけど百合営業することになった。   作:kattern@GCN文庫5/20新刊

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第830話 みんなのおにぎり屋さん その2

【登場人物】

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

 

【シチュエーション】

おにぎり屋さんシミュレーターに手を出したずんさん。

いつも料理はばにらさんにお任せ。なければコンビニで済ましている。

そんな彼女にはたして、飲食店の業務なんて務まるのか……?

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ずんだ「お米が届いた~~! みんな、お米が届いたよぉ~~!」

 

   「見てみて、こんなでっかい袋に入ってるのはじめて見る!」

 

   「いや、ばっちゃのお店で見たようなきもするような……!」

 

 

   「とにかくこんなお米見たことないでなぁ~~ッ!!!!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:うーん、このワンコVTuberはしゃぎすぎであるw

 

:お米ひとつでここまで喜べますかね?

 

:ずんさんが楽しそうでなにより!

 

:それはそれとしてすごい量のお米だな

 

:いま、お米めっちゃ値上がりしてるから、大変なことになりそう

 

:ていうかこのサイズでお米買うことってありゅ?

 

:↑田舎だと割とこのサイズ感で発注することはあるぞ?

 

:↑農家から直で仕入れたりとかするもんな

 

:↑秋口に大量に買って、そのまま一年持たせたりとか、よくやる

 

:↑やっぱ業者を通さないと、その分安くなるのよ

 

:↑ということは、このおにぎり屋さんってもしかして、米農家と

 

:↑おっと、それ以上はいけない

 

:↑J○さんが目を瞑ってくれる範囲でやらないとね

 

:う~ん、なかなか香ばしいおにぎり屋さんですねw

 

:そこまで開発者も考えてないだろw

 

―――――――

 

 

ずんだ「えっと、お米以外に頼んだものは」

 

   「お店のロゴが入った紙袋に」

 

   「おにぎりを入れるための容器」

 

   「それに新鮮な海苔」

 

 

   「最初は塩おにぎりを作る感じだでな?」

 

   「ずんだは鮭とかたらこが好きなんだけれど……」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:少しずつアンロックされていく感じじゃない?

 

:この手のお店ってプレーンなことを売りにしてるの多いよな?

 

:食パン屋とかな

 

:素材の味を大切にしています的な

 

:食パン屋、めっきり見なくなったな

 

:タピオカ屋も見ないナリよ

 

:そんなん言ったら、からあげ屋さんはどうなるんだ

 

:全部餃子販売機に占拠されてしまったんだ……!

 

:時代の移り変わりという奴よな

 

:次はいったいなにが流行るんだろうか

 

:↑飲食業界の闇の話はそのくらいで、好きなおにぎりの具の話をしようぜ!

 

:僕は鮭

 

:梅だろ

 

:カリカリ梅としその奴!

 

:↑特定の店舗限定の奴じゃん

 

:炊き込みご飯のおにぎりはなぜあんなに美味しいのか……!

 

:↑それな

 

:↑だから具じゃないなりよ

 

:逆に考えるんだ、海苔の佃煮でもいっかって

 

:板海苔にした手間を考えなさいよ!

 

:謝れ! 海苔養殖業者さんに謝れ!

 

―――――――

 

 

ずんだ「まあ、最初はチュートリアルだからこんなもんよね」

 

   「それじゃ炊飯器でお米を炊いていくでな……」

 

 

   「待ってみんな! ちょっと聞きたいことがあるんだけれど!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:どうしたどうした?

 

:なんだずんさん! なににいったい困っているんだ!

 

:↑ここまでテンプレの流れ

 

:↑いつものずんさんの小ボケがくるぞ

 

:↑そんなずんさんをボケキャラみたいに……w

 

:↑いや、この流れは間違いなくそれでしょw

 

―――――――

 

 

ずんだ「お米ってどれくらい入れたらいいでな⁉」

 

   「ずんだ、お米って自分が食べる量しか炊いてないから⁉」

 

   「お店だとどれくらい炊けばいいのか分からないでな⁉」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:そっちか~~~~w

 

:真面目なんだけれども、ずんさんらしいw

 

:いくらでも炊けばいいじゃないのゲームなんだからさw

 

:いや、これはシミュレーションおざなりにしてはいけない

 

:フードロスは許されないぞ!

 

:ちゃんとお米を炊く量を考えていてえらい!

 

:流石はずんさん、ご飯を粗末にしないVTuber

 

:いや、そんな設定なかったでしょwww

 

―――――――

 

 

ずんだ「よしんば、お米を入れる量が分かったとして」

 

   「お水はどれくらい注いだらいいんだでな?」

 

 

   「お家の炊飯器の釜にはラインが引いてあるけれど」

 

   「こっちには引いてないからわかんないよ~~~~!」

 

 

―――――――

コメント

―――――――

 

:いや、そこで困るんかいwww

 

:それは俺たちにもわからんwww

 

:プロの飲食店経営者にでも聞いてくれwww

 

:だれか、この中に飲食店で働いているリスナーはいらっしゃいませんかwww

 

―――――――

 

 

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

あれだけ大きな釜だと、どんだけ米を入れればいいのかも、水を入れればいいのかもわからないですよね。まあ、そこはゲームなので適当にやってくれますけれども。w

そういうことを考えさせてくれるあたり、シミュレーターとしてはいい作品だなと。

こういうのもっと増えて、いろいろな仕事への心的な障壁を取り払ってくれるといいですね。

 

ほら、ラノベ作家シミュレーターとか……。(Xを見ないのが最大の戦いです)

 

米を炊く段階から苦労しているけれども、こんな感じで本当に大丈夫なのか。ずんさん節はちょっと間をおいても絶好調。純米おにぎりを用意して、いざ営業開始。はたして彼女は無事に利益を出すことができるのか。気になる方は――評価・レビュー・感想・フォローよろしくお願いいたします。m(__)m

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