特撮ヒーローとウイルス兵器召喚能力による少女の成り上がり 作:サトシゲッコウガ
尚文達はなぜか魔物達に寄られている。
尚文「だーーーー!!くそ!!引き受けるんじゃなかった!!!」
ネオディケイドオーズ タカキリバ「大群すぎるよ!!」
ラフタリア「ナオフミ様!!ディケイド!!むやみに叫ぶと魔物が寄ってきます・・・!」
尚文「これが叫ばずにいられるかってんだ!」
尚文「このありさま全部・・・っ あの
尚文「バカじゃないのか!?揚げ句の果てには魔物まで生み出しているじゃないか!!」
ネオディケイドオーズ タカキリバ「元康くん 救おうとする気があるのか!?」
フィーロ「でもごしゅじんさまーディケイドーこの実おいしいよ?」
尚文「お前はなにのんきに食ってんだ!!」
ネオディケイドオーズ タカキリバ「食べてる場合じゃないだろ!?」
尚文「行商を始めて数日・・・除草剤を大量にほしいというから来てみれば・・・」
尚文「とんだ災難だ・・・・・・!」
フィーロ「えー?でもごしゅじんさま 駆除代前金でいっぱいもらってうれしそうだったよ?」
ラフタリア「シッ!」
尚文「!」
ネオディケイドオーズ タカキリバ「男の子に!?」
ラフタリア「これは・・・」
尚文「こいつ寄生能力まであるのか?」
尚文「・・・おいお前 金は持ってるのか?」
ネオディケイドオーズ タカキリバ「こんな男の子に請求する気か!?」
ラフタリア「ナオフミ様!?」
尚文「わかってるよ」
尚文は瓶の液体を男の子の腕にかけ、口に飲ませた。
すると、寄生していた草は枯れて行った。
ネオディケイドオーズ タカキリバ「枯れた・・・。」
ラフタリア「はい・・・!!通常の除草剤と治療薬で効きましたね!」
尚文「俺の習得した薬効果上昇のスキルが効いたかもしれないな」
男の子「・・・あの」
尚文「そこでじっとしてろ あとで報酬をもらいにくる」
ネオディケイドオーズ タカキリバは進む前にメダルをチェンジし、基本形態のタトバコンボに戻った。ついでにメダジャリバーを出す。
ラフタリアは先走る。
ネオディケイドオーズ タトバコンボ「ラフタリア!!」
尚文「まて!ラフタリア! 先行しすぎ・・・」
しかし、尚文の横側から襲い掛かろうとする植物モンスターがいたが、ネオディケイドオーズ タトバコンボがメダジャリバーのスキャニングチャージで空間ごと斬る。
しかし、植物は斬り裂かれたが、ガス状の物が放出される。
ネオディケイドオーズ タトバコンボ「ガ、ガス!?」
ラフタリアは咳き込む。
尚文「大丈夫か!?」
フィーロ「ご主人様ー!ディケイドー!みてみてー でっかい木ー!!」
尚文「あれが本体か・・・よし やるぞ」
ネオディケイドオーズ タトバコンボ「ああ!」
その後、植物達は枯れた。
村人「あぁ!よかった・・・!無事だったのか・・・!」
村人「私たちの薬じゃどうしようもできなかった植物が・・・これは奇跡だよ・・・!!」
村人「奇跡を起こした聖人様はどこに・・・!?」
男の子「報酬を持って去っていかれました」
村人「報酬?」
男の子「はい」
村人「もう 大丈夫だから・・・と」
フィーロが引っ張る馬車は揺れていた。
尚文「フィーロ その赤い実はしばらくお前のエサだからな」
フィーロ「わーい!
ラフタリア「・・・よかったんですか?」
尚文「枯れた植物が残した種のことか?新しい盾の”植物改造”の能力で変異性を下げておいたから平気だろ」
澪「そうですね・・・。」
ラフタリア「それもですが・・・村の人に黙って出発してしまって・・・」
尚文「盾の勇者だと気づかれないほうがいいだろ?長居したっていいことはない」
澪「先輩。私 バイクをある場所に収納してるんですけど。」
尚文「バ、バイク!?」
ラフタリア「バイクって・・・何ですか?」
尚文「バイクってあのロボットに変形した奴だろ!?」
澪「ライダー専用マシンではなく、普通のバイクですよ。ガソリンは無限の・・・」
尚文「どういう事だよ!?2輪免許がないとバイクは乗れねェだろ!?」
ラフタリア「2りんめんきょ?」
澪「いずれはその事について話しますね。収納場所はオーロラカーテンって言うんです。私の意思一つでどこでも出し入れできて、空間移動も可能なんです。」
尚文「何だそりゃ!?それにオーロラカーテンって何だ?」
ラフタリア「オーロラカーテン・・・。」
澪「その内、普通のバイクでちょっとしたドライブしましょう。順番にですよ?」
尚文「あ、ああ・・・。」
ラフタリア「分かりました・・・。」
尚文「ところで、俺は澪の後ろ側に座った方がいいのか?」
澪「いえ、私が後ろ側の方がいいんじゃ?」
澪は耳打ちする。
澪「私が前だと、腰にしがみついている先輩の手が事故って、私の、お、おっぱいに触れて揉んでしまうかもしれません・・・。」
尚文「そ、そりゃまずいな・・・。」
澪は少々頬が赤くなり、
澪「先輩が望むなら私は前でもいいですよ。おっぱいに触れてしまったからって「エッチ」とか「スケベ」とか言って、簡単に怒って頬をひっぱたいたり殴ったりなんかしません・・・。それじゃただの乱暴な女子ですって・・・。」
尚文「そうか。じゃあ持ち主であるお前が前でいい・・・。」
澪「は、はい・・・。先輩は乱暴な不良女子とかは嫌いでしょ?」
尚文「当たり前だ・・・。」
尚文(澪の奴 ちょっと大胆だな・・・。)「澪は活発系なのか?」
澪「成長してからはそこまでではないですね。」
尚文「そうか・・・。」
澪(尚文くんからの好感度もちょっとはアップすると思うし・・・)「先輩は私を「ビッチ」扱いや言ったりしませんよね?」
尚文「決してそんな扱いや言わないさ。」
澪「ならいいです・・・。」
澪は席に戻る。
ラフタリア「澪さん 何を耳打ちしてたんですか?」
澪「ちょっとね・・・。」
ラフタリアは咳き込む。
澪「ラフタリア・・・!?」
尚文「! お前はもともと呼吸器系が弱いからな 念の為もう一本解毒剤飲んで早めに寝とけ!」
澪「えっ!?ラフタリアって呼吸器系が弱いんですか!?」
尚文「ああ。守るのは俺の仕事なんだからあまり先走るなよ」
澪「先輩 勇者じゃない私もラフタリアを守るような立場にあります。」
尚文「そうか?」
尚文は薬瓶を差し出す。
尚文「・・・おい 返事は!?」
ラフタリア「ーーーあっはい・・・すみません」
馬車は一時的停止。
尚文「本当 リユート村のやつら 立派な馬車を作ってくれたよな」
フィーロ「うん!!フィーロ引くのすごく楽しいよ!」
尚文「野宿するにもいいよな 今のラフタリアに、勇者じゃないのにチート戦力になってる澪を外で寝かせるわけにいかんし・・・」
尚文「お前もゆっくり休んどけ!なんだかんだで一番重労働なんだからな」
フィーロ「・・・ご主人様は寝ないの?」
尚文「行商用の薬の調合が済んだら寝るさ」
しかし、フィーロは人間態になって尚文に寄りかかる。
尚文「ん?」
フィーロ「ねェ主人様はなんでフィーロを選んでくれたの?ねェなんで?」
尚文「なんで選んだって・・・たまたまだ」
フィーロ「・・・じゃあ フィーロじゃなくてもよかった・・・?」
尚文「ーーーというより 俺が買った卵から生まれたのが フィーロになったんだ 生まれたのがフィロリアルじゃなければ行商もしていなかったかもしれないしな」
フィーロ「・・・もしフィーロがケガをして動けなくなったら別の子を買っちゃう?」
尚文「お前の代わりはそうそういないだろうな わがまま言わずにちゃんと働けば見捨てたりはしない 期待してるからな」
フィーロ「うん!」
フィーロも寝始めた。
尚文(選ぶ か・・・)
尚文(俺も盾に選ばれた身だと思う ラフタリアもフィーロもまだ子供だ 本当なら戦わせちゃいけない 逆にチート戦力の澪は凄い役立ちすぎだがな。ラフタリアとフィーロはせめて俺が守ってやらないとな・・・)
澪は途中で起きて、一度馬車から出ると、尚文が寝ている事を確認し、スマホで女神に連絡する。
用件は自分が変わっている成瀬澪本人の通っていた高校制服を洗濯不要で臭くならずのフェニックスの如くに再生力が凄いチート仕様で変えて欲しいって事である。
すると、澪のリボン着用の高校制服が新妹魔王の
澪「うん 大丈夫です!」
澪は通話を切った。
朝になり、
尚文達は出発する前に澪の高校制服が変わっている事にびっくり。
澪はそのうち話すので、今は聞かないでくださいと言う。
尚文は澪が味方でいてくれてるので、追及はしすぎないでいた。
馬車は出発するが、途中で男性を乗せた。
「いやぁ光栄です!まさか”伸鳥の馬車”に乗せていただけるとは!」
ラフタリア「神鳥?」
「おや?ご存じない?」
「神の鳥が引く聖人様が奇跡を振りまいて各地で商売をしている・・・と巷で噂ですよ!」
尚文「・・・奇跡ねェ 俺たちはただ薬の行商や乗合馬車がわりとなんでもこなしているだけだが?」
「またまたご謙遜を~~」
「薬の調合はあなたがされてるんですよね?」
「もしかしてその本に特別な調合レシピが書かれているんですか!?」
尚文「まぁな」
フィーロ「よかったね!ごしゅじんさま!その本が盾だって気づかーーー」
ラフタリア「フィーロ!!」
澪「あなたって子は!!」
フィーロ「あっ」
「凄い!!しゃべる魔物なんてめずらしいですね!さすがは神鳥!!」
フィーロ「えへへ♡フィーロほめられたー♡」
尚文「・・・・・・」
男性は馬車を降り去っていく。
尚文「・・・俺が盾の勇者だとはバレたくないようだな」
澪「はい・・・。」
ラフタリア「ブックシールドにしておいて正解でしたね フィーロが珍しいとはいえあんな噂になってるなんて・・・」
尚文「まぁ行商には都合がいいさ」
尚文「ほかにも気になる噂があったら聞いておけ どこに儲け話があるかわからんからな 澪も頼む。」
澪「はい!!」
澪「えっ!?」
尚文「ドラゴンの死骸が原因の疫病?」
ラフタリア「はい 剣の勇者が退治したドラゴンの素材ほしさに山を登った冒険者が最初の犠牲者だったようです 今では病が蔓延し山の魔物の生態系まで変えてしまったそうです」
澪「あらま~~~。」
尚文「山に入ることすら困難ってか・・・素材になりにくくて腐りやすいといえば肉か臓物か・・・」
ラフタリア「村も素材目当ての冒険者のおかげでいっときは潤ったみたいで・・・なにもしなかったそうです」
澪「練くん・・・」
尚文(ーーーたく 練の奴・・・後始末くらいしておけよ・・・! あいつ確か高校生だったか・・・?物が腐って困るなんて発想がなかったんだろうな)
尚文は患者達がいる場所へ。
「聖人様」
尚文「病人の様子はどうだ?」
「聖人様の薬のおかげでだいぶ楽になったようです」
尚文(たしかに・・・顔色は少しよくなった気もするが・・・しょせんはただの治療薬だ これが限界だな・・・)
尚文「このこと国には報告したか?」
「はい」
尚文「そうか・・・」
尚文「よし 俺たちがやれることはやった 帰るぞ」
「ええ!?このまま行かれてしまうのですか・・・!?」
尚文「俺レベルの薬じゃ完治はムリだ 国に報告したのならそのうち勇者が来るだろう」
「そんな・・・!いつ来るかわからないのに・・・とてもじゃないですが待てません・・・!」
「どうか我々をお救い下さい・・・!!」
「聖人様・・・!!」
尚文(どいつもこいつも・・・この前の植物の件と同じじゃないか・・・!!どうして俺がほかの勇者の尻ぬぐいをしなきゃならないんだ!?」
尚文「・・・どうしてもというなら報酬は先払いだ なにがあってもあとから苦情は効かないからな・・・!」
「はい!」すぐに集めます・・・!」
「よかった・・・!」
「これで助かる!」
「にしても、あの赤毛の美しい娘は奇妙な格好だ。」
「ああ それに、あ、足が太ももまで見えるとは・・・」
若い男性は若干頬が赤くなる。
「少し・・・はしたないのでは・・・?」
おばさんも澪の制服に対する感想を言う。
尚文「フィーロ ラフタリア 澪!」
澪達「「「はい」」」
尚文「目的はドラゴンの死骸の処分だ 馬車で近くまで一気にかけぬけてさっさと帰って来るぞ 魔物の相手は極力するな」
村人「聖人様 村中からかき集めてきました これで・・・」
尚文は受け取る。
尚文「・・・よし ではいくか」
尚文が盾を出現させる。
村人「盾・・・!?まさかあの・・・・・・悪名高い盾の勇者・・・!?」
村人「まさか 我々から金をとるために騙して・・・!?」
澪(そういう解釈になっちゃうんだ・・・。)
尚文「ま それでもいいさ どうせ俺が何を言っても信じないだろ 皮肉なもんだよな まともな勇者様は慈善活動で忙しくて助けに来てくれないんだもんな!」
馬車の通る道は荒れていた。
尚文「・・・思ったより瘴気が濃いな・・・!」
澪「道凄い荒れてます・・・。」
鼻から風呂敷で口も覆う。
尚文「あれか・・・!」
尚文「う・・・」
澪「嫌な感じ・・・。」
フィーロ「わーおいしそー」
尚文「あれを見て食欲が湧くのか・・・さすが魔物だな・・・」
フィーロ「フィーロも食べていー?」
澪「フィーロ!!ダメだよ!!」
尚文「そうだ!!腐ってるんだぞ!!」
フィーロ「ちぇー」
ラフタリア「・・・でもナオフミ様 この死骸どうしましょう?」
尚文「普通だったら埋めるところだが・・・盾に吸わせて消した方が安全だろうな」
尚文「とにかく死骸を解体しよう デカすぎて盾に吸わせられない フィーロは群がる魔物の駆除だ!」
フィーロ「ふぁーいっ」
すると、死骸がピクッとした。
ラフタリア「ナオフミ様 澪さん」
尚文「ん?」
澪「何?」
ラフタリア「今・・・ドラゴンが動いたような・・・」
尚文「はは・・・まさか」
死骸が勢いよく起き上がった。
尚文「なっ」
「GYAOOOO!!」
尚文「ドラゴンの・・・ゾンビ・・・!?」
澪「死骸だと思っていたのに!!ドラゴンのゾンビですって!?」
ラフタリア「ナオフミ様!澪さん!牙も角もなかったのに・・・再生していきます!」
尚文「・・・まずいぞ ドラゴンゾンビだって言えばゲームとかだと生前より強かったりするじゃないか・・・!!」
澪は画面操作にて、ネオディケイドライバーを出現させるが、
尚文「澪 変身しないでここは逃げるぞ!!」
澪「ええ!?」
尚文「早く!!」
澪「しょうがないですね・・・。」
尚文達は背を向けて走る。
しかし、ドラゴンゾンビは尻尾攻撃にて、フィーロをひっぱたく。
尚文と澪「「フィーロ!!」」
ドラゴンゾンビのニヤリとすると、フィーロは怒り出す。
尚文「フィーロ!?」
澪「あなたは行っちゃダメ!!やられるから!!」
ラフタリア「本来フィロリアルとドラゴンは仲が悪いと聞きますが」
尚文「そういえばレースの時もそうだったな・・・っ」
尚文「ダメだフィーロ!!戻ってこい!!俺の言う事が聞けないのか!?」
しかし、フィーロの胸の奴隷紋が反応し、
フィーロ「ぴぎゃああああっっ」
澪「あっ!?」
尚文「ーーーしまった!フィー・・・」
ドラゴンゾンビがフィーロを食べてしまった。
澪「なんて事を・・・」
尚文「フィーロォオオォ!!」
尚文が罪悪感に浸っているが、謎の声が尚文に問うてくる。
ラフタリア「ナオフミ様!!」
澪「先輩!!」
ラフタリア「しっかりしてください!ここはひとまず逃げましょう!!澪さんもお願いします!!」
澪「・・・分かったわよ・・・。」
ラフタリア「ナオフミ様!」
〈ーーーニクイカ?〉
〈コノセカイノスベテガ〉
尚文「憎い 世界のすべてが」
澪「先輩・・・」
〈スベテ キエテシマエバ イイノニ〉
〈ナラバ モトメヨ〉
〈テヲ ソメル モノニ チカラ ト ノロイ ヲーーーーカースシリーズ憤怒の盾〉
尚文の盾が変化し始めた。
ドラゴンゾンビが右手での攻撃を仕掛けてきたが、
澪は素早くドライバーを装着し、ネオディケイドに変身した。
尚文は盾でドラゴンゾンビの右手をガードしたが、盾から凄まじい炎が放出される。
ドラゴンゾンビは叫んだ。
尚文「そうだ燃えろ・・・!!この炎は 世界を憎む俺の心ーーー」
ネオディケイド「炎をガード出来たが・・・」
ラフタリア「だ め・・・・・・」
ラフタリアは倒れる。
ネオディケイド「ラフタリア!!」
尚文「あ・・・ラフタリア!!」