特撮ヒーローとウイルス兵器召喚能力による少女の成り上がり   作:サトシゲッコウガ

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第38話「夜間戦闘」

ラフタリアとフィーロは敵を撃破。

 

ネオディケイドはブレイドになり、トランプが360度に展開できる剣・ラウズサウザーを手に取り、ザコ敵だが、斬って撃破していく。

 

尚文「すごいな 一撃で倒せるザコでもこんなに経験値が入るのか!」

 

ラフタリア「それにしても・・・」

 

バイオレット ブロブが現れた!

 

ラフタリアは斬って倒す。

 

ラフタリア「本当に次から次へと湧いて出ますね」

 

ネオディケイドブレイド「出すぎだけどな。」

 

尚文「これが活性化ってワケか たしかにレベル上げには最適だな ディケイドを除いて・・・」

 

フィーロ「ん~~~でも~~~フィーロなんかつまんな~~い!」

 

ラフタリア「確かに張り合いはありませんね」

 

尚文「ふむ このあたりはあまり強い魔物はいないみたいだな ほかの冒険者もかるくあしらっているみたいだ 少し早いがほかへ移ってみよう」

 

ネオディケイドブレイド「そうだな・・・」

 

ラフタリアは考え事をしていた。

 

尚文「どうした?」

 

ネオディケイドブレイド「ラフタリア?」

 

ラフタリア「あの・・・気になりませんか?あのウワサ」

 

ネオディケイドブレイド「ウワサ・・・?」

 

尚文「あぁ 樹の か 気にするな 忘れろ」

 

ネオディケイドブレイド「だな」

 

ラフタリア「いいんですか?」

 

尚文「いいもなにも俺やディケイドがなにかしてやる義理はない」

 

ネオディケイドブレイドは一旦ネオディケイドに戻る。

 

ネオディケイド「それにだ おれや尚文の話を素直に聞くと思うか?」

 

ラフタリア「・・・それはたしかに」

 

尚文「だろ?まぁもし目の前でやられたなら 文句の一つくらいは・・・」

 

すると、複数の矢がスライムを仕留めた。

 

尚文「矢・・・」

 

ネオディケイド「やりそうな奴は思い浮かぶが・・・。」

 

樹「おや?おかしいですね・・・急に経験値が入らなくーーー!・・・なるほど 尚文さんにディケイド あなた方でしたか」

 

ネオディケイド「お前か・・・」

 

尚文「・・・ウワサをすれば・・・」

 

冒険者「おいお前!」

 

冒険者「なんだ今のは!」

 

冒険者「獲物を横取りしやがって・・・!!」

 

樹「横取り?またですか・・・魔物がいたから矢を射たまでです そもそもファーストアタックは僕がとったのです 横取りとはおかしな話ですね」

 

冒険者「はぁ!?バカ言うんじゃ・・・」

 

マルド「浅ましいぞ!!今は活性化で鳥の魔物が増殖しているとき!悪しきを一刻も早く滅するのが肝要!!むしろ手傷を負う前に救ってくださったのだ 礼を言うべきあろう」

 

ネオディケイド「ほう・・・」

 

尚文「ぷっ」

 

樹「・・・なんですか尚文さん」

 

尚文「いや・・・恩着せがましいことで・・・」

 

マルド「なんだと!?」

 

尚文「だってそうだろう 今の樹の行為はただの経験値の横取り・・・ひとことで言えば道徳違反だ」

 

樹「道徳・・・?」

 

尚文「元康や錬に聞いたって同じことを言う頭くらい持ってるだろうさ というかこの島の伯爵の話を聞いてなかったのか?ここにいるのは冒険者だ レベル上げをしに来た な ディケイドは除くが、お前に助けてほしいとも守ってほしいとも思っていない わかるだろ?」

 

冒険者「そっ そうだぞ!」

 

冒険者「困るんだよ勝手に・・・っ」

 

マルドは睨みつけ、冒険者は怯む。

 

樹「やめなさいマルド そうですね たしかに 皆さんの言い分はわかりました では僕らは皆さんが去るまで昼食にしましょう」

 

樹は降りてきた。

 

樹「どうしたんですか?尚文さん 今の内にどうぞお好きなところへ でないと僕はレベル上げできないじゃないですか」

 

ネオディケイド「樹・・・」

 

尚文(こいつ・・・っ なにも反省してないな!?)

 

マルド「よし!ランチの時間だ リーシア!どこだ!?リーシア!?」

 

リーシア「は・・・はい!」

 

髪を横の二つ編みにした少女が手提げの蔓で出来た弁当箱を持ってきた。

 

リーシア「たっ ただいま・・・っ」

 

ラフタリア「あっ あのかたは・・・」

 

ネオディケイド「何だ?」

 

尚文「知っているのか?」

 

ラフタリア「えぇ 前にもああやって・・・」

 

リーシアは準備を始めた。

 

リーシア「おっ おまたせしましたっ」

 

マルド「おそいっ」

 

リーシア「どうぞ イツキ様」

 

尚文「・・・それくらい自分でやれよ・・・」

 

マルドは睨む。

 

ネオディケイド「睨むな・・・」

 

リーシア「マルド様はこちらで・・・っ」

 

リーシアは鶏肉などが乗せられた皿を差し出す。

 

マルド「うむ」

 

リーシア「ロジール様・・・っ ウェレスト様・・・ ええっと」

 

ウェレスト「ちょっと早くしてちょうだい」

 

樹「ーーーではいただきましょう」

 

マルド「はい」

 

リーシアは自分の鞄からリンゴ一つ取り出して、かじる。

 

ネオディケイド「ん?」

 

尚文「ちょっ ちょっと待て!お前ら!!」

 

樹「まだいたんですか?尚文さん」

 

尚文「いやいくらなんでも昼食の格差がありすぎだろ まさか 序列があるのか?仲間に・・・」

 

ネオディケイド「何だそりゃ・・・」

 

マルド「何を言っておられるのですかな?イツキ様への忠義・貢献度で我らの地位は決まるのです リーシアは親衛隊の中で一番の新米であるからして雑務は当然のこと!」

 

尚文「当然って・・・」

 

リーシア「あっ あの私のことなら大丈夫ですので・・・私がお役に立てていないことは事実ですし・・・それに・・・私はイツキ様に救っていただいたのです その御恩に報いるためならなんだってしたいんです・・・!」

 

マルド「素晴らしい!」

 

リーシア「ふぇっ」

 

マルド「まさにイツキ様の人徳のなせるワザでありましょう よろしい!いかにイツキ様が偉大なお方であるかじっくりお話をいたしましょう!」

 

冒険者「聞きたくない!」

 

マルド「いけませんぞ!そんなことでは正義はなせません!まず我らがイツキ様に出会い正義に目覚めたキッカケはと申しますとーーー・・・」

 

尚文達は進む事に。

 

尚文「はぁ なんなんだアレは・・・あれじゃ仲間じゃなくて信者だな あんな正義ごっこの樹のどこがいいんだか ディケイド お前の方が本当の正義のように思えてくるな・・・。」

 

ネオディケイド「そうか?」

 

ラフタリア「弓の勇者様のことはよくわかりませんが・・・リーシアさんのお気持ちは少しわかります 無理されないといいのですが・・・」

 

フィーロ「ごしゅんじんさま~~~ディケイド~~~フィーロもごはんしたい~~~」

 

尚文「あー わかった!わかった!」

 

ネオディケイド「ちゃんと用意する!!」

 

それから、とある場所で巨大な毛皮の犬のような魔物と戦い、撃破成功。

 

尚文「すごいな・・・やはり山奥ともなると摘のレベルも違うな!」

 

ラフタリア「ええ なかなか手応えがありました!」

 

ネオディケイド鎧武 パインアームズ「俺からすればそこまでじゃないがな。」

 

尚文「言うねェ ディケイド」

 

フィーロ「フィーロがんばったー!」

 

尚文「あぁよくやったな」

 

ラフタリア「それにしても・・・ここは何かの遺跡でしょうか・・・?」

 

尚文「今倒したのはこの島のボスだったりしてな」

 

ネオディケイド鎧武 パインアームズ「まだ中ボスくらいだろ?」

 

尚文「中ボス・・・。」

 

フィーロ「まぁコレで終わりじゃないよ~~この黒いのいや~~~なカンジするもん~~」

 

尚文「波のときの亀裂に似てるな・・・魔物出現ポイントかもしれない 待っていればまた出て来るかも・・・」

 

ネオディケイド「なるほど・・・。」

 

ラフタリア「でもナオフミ様 ディケイド 日が傾いています 夜は近いですよ」

 

尚文「もうそんな時間か」

 

フィーロ「え~~もう帰るの~~?」

 

尚文「そうだな・・・暗くなるとボスレベルの敵は少しキツイか・・・ディケイド お前はボスレベルも楽勝だろうが。」

 

ネオディケイド鎧武はネオディケイドに戻る。

 

ネオディケイド「だろうな・・・。」

 

ラフタリア「・・・やるんですか?夜も・・・」

 

尚文「あぁ 遅れを取り戻すとなればやるしかないだろう」

 

ラフタリア「昼のことを思うといつほかの勇者と出会うかわからないし・・・確かに夜であればそのリスクは少ないですが・・・夜は特に魔物が凶暴化するので冒険者は火が落ちるまでには本島へ帰ると聞きましたが・・・」

 

フィーロ「あぶないの~~??」

 

尚文「まぁ様子を見ながらだな」

 

ネオケィケイド「だな・・・。」

 

ネオディケイドは変身を解除し、澪に戻った。

 

そして、焚火をして収穫の確認をする。

 

尚文「うんいいぞ 例のアイテムドロップってやつで収穫も上々だ レベルもかなり上がったしな」

 

澪「いい感じですね。」

 

フォーロ「ご主人様ー澪お姉ちゃん まだ魔物いっぱいでそうだよー?」

 

尚文「ん?あぁ・・・」

 

澪「そっか・・・」

 

フィーロ「フィーロ ひとりでちょっと行って来るー」

 

フィーロは行ってしまう。

 

澪「フィーロ!?」

 

尚文「ちょっと待て!」

 

フィーロ「あぶなくなったら帰る~~」

 

澪「あら・・・。」

 

尚文「・・・ったく」

 

ラフタリア「ナオフミ様 少し無理されてませんか?フィーロもきっとわかっていると思いますよ 呪い まだ完治されてませんよね?」

 

尚文「・・・・・・」

 

澪「先輩 呪いがかかってるんですか?」

 

尚文「ま、まあな。隠してたワケじゃないが・・・まァ確かにだるさが続いていて疲れやすさはある でもそれだけだ」

 

澪「それでは先輩の事が心配です・・・。」

 

尚文「大丈夫だろ。」

 

ラフタリア「澪さんも見て下さい」

 

ラフタリアは剣を見せる。

 

ラフタリア「そんなに古くはありませんが ずいぶん心もとなくなってきました」

 

澪「確かに刀身がはころぼに・・・。」

 

尚文「本当だ いつの間に・・・」

 

ラフタリア「私もずいぶんレベルが上がりましたし 身の丈に合わなくなってきたのかもしれません 今日一日だけでもずいぶん酷使したと思います そう まだ一日目です フィーロが戻ってきたら引き上げませんか?宿には呪いに効く温泉もあるそうですよ?」

 

澪「温泉がある宿!?」

 

ラフタリア「はい。澪さんも一風呂浴びたいですよね?」

 

澪「うん!!」

 

尚文「ああ わかったよ・・・」

 

すると、草から音が。

 

3人は構える。

 

澪「何?」

 

尚文「魔物か?」

 

ラフタリア「いえ この足音は・・・人間!?」

 

「こんなトコにいたのか!坊主!!捜したぜまったく・・・!!」

 

出て来たのは、あの男女であった。

 

澪「あなたは・・・。」

 

尚文「お前!なんでココに・・・」

 

ラルク「船渡しが血相変えてたぜ!坊主どもがいつまでたっても帰ってこないってな」

 

澪「そうなんですか・・・?」

 

尚文「・・・まさか心配して・・・?」

 

ラルク「当たり前だろ~~冒険者が死ぬなんて珍しくもない やだぜぇ知り合いのそんな話~~!」

 

尚文「・・・わかった ラフタリア フィーロを捜してきてくれ 帰ろう」

 

ラフタリア「はい」

 

澪「すみません」

 

尚文「・・・迷惑をかけたな」

 

ラルク「いいっていいって 気にすんな」

 

尚文「よし いくか」

 

澪「はい!!」

 

ラルク「さー 坊主達が無事なのを祝って カンパーイ!!」

 

尚文達はグラスを持っていた。

 

尚文(なぜこうなる!?)

 

ラルク「っかぁあ~~」

 

尚文(帰ったら温泉にでもつかりたかったのだが・・・)

 

澪も持ったはいいが、酒はアウトなので飲まないでいる。

 

澪(この異世界では年齢的な飲酒法があるかは分からない・・・。でも、お酒だけはダメ!!)

 

フィーロはグラスの酒を舌で舐めたが、

 

フィーロ「なんかやー!!」

 

ラルク「ん? 酒はきらいか?嬢ちゃん」

 

澪「フィーロ!?」

 

尚文「ラルク!子供にむやみに酒をすすめるな!!ラフタリアに澪も駄目だぞ!!」

 

テリス「あらミオさんにラフタリアさんは大人でしょ?それとも苦手なの?」

 

ラフタリア「いえ・・・お酒は飲んだことなくて・・・」

 

ラフタリアは尚文をチラっと見た。

 

澪「私はお酒はダメなんです・・・。」

 

テリス「そうなのね・・・。」

 

尚文(外見上が女子高生の澪は分かってるからいいとして、ラフタリアは肉体的には平気・・・なのか?そもそもこの世界に未成年の飲酒がダメという考えはないかもしれない)「・・・わかった のまれない程度にな」

 

ラフタリア「・・・はいっ」

 

ラルク「何だよ 嬢ちゃんは飲まねぇのか・・・。」

 

それから、フィーロは客達と共に歌い、ラフタリアは腕相撲をしていた。

 

澪と尚文はカウンター席でくつろぐ。

 

澪「ラフタリアは酔っちゃってますね・・・。」

 

尚文「だな。」(フィーロはともかく・・・あんなラフタリアはじめて見た いろいろ気をつかわせてしまっていたのかもしれない)

 

すると、ラルクが割り込む。

 

ラルク「二人は楽しいそうじゃねぇか 坊主に嬢ちゃんももっと楽しめよ」

 

尚文「その坊主ってのやめろよ」

 

ラルク「お前が本当の名前教えてくれないからだろ?」

 

澪「船で言ったじゃないですか・・・。」

 

ラルク「どうだかな・・・。」

 

尚文「俺が本物だって証拠を見せてやろうか?」

 

ラルク「盾の形を変えるってのならダメだぞ そんなの珍しくもない」

 

尚文「ぐ・・・」

 

ラルク「ところで嬢ちゃんは坊主のチームにいるが、戦えてんのか?」

 

澪「はい。」

 

ラルク「でもなぁ 武器とか持っているようにも見えねぇんだけど。」

 

澪「ちょっと今は言えないですね。」

 

ラルク「何でだよ?坊主は知ってんだろ?教えてくれよ。」

 

尚文「俺からは直接は言えない・・・。」

 

テリスもラルクの横に入る。

 

テリス「とりあえずはナオフミさんって呼ばせていただくけれど・・・あなた細工がお得意なんですってね」

 

尚文「細工?」

 

テリス「ラフタリアさんに聞いたわ アクセサリーを作って行商していたって・・・」

 

澪「それ私聞いてませんよ?」

 

尚文「そうだっけ?まぁ覚えたんだ たまたま知り合った奴に習ってな その程度だぞ?」

 

テリス「あら売り物になるってだけで凄い事だわ ねぇ 私にもひとつアクセサリーを作ってくれない?あなたがコレだって思うものを・・・もちろんお金と素材は出すわ」

 

尚文「・・・まぁそれなら・・・」

 

テリス「やった!」

 

ラルク「よかったなテリス!」

 

澪(ほのぼのしてるなァ・・・。)

 

尚文(たまにはいいか・・・こういうのも)

 

ラルク「嬢ちゃんはここに来てから何も口にしていねぇな?」

 

澪「飲み物はお酒で、果物系はアルコール分が入ってそうで・・・。」

 

ラルク「そうなのか?」

 

澪「ラルクさん 質問があります。」

 

ラルク「何だ?」

 

澪「例えば年下の女性を旅のパートナーにする時、ちゃん付けで呼ぶと、「ちゃん付けで呼ばないで、子供じゃないわ!」と反抗してくる年下か、ちゃん付けで呼んでも、そこまで反抗せず、なるべく言う事を聞く年下の女性、どちらがいいと思います?」

 

ラルク「出来れば反抗せずに聞いてくれる年下の方がよくねぇか?」

 

テリス「出来れば・・・なのね。」

 

ラルク「坊主はさっきから食ってるんだ?」

 

尚文「ん?そこに置いてあった果物を」

 

ラルク「なんだよ 勝手に食ってんのか?」

 

尚文「あとで金を払えばいいかと思って」(女王持ちだし・・・)

 

ラルク「なんだよ~~シラフなフリして結構アエか~~?そんなにうまいのか?コレ」

 

ラルクは尚文が食べていた果物を一つ食べた。

 

店員「ああっ」

 

澪「えっ?」

 

尚文「・・・あぁすまない 金ならあとで・・・」

 

店員「あっいえ そうではなくて・・・それは水樽に一粒混ぜてやっと飲める酒の素で・・・そんなモノそのまま食べたら・・・」

 

ラルクはふらつき倒れた。

 

テリス「・・・・・・あらやだ」

 

店員「大変だ!ルコルの実にあたって倒れたぞ!」

 

店員「はやく吐かせろ!」

 

テリス「・・・強いのねナオフミさん」

 

尚文「・・・・・・」

 

澪「よかったです 私は食べなくて・・・。」

 

尚文「ああ。澪は食べなくて正解だったな。」

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