特撮ヒーローとウイルス兵器召喚能力による少女の成り上がり 作:サトシゲッコウガ
マルティ「勝負は私たちのドラゴンと罪人勇者の鳥との レースで決めることとします!」
領主「勇者様っ 村の・・・私たちのためにお願いしいます!!」
尚文「断る!!なんで俺がそんな面倒な事をしなきゃなんないんだ!!」
領主「勝ったあかつきには報酬を約束いたしますから・・・・・・」
尚文(確かにもうしばらくこの村を拠点にしておきたい・・・)
澪「先輩 やってやればいいじゃないですか!」
尚文「澪・・・」
澪「このままではこの村があの元康さんのものになり、メチャクチャにされるかもしれないんですよ!?」
尚文「お前にお説教されたくねェよ!!」
澪「なんですか それは!?」
二人は口喧嘩になった。
元康「やめとけよ!ドラゴンと鳥だぜ!? しかもコイツ ところどころ色が交ってて純白じゃないし・・・思いっきり安物だな!!」
元康はバンバンとフィーロを叩く。
元康「あははは は・・・っ」
フィーロに蹴り飛ばされる。
マルティ「モ・・・っ モトヤス様!?」
澪「盛大に蹴り飛ばされた・・・。」
ラフタリア「ナオフミ様 フィーロが・・・っ ナオフミ様・・・?」
尚文はニヤッっとなっていた。
尚文はフィーロに騎乗する。
尚文「いいだろう この勝負 受けてやる・・・!!!」
澪「先輩 やる気になりました・・・。」
ラフタリア「・・・はぁ ナオフミ様にも困ったものです」
尚文「なんだ?おまえだってさっきのは痛快だったろう?澪だって・・・」
ラフタリア「そうです 確かにそうですけど・・・」
澪「ええ 盛大に蹴られたんで・・・」
尚文「あれだけでもコイツを買った価値があるってもんだ! な!」
フィーロ「グァ!」
ラフタリア「・・・フィーロ ナオフミ様を頼みますよ」
澪「フィーロ 頑張ってね。」
澪はフィーロの頭を撫でる。
フィーロ「・・・グゥ!」
領主「村の外周を先に三周したほうを勝ちとします それでは・・・」
領主「始め!!」
両者スタート。
しかし、フィーロがドラゴンを抜く。
澪「先輩!!」
ラフタリア「ナオフミ様・・・!!」
村人「すごい・・・!さすが勇者様のフィロリアルだ!!!」
村人「圧倒的じゃないか・・・!!」
元康「くそ・・・っ なんだ あの鳥・・・!!」
マルティは兵士とコソコソと話す。
フィーロはドラゴンを抜かす。
尚文(よしっ いける・・・っ)
しかし、尚文の向かう方向に兵士がいた。
フィーロは突然コケた。
尚文「なんだ!?どうした!?」
尚文「穴!?」
尚文(こんな穴 さっきはなかったぞ!?)
兵士はクスクスと笑うが、知らんぷりの様子を見せる。
尚文(まさか あいつがなにかしたのか!?・・・ありえる ここには村人の観衆もいない・・・)
元康が尚文を追い抜く。
元康「へへっ チャンス!!」
尚文「ーーーっんのやろっ 何がチャンスだっ 明らかにおかしいだろ!?」
尚文(また性懲りもなく魔法で妨害しやがった・・・!!本当にこの国の連中は腐ってやがんな・・・!!」
王女と兵士がコソコソと話す。
兵士は速度を落とす魔法をフィーロにかける。
フィーロは速度が落ちた。
尚文「くそっ しっかりしろ!! あんな奴らの不正に負けるのか!?」
しかし、ドラゴンの尻尾がフィーロの首に直撃。
元康「おっと悪いっ 真後ろにいるからだぜ?のろま鳥」
ドラゴンは加速する。
尚文「くっ 主人もクソならドラゴンもクソだな・・・!! ん?」
フィーロは怒って、走り出す。
村人「おっ 一周してきたぞ」
領主「?」
村人「何の音だ?」
フィーロは凄い勢いでドラゴンを追い抜く。
村人「すごい迫力だなぁ あぁ!!」
ラフタリア「・・・?」
澪「先輩・・・」
マルティ「ちょっと何やってるの!?全然スピード落ちてないじゃない!!」
兵士「・・・はっ すみません・・・っ」
兵士は魔法を発動して、ドラゴンにかけた途端、スピードアップ。
元康「急に早くなったな!やればできるじゃないか!!」
尚文「ちっ」
マルティ「とどめよ 次の角でやっておしまい!!」
兵士「はっ」
兵士は魔法を発動する。
マルティ「これでおしまいよっ 盾の勇者!!」
フィーロの真下にどでかい穴が。
フィーロは落ちそうになったが、踏ん張って飛んだ。
元康「・・・?なにやってんだ あいつ」
元康「ん?」
ドラゴンと共に落ちた槍の勇者。
マルティ「やだっ うそ・・・っ」
マルティ「いやあああ・・・!!モトヤス様・・・!!」
???「あの穴は不正の証拠としておさえました 取り決め通りこの村の領主はこれまでどおりということで・・・」
マルティ「やり直しよ!!こんなのおかしいわ!」
???「彼らは我々が連行します」
澪とラフタリアが尚文の元へ。
澪「先輩!!」
ラフタリア「ナオフミ様 ご無事ですか!?」
尚文「あぁ まったく懲りない奴らだよ」
領主「ありがとうございますっ」
尚文「わ!?」
領主「本当に・・・っ 勇者様は二度も村を救って下さった・・・・・・!」
尚文「いや・・・俺は・・・ ・・・まぁ そうだな 約束通り勝ってやったんだ 報酬をくれるんだろ? よこせ」
領主「・・・今ですか・・・!?申し訳ありませんが数日待ってはいただけませんか?そうしていただければ・・・」
尚文「ひとつ 条件がある」
領主「条件・・・?」
ラフタリア「ナオフミ様・・・・・・?」
澪「先輩・・・どうするんですか?」
尚文「金はいらない 復興費を削って渡されたんじゃ意味がないからな なにか別の価値のあるもので頼む」
領主「・・・・」
澪「先輩・・・」
ラフタリア「ナオフミ様・・・!」
尚文「タダでさえ悪名高くて迷惑してるんだ 村から金を巻き上げたと言われかねない」
領主「でしたらこういうのはどうでしょう?」
領主からの提案は。
尚文「俺が行商を?」
領主「えェ 別の村や町 ほかの地域で基本的に自由に行商できる手形を発行いたします 勇者様は薬や素材を売って金銭を稼いでいると聞きました もし行商に興味がおありなら・・・商売をする上での勇者様の悪名を 和らげてくれるでしょう 幸いにも勇者様には健脚のフィロリアルがいます 今よりも金銭を稼ぎやすくなるかと 馬車も作らせましょう 少し時間がかかりますがいかがですか?」
フィーロ「グア!?」
尚文(なるほど つまり今までは買い取ってもらわねばならない生産者側にも販売者側にも回れるというワケだ)「わかった それをもらおう」
尚文(最初はただのきまぐれだったが 結果的にはコイツのおかげでぐっと幅が広がった いい買い物をしたな・・・!)
尚文とラフタリアは木箱に座り、澪はフィーロを猫や犬を撫でるかのような感じである。フィーロはそこまで嫌がってはいなかった。
尚文「・・・これで文字も楽に読めたらなぁ 本当に盾の力でできないものか・・・」
澪「できれば、この世界で文字を教えてくれそうな人物でもいればいいんですけど・・・。」
ラフタリア「澪さんは分かってる方ですよ。楽な事しても良い事ありません なんでも盾に頼るのはよくないです」
尚文「ハイハイ」
フィーロは尚文にすり寄る。
尚文「・・・フィーロ 暑い」
ラフタリアは尚文の左腕にしがみつく。
澪「ラフタリア・・・」
尚文「なんなんだおまえら!」
フィーロ「グァ!」
ラフタリア「・・・なんでもないです」
ラフタリアは離れる。
澪「ラフタリアも亜人とはいえ女の子なんだ・・・。」
ラフタリア「澪さんはどうなんですか?」
澪「どうだろうね・・・。」
澪はフィーロの首元を触る。
尚文はつい澪を見た。
尚文(でも澪の奴 17歳にしては、ホラーゲーム「バイオハザード」シリーズのあれだけの知識があるのはおかしいぜ。ゲームを直接やるか、ネット動画で得た知識でもないとあのゲーム内の国際的製薬企業・アンブレラとかラクーンシティ壊滅事件とかの説明はできない・・・特撮ヒーロードラマの力もだがな・・・。ホラーゲームって年齢対象が17歳くらいからって制限あるだろ?まさかあの不正ばっかのビッチ王女と違って年齢が17歳だけが嘘で、容姿が17歳の女子高生になっていて、実年齢は俺より年上の大人の女だったりするのか?それなら特撮ヒーロードラマとゾンビホラーゲームの知識も納得して、そして俺の味方でいて、上から目線とか、バカにするような態度は一回も無い・・・う~~ん・・・。)
澪「先輩 どうかしましたか?」
尚文「なんでもねェ・・・。」(その事に関してはそのうち問いていけばいいか。)
ラフタリア「・・・そういえばお腹の音なくなりましたね」
澪「確かに・・・。」
尚文「食欲も落ち着いたな 成長期が過ぎたんだろ これでひと安心だな」
その後の朝、澪と尚文は家屋内にいたが、
ラフタリア「・・・ナッ ナオフミ様!!澪さーん!!」
澪「どうしたの?」
尚文「なんだ?そろそろ出発・・・」
ラフタリア「とにかく来てくださいっ」
ラフタリアは尚文を引っ張り、澪も後をついていく。
澪「えっ?」
尚文「・・・な なんだ・・・!?コレは・・・!!」
尚文はラフタリアを奴隷として買った奴隷商人の元へ。澪は初めて訪れる事になった。
尚文「奴隷商!」
奴隷商「おや勇者様 何用で・・・」
尚文は詰め寄る。
尚文「・・・正直に話せ おまえ俺になんの卵を売った・・・?」
奴隷商「なにと言われましても内訳にはフィロリアルと・・・」
尚文「フィロリアルだって!?」
尚文「じゃあコレのどこがフィロリアルなんだ!?」
フィーロは太っているかの如く成長していた。
奴隷商は驚きつつも感動していた。
尚文「お世辞はいいからどうなんだ!?」
奴隷商「もしかしたらフィロリアルの主かもしれません」
尚文「主?」
奴隷商「野生のフィロリアルには群れを作る習性がありまして、それを取り仕切る主がいるという話です フィロリアル・キングもしくはクイーンと呼ばれております コレは雌ですのでクイーンですね ハイ!」
澪「クイーン・・・。」
尚文「・・・本当なのかそれは」
奴隷商「実は私も見たことがないんですよ めったに人前に現れないとのことで・・・」
尚文「結局知らないんじゃないか!!」
奴隷商「預からせていただければもう少し調べてみますが・・・ハイ」
尚文「それはいいが・・・間違ってもバラさないとわからないとか言って殺すなよ」
フィーロ「クエ!?」
フィーロは二人組に連れて行かれる。
奴隷商「分かっておりますとも」
尚文「なにかあったら慰謝料を要求するからな」
フィーロは檻に入れられた。
フィーロ「クエ・・・ッ」
澪「フィーロ!!」
ラフタリア「澪さん 大丈夫ですよ。またね フィーロ」
澪は渋々だが、フィーロから離れていく。
しかし、フィーロは叫んで檻を叩く。
奴隷商「あぁ困りましたね そちらを押さえなさいっ」
澪「先輩・・・。」
ラフタリア「まだ生まれたばかりです 欲しいんじゃないですか?」
尚文「・・・そんなこと言ってもな・・・」
フィーロ「・・・さま」
奴隷商「こ・・・これは・・・っ」
尚文「・・・・・・!」
澪「フィ・・・フィーロ?」
フィーロ「ご・・・ごしゅじんさま・・・!」
フィーロは巨大なデブ鳥から羽を生やした人間の少女形態に変化した。