偉大な勇者   作:四季社タクト

10 / 28
もう二桁行ったか〜早いもんですな〜

まあ文字数少なくしてるからそれは行くわなって感じなんですけどね・・・

今回は最後の方に力を入れたので、最後まで見てくれるとありがたいです。
(感想とかくれると喜びます)


第10話

「冗談じゃないわよ・・・」

私はすぐに立ちあがろうとしたが後ろからバーテックスが放った水の球に飲み込まれた。

 

剣を振っても水は切れない、息も長くは持たない、下を見ればみんなが倒れている。

 

(ダメ、ダメだ、樹を置いて、みんなを置いて、さっさとくたばるなんて、出来るわけがないでしょ!)

 

光が私を包み込み気がついた時には私を閉じ込めていた、水の球がなくなっており、勇者服も変化していた。

 

「溜め込んだ力を解放する勇者の切り札・・・」

 

バーテックスはすぐさま私に向かって火の玉を飛ばしてきたがそれを避け本体に体当たりをするとバーテックスは体制を崩し倒れていった

 

「いける」

 

その後ろでは、東郷さんが同じように光りに身を包まれていた。

 

 

俺の目の前には勇者服が変化し、東郷さんの周りに白い砲撃の可能な物があった。

東郷さんは倒れたバーテックスに向かって砲撃を開始しようとしたが突然東郷さんの前にバーテックスの位置が出てきた。

 

「神樹様近いこのバーテックス、なぜ気づかなかった!」

 

東郷さんはすぐに神樹様に向かっている双子座に向かって砲撃をした。

 

「こいつ小さくて早い!」

 

「このままじゃ神樹様が」

 

東郷が振り返ると、樹さんも同じ光に身を包まれ衣装が変化していた。

 

その間に俺は双子座に向かって刀を投げ、片足に命中させていた。

 

「私たちの日常を壊させない」

樹さんは双子座に向かって大量ワイヤーを飛ばした。

 

双子座は俺の刀に足を切り落とされ樹さんのワイヤーに捕まり、バラバラになった

 

 

「武蔵さん!」

樹さんは俺の名を呼ぶ俺の目の前に投げた刀がワイヤーに引っ張られ帰ってきた。

「ありがとう樹・・・」

俺は小声で言うと東郷さんはこちらに目線を向けたがすぐにバーテックスの方を向いた

 

「樹ナイス!」

私は背中から妙な赤い光が見えたので振り返るとバーテックスが火の玉を一個に集めていった。

「何、このヤバそうな元気の球は・・・」

私がそう言うとデカい火の玉こちらに向かってきた。

 

「いけない」

「お姉ちゃん」

 

「勇者部一同、封印開始」

私は大剣を出し、火の玉を受け止めた。

 

「私がこいつの相手をしているうちに早く!」

 

「う、うん」

「分かりました」

「了解」

東郷、友奈、樹の三人は返事をしバーテックスに向かって行った。

 

(やばい、もう・・・)

 

「すぐになんでも一人で受け止めようとするんじゃねぇよ」

私は瞑っていた目を開け隣を見ると武蔵が私と一緒に火の玉を受け止めていた。

「武蔵その目は・・・」

「話は後だ、今ワ・・・」

 

風さんに見られってしまった・・・

 

できれば見せたくはなかった・・・

 

蛇の目になった右目を・・・

 

俺達が受け止めている間に、みんなは封印儀を開始した

「よし、さすが勇者部・・・」

俺は風さんの腕を握り投げ飛ばしたと同時に火の玉が爆発した。

 

俺と風さんは飛ばされ地面に衝突した

 

「風さん、武蔵さん」

「そいつを倒せー!」

風さんはなんとか体を起こして言ったが、勇者服が元に戻ると再び倒れてしまった。

 

みんなが見上げた先には天よりも高い場所にあった規格外御霊であった。

「何から何まで規格外すぎるわ」

「しかもあの御霊でてる場所が宇宙・・・」

「大きすぎるよ、あんな物どうやって・・・」

「最後の最後で、こんな・・・」

みんなは諦めかけていた・・・

 

「大丈夫!」

そう言ったのは友奈であった。

「御霊なんだから今までと同じようにすればいいんだよ、どんなに敵が大きく立って諦めるもんか、勇者ってそう言うもんだよね」

友奈は真っ直ぐな目で強い決意を胸に抱いていった。

「友奈」

「友奈さん」

「友奈ちゃん行こう!今の私なら友奈ちゃんを運べると思う」

「うん、二人は封印をお願い!」

「早く殲滅してきなさい」

「友奈さん!東郷先輩!」

 

友奈は東郷さんの戦艦のようなの乗り物に乗り御霊に向かった。

 

「侵食が早い!」

「拘束力が無くなっちゃう」

夏凛は辺りを見渡すとかつてないほどのスピードで樹海が侵食されていき,樹は精霊が出したてきたスマホを見ると時間が後わずかしか残っていなかった。

 

友奈達が御霊に向かっていると奥から小さな御霊が流星ように大量に降り注いでいた。

「御霊が攻撃?!」

「迎撃するわ、地上には落とさない!」

東郷はそう言い八つある砲撃砲をフルに活用し全てを打ち落としていった。

 

しかし、一個の御霊が他の御霊にぶつかり一個だけ急速に真下に落ちていった。

 

東郷や友奈は爆煙のこともあって発見が遅れ、砲撃砲の射程外に出てしまった。

 

「しまった、一個逃した!」

 

下からからすごい勢いで細長い物が飛んできて、御霊を貫いたまま戦艦に当たり、そのまま下に落下していった。

 

((あれは!))

友奈と東郷は一瞬しか見えなかったが、それは武蔵先輩がいつも戦いの時に使っていた刀であった・・・

 

 

 

 

数分前

 

俺が爆風で地面に叩きつけられた時に変身は解け、制服の姿になっていた

(痛た、蛇って火弱いもんな、変身が解けても仕方ないか・・・無茶させたなオロチ・・・)

俺の手には火傷を負ったオロチが巻き付いたままだった。

 

それは捕らえた獲物逃がさないように強く、きつく巻き付いていた。

 

(痛いよオロチ、でも今は気絶するわけ行かないし、いい気付け薬なのかな)

俺は何度か意識を失いそうになりながら立とうとしたが全身に重りでもつけられたのかと言うぐらい体が動かなかった。

 

空が一瞬光った様に見えた。

 

この時の俺は直感で分かった・・・だから動かない身体を無理やり動かして起きあがった。

(オロチ・・・最後のもうひと頑張り手伝ってくれ)

俺はオロチに無茶をさせ片手と目だけを変身し、一本の刀を出現させ、一瞬光った場所目掛けて、刀を飛ばした。

 

「情けのうて役立たずの先輩の最後の援護じゃ、有り難う受け取りな!」

 

半ギレ状態で言い、俺はそのまま力つき倒れた。

 

 

その後はただ空を見上げているしか出来なかった・・・

 

 

 

「すごい東郷さん!ここまできたよ!」

私は東郷さんの方を見ると顔色が悪くなりゆっくりと倒れそうだったので私は東郷さんを支えた。

「東郷さん!」

「友奈ちゃん・・・ごめん、ちょっと疲れちゃったみたい」

「ありがとう、東郷さん・・・見ててねやっつけてくる」

私は東郷さんの目をしっかりと見て言い手を離しバーテックスに向かった。

 

 

「満開!」

 

 

私はそう言うと光に包まれると、勇者が変化し横には大きな腕が出現した。

 

「みんなを守って私は勇者になる!」

 

私がバーテックス向かっていった。

 

「そこだー!」

 

私の後ろから東郷さんの援護のおかげで御霊がかけたところに私は精一杯の力を込めパンチいった・・・

 

しかし奥に進むと固い所にぶつかり、閉じ込められてしまった・・・

 

だけど私は諦めない!なぜなら私は一人ではないから!

 

 

「勇者部 五か条 一つ! なるべく諦めない!」

 

 

「さらに五か条 もう一つ! なせば大抵なんとかなる!」

 

 

私は何回も何回もパンチをし続け、赤い太陽みたいな御霊を今の全て込めてパンチをした。

 

御霊は全体にヒビが入り砕けていった。

 

私は目を瞑りながらゆっくりと落下していった・・・

 

私が再び目を開けた時には目の前には東郷さんがいた。

「東郷さん」

「友奈ちゃんお疲れさま」

「美味しいとこだけとちゃった」

「ごめん、最後の力でこれだけ残したけど、持つかどうかわからない」

「大丈夫、神樹様が守ってくださるよ」

「そうね・・・」

 

朝顔が閉じ、私たちはお互いのことを思いながら目を瞑った・・・

 

 

「ものすごい衝撃・・・」

「絶対、助けて見せます!」

 

樹のワイヤーで受け止めようとネットを作ってもすぐに勢いと熱でワイヤーは切れ、再びワイヤーをやってネットを作るが再び切れる、それの繰り返しで徐々に原則していきなんとか地上に衝突する前になんとか東郷と結城の入ったつぼみは止まった。

 

「ナイス、根性!すごいよ樹!見て、あんたが止めたのよ!ほら!」

「いってあげて・・・ください・・・」

樹は安心感からなのか、力が抜けたよれついていたが夏凛に支えられてゆっくりと座り、夏凛を友奈達の所に向かわせた。

 

「お姉ちゃん・・・私・・・頑張ったよ・・・サプリ決めとけばよ・・・かった・・・かな・・・」

樹は元の勇者服になり、倒れてしまった。

 

「友奈―!東郷―!」

夏凛は二人の名前を呼んだが返事が返ってこなかった。

この時、夏凛に押し寄せた感情は顔に出ていた・・・

 

「大丈夫・・・」

涙を流そうとした夏凛に友奈が目を覚まし応えると、東郷もゆっくりと動き、風は返事をして答え、樹は手をあげた。

 

しばらく経つと俺たちは樹海から解放されいつもの屋上にいた。

 

夏凛は立っており、東郷は車椅子の上で目を瞑ていて、他のみんなは倒れていた。

 

「い、いやー私美人薄明だから、あぶなかってけど・・・」

風さんは今の状況の割に元気そうに答えた。

夏凛はホッとして見ていたが、ここには一人の存在が見えなかった。

 

「そう言えば、武蔵は?」

 

風さんが辺りを見渡す力は残っていないし、三人は気絶してて、答えることができないので

夏凛に聞いた。

 

それを聴いて再び夏凛の心に不安が押し寄せた。

 

辺りを見渡しても武蔵の姿はいない・・・

 

私は大きな声で武蔵の名前を呼んでも返ってはこなかった・・・

 

風も夏凛の焦った状況を見て焦らずにはいられなかった

 

風は重たい体をなんとか起こし、祠の方を見ると武蔵の手がちらりと見えた

 

風が気づくと夏凛も気づき夏凛の肩をかりながら祠の奥に向かうと祠の石のところで背をつきながら目を瞑って動かない武蔵がいた。

 

「ねぇ、終わったよ・・・」

風は急いで武蔵に駆け寄り、武蔵の方を揺らしたが動こうとはしなかった・・・

 

顔を見ると片目には蛇の鱗みたいな模様がついていた。

「ねぇ、武蔵、あんた目覚ましなさいよ!」

風さんは泣きそうな顔になりながら再び声をかけたが返事は返ってこなかった・・・

 

「私・・・嫌だ・・・あんたがいてくれたから・・・今まで・・・私・・・」

風は武蔵の胸に抱きつき、力強く武蔵の服を握り泣きながら言った。それを見ていた夏凛も涙を流しながらこちらにきて俺の肩を握った瞬間だった。

 

「泣くな・・・」

突然の言葉に二人は顔をあげ、こちらを見てきた。

「え・・・武蔵・・・」

「俺も気絶してたんだ、頼むから気絶させてくれ、もう体力・・・ない・・・から・・・」

俺がそう言うと二人はもっと大きな声で泣き始め、気絶して眠ろうにも寝れない状況にいた。

 

「本当に・・・よかった・・・ほんどうに・・・」

「あんた、こんな時にふざけた真似しないでよね・・・」

二人は俺の胸の上で泣きながそう言っていたので俺は優しく頭を撫でた。

 

 

 

これで俺たちの戦いは終わった・・・はずだった・・・

 




その頃、オロチは祠の上でぐったりとしていた・・・

ちなみにうちの主人公(武蔵)がキレると、親父から受け継いだ、広島弁で言います。
(今度ちゃんとした、説明回作らないとな・・・)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。