先に言っときます、夏凛の満開の戦闘シーンはカットしました、ほんとごめんなさい、でも言い訳させてください!
アニメをみた人ならわかるでしょ!あのシーンはアニメの方がいいんだって!
ほんとごめんなさい!
あと次回で結城友奈の章は終わりです。
スマホを片手に夏凛ちゃんを必死になって探していた。
「夏凛ちゃん!夏凛ちゃん!しっかりして!」
「だれ友奈?」
私が夏凛ちゃんの体を起こそうとした時、夏凛ちゃんはそう言い、手で私の顔を確かめていた。
「ごめん・・・なんか目も耳も持っていかれたみたい・・・友奈だよね?」
「そうだよ、友奈だよ!」
「見てた?友奈この私の大活躍を・・・」
「見てた!見てたよ!すごかったよ夏凛ちゃん!」
夏凛ちゃんのことを強く抱きしめて泣いていた。
「こんな・・・こんなのって・・・」
「東郷探そうと思ったんだけどね・・・ここまでか・・・ねぇ友奈、言いたかったことがあるのありがとうって」
私はその言葉を聞いて夏凛ちゃんを抱きしめていた腕をゆっくり外し話を聞いた。
「私長い間ずっと勇者訓練を受けてきた、戦うことだけが私の存在価値で私はただの道具だった、でもみんなのおかげで私・・・友奈なら東郷の心だって変えられるきっと・・・」
「私は・・・」
「東郷を救えるのは友奈だけよ・・・一番の友達なんでしょ?」
私は夏凛ちゃんの言葉を聞いて、決意した。
私は・・・
「まだ・・・俺にはやる・・・ことが・・・」
(俺が戦っている時何度も紅光が何度も瞳にちらついていた、つまりみんなが満開をしたか、一人が複数回満開をしたか・・・どちらにしろ、複数体大型バーテックスが来ない限りみんなは満開をしない)
俺は刺された脇腹を抑えながら立ち上がり前に進もうとしていた、しかし俺の体はとっくに限界を迎えていた。
(全身が常に針に刺されたように痛い、脚も腕も重い、それより前がぼやけ始めた、吐血もした、間違いなく貧血だ。)
そんなことをずっと自分の心の中でぼやいていた。
そのうち俺勇者服は元の色になっていき、徐々に代償が出始めた。
(あれ、体が動かない・・・)
気づいたら俺はつまずき転んで倒れていた。
(オロチ、最終手段だ・・・)
俺は体をひっくり返し天を見た。
(俺の体を・・・)
「東郷!」
私は壁の外で東郷に向かって剣を振っていた。
「この光景見たでしょ、だったら分かるはずです!」
「これ以上壁を壊しちゃダメよ」
「この世界が、大赦のやり方が勇者の存在が、いかに悲惨なものか!私達が救われる方法はこれしかないんです!」
私は東郷の気持ちがわかる、少し前の自分がそうだったけど・・・みんなが救ってくれた・・・だから私は・・・
「それでも・・・それでも!私は部長として先輩としてあんたを止める!」
「わかってください!」
「東郷!歯食いしばれ!」
東郷が引き金を引こうとした時,樹のワイヤーが東郷にの手ごと縛り付け私は自分の大剣で吹き飛ばした。
「ごめん東郷、少しだけ静かにしていて」
そのあとすぐに私の元に樹が駆け寄ってきて何かを伝えようしていた。
「どうしたの樹?」
樹が指を刺した方を見ると・・・
「敵の侵攻が・・・止まってる?」
「遅かった・・・」
壁の外側に足を運ぶと最初に目にしたのは数百メートルにも及ぶ大型のバーテックスであった。
「出来てしまう、いや目覚めてしまう・・・人を食い滅ぼそうと獅子が・・・」
辺りを見渡した・・・微かな感覚で感じ取った・・・吹き飛ばられる勇者とレオを引き連れて外から中に入ろうとする勇者の気配を・・・
(東郷・・・様?!なぜレオ連れて・・・)
私たちは言葉が出なかった・・・しかし止めなければ・・・と思い体を動かそうとしたがその途端口から大量の血を吐血した。
(主人の肉体はもう器としても限界・・・レオを倒すのは不可能どころか、もう戦うことすら・・・)
私は体を気遣い変身を時守りと治癒に徹しようとしたが・・・主人様は自分の思い・・・意志を伝えて変身を解かなかった。
「それでも動かせ・・・」
「いいのですか、これ以上は・・・」
「それでもだ・・・東郷を救えるの・・・俺じゃない・・・」
俺はその言葉をオロチにいったあと壁の内側から一人少女、いや・・・勇者様のお声が聞こえた。
勇者パァァァァンチッ!
「友奈だ・・・」
あとは頼んだぞみんな・・・
紅き炎に覆われた灼熱の大地、死を意味する土地に俺は一点の光を点した。
「もう迷わない、私が勇者部を東郷さんを守る!」
私はバーテックスの攻撃を交わしながらバーテックスの本体に向かって前に進んだ。
「止まれー!」
バーテックス本体に拳をぶつけようとした時、東郷さんの砲撃に受けてしまった。
「ダメよ、友奈ちゃん」
「そいつが辿り着いたら私たちの世界はなくなっちゃう」
「それでいいの・・・一緒に消えてしまおう・・・」
「よくない!」
私は満開をしてバーテックスに拳をぶつけると御霊が出現したが、東郷さんは再び砲撃を受けそうになり、それをよけ東郷さんと向かい合った。
「東郷さん、何も知らずに暮らしている人たちもいるんだよ、私達が諦めたらダメだよ、だってそれが・・・」
「勇者だと言うの?!他の人なんて関係ない!一番大切な友達を守れないのだったら勇者になんてなる意味がない、頑張れないよ」
その時、私を攻撃してきた火に包まれた小さなバーテックスや外から入ってくる小さなバーテックス全て、御霊に集まって行った。
「友奈ちゃん、あのままじっとしていればよかったのに、眠っていればそれで何もかも済んだのに、もう手遅れだよ」
東郷さんは私に向かって全て砲撃、一点に集中させて攻撃をしてきた。
「戦いは終わらない、私たちの生き地獄は終わらないの。」
「東郷さん!地獄じゃないよだって、東郷さんと一緒だもん!どんなに辛くとも東郷さんは私が守る!」
「大切な気持ちや思いも忘れてしまうんだよ、大丈夫なわけないよ!」
私は、東郷さんの強力な砲撃を受けて樹海の根に叩きつけられた。
「友奈ちゃんやみんなのことを忘れてしまう、それをしかたがないなんて割り切れない!一番大切なものを無くしてしまうぐらいなら・・・」
「忘れないよ」
「どうしてそう言い切れるの?」
「私がそう思っているから、めっちゃくっちゃ強く思っているから!」
「私たちもきっと、そう思っていた、今はただ悲しかったと言うことしか覚えていない、自分の涙の意味がわからないの!」
東郷さんはそういうと悲痛の叫びと共に砲撃が樹海のあちこちに撃ち込まれた。
「いやだよ怖いよ、きっと友奈ちゃんも私のことを忘れてしまう、だから・・・」
「東郷さん!」
「忘れない!」
「嘘・・・」
「嘘じゃない」
「嘘・・・」
「嘘じゃない!」
「本当?」
「うん、私はずっと一緒にいる、そうすれば忘れない」
「友奈ちゃん!」
東郷さんは涙を流したそれを私は両手で優しく受け止めた。
「忘れたくないよ、私を一人にしないで!」
私たちは突然と赤い光と風に顔をあげてみると、目の前には私たちを覆い隠せるほどの太陽みたいな火の玉でした。
「私大変ことを・・・」
「東郷さんのせいじゃない、あいつを止める」
「はい」
私と東郷さんで神樹に向かう火の玉を受け止めようとしていた。
「止まれー」
「止まら・・・ない」
「絶対にあきら・・・めない」
「友奈ちゃん!」
私は勇者の変身が解け、地に落ちていった。
「こんなところで・・・」
私が起きあがろうとした時・・・
「足が・・・」
「もうダメ・・・」
そんな時、東郷と一緒に火の玉を止めた者がいた
「樹ちゃん」
「ごめん、大事な時に」
「風先輩・・・私・・・」
「おかえり東郷」
「いくよ!押しかえす!」
しかし満開をした3人でも太陽のような火の玉は止まらなかった。
「この!3人でも・・・」
「そこか!」
「夏凛!」
「勇者部を舐めるなー!」
「よーし勇者部、ファイトー!」
夏凛が加わったことにより、大きな花が咲き、火の玉の勢いはゆっくりとなった中、再び咲いた花があった・・・
「私は讃州中学勇者部・・・」
「友奈!」
『友奈!』
「友奈!」
「友奈ちゃん!」
「勇者 結城友奈!」
「とどけぇー!」
友奈が御霊に触れた瞬間、爆発と共にレオは消滅した・・・
「本当、副部長って疲れるぜ、こう言う苦労するけど目立たない仕事が多すぎる・・・」
俺は刺されたところを押さえながら星屑たちの出てくる穴の周辺に立っていた。
(いたた、この傷で数十万以上の雑魚相手にするには少し骨が折れるぜ)
俺の周りには大量の星屑たちが砂になりかけていた。
(オロチ、このまま死ねば俺はみんなを救える神になれるかな・・・)
(あなたは私の命の恩人です、そう簡単に命を落としてもらって困ります、それにあなたはまだ人間です)
(そうか・・・)
「時間稼ぎにしては頑張ったよな俺・・・」
俺は樹海化が解けるまでは意識を保ち続けたが・・・その後のことは・・・
続く
ようやく終わりましたね(全て終わったとは言ってない)、これで少しはひと段落できそうです。
え?主人公くん活躍はあれでいいのかって、人生あんなもんですよ、いつの時代も表に映る人物にはそれを際立たせる裏の人物がいるんですよ。
次回で結城友奈の章は終わりですが、2、3話はほのぼの回にでもしようと思うので何か希望があれば感想で教えてください。
あと園子が主人公(藤井 武蔵『フジイ ムサシ』)くん呼ぶ時のあだ名送ってくださると助かります。(ちなみにマジで困っています、助けてください、お願いします!)