作者はブルーロックにハマっています。(今までのサッカーの常識がぶっ壊れる感じのもの大好きです)
お待たせしました、平和なほのぼの会(オリジナル回)です。
俺や友奈が病院退院してから数週間俺たちは文化祭に向けて準備行いながら勇者部の活動をしていた。
そして、今は風と一緒に逃げ出した飼い猫探しをしてる真っ最中
「本当、文化祭前だっていうのに依頼が山のようにくる」
「仕方ないでしょ、文化祭だからっと言って流石に活動を止めるわけには行かないし、むしろそれだけ信頼されてるのよ、その信頼してくれてる人たちを待たせるわけにはいかないでしょう」
「それはそうだけど・・・」
(本当、風は真面目だな、こう言うのは探偵とかに任せればいいのに・・・)
俺はそんなことを思いながら住宅地、河川敷などいろいろなところを片っ端から探し回ったが一向に見つからない。
「本当どこにいるのよ?」
「しらねぇよ、こっちが聞きたい」
俺たちは息を切らしながら公園のベンチに座って口をこぼしていた。
「黒猫のくーちゃんか」
ポケットに入れていた写真を取り出し、探している猫名前を口に出していた。
「その猫、ちょっとあんたに似てるわよね」
「そうか?」
「そうよ、この目つきとか」
「俺そんな厳つそうな目目つきしてるか?」
「してるわよ、ほら!」
風はポケットに入れていたスマホの俺が写った写真と猫の写真を照らし合わせていた。
「嘘、似てる」
「でしょ!」
俺たちがベンチで休憩していると、目の前に一匹の黒い猫が通りかかりそれを俺たちのことをじっと見つめていた。
「なぁ風今見てる猫って」
「佐藤さん家の黒猫の」
「「くーちゃん!」」
そこからはかくれんぼから鬼ごっこに変わり捕まえるまでだいぶ苦労したが、なんとか捕まえることができ、飼い主の佐藤さんに捕まえたくーちゃんを無事に渡すことができたので今日の依頼を終えることができた。
「終わった、終わった、もうこんなに日が暮れっちったな」
夏とは違い、まだ5時半だと言うのに辺りはもう黄昏時になっていた。
「そうわね」
「このまま帰って夕食・・・しまった・・・」
「どうしたのよ?」
「買い物するの忘れてた」
普段、買い物を忘れるってことはないんだが、文化祭で使う衣装を作ったり、病院に通ったり、どっかの誰かに写真を提供しに行ったり、今日の猫探しみたいに遅くなることが多く、買い物に言っている暇がなかった。
「どうするのよ?今から行くの?」
「いや、今行っても遅いし今日は家にある残りで・・・」
俺が頭の中で冷蔵庫の中を想像した時、夏凛の家の冷蔵庫ぐらいないことに気づいた、『ちょっと私の家と一緒にしないでよ!』と怒る夏凛出てきそうなぐらい今の俺の家には食材がないのだ。
「その顔だと夏凛家の冷蔵庫みたいに何もないんでしょ」
「はい、夏凛の家の冷蔵庫みたいに何もありません」
(まぁ俺は食べなくてもいいだけど、オロチには食べさせないといけないから・・・本当にどうしよう)
どうしたものかと思っていた時、俺の服を引っ張る風が恥ずかしそうにこう言った。
「何もないならうち来る?」
「いいのか?」
「だってこのままあんた帰したら何も食べずにいそうだし、オロチに食事与えないといけないでしょ」
俺は最初悩んだが俺の内ポケットにいるオロチのことを考えたら、そっちの方がいいと思い俺は風の家にお邪魔することにした。
(いいんだよな、オロチも風の家は慣れているからこれでいいだよな)
風の家に着くまで俺は妙にソワソワしていたが
(大丈夫、大丈夫だよね、私、あの時は咄嗟で言っちゃたけど・・・)
風の方が俺の何倍もソワソワしていた。
「ただいま、樹」
「お帰りお姉ちゃん」
「お邪魔します」
「武蔵さん!」
突然の俺の来訪に樹も流石に驚いた顔をしていた。
「ごめんね、突然お邪魔してごめんね」
俺は樹に事情の全てを話すと苦笑いをされたがこんな俺でも優しく受け入れてくれる犬吠埼姉妹が今夜は女神にしか見えなくなっていた。
俺が彼女たちの優しさを受け放心している間に風は台所に立ち料理をしようとしていた。
「俺も手伝うよ」
「いいのよ、武蔵は客人なんだから樹と遊んでていいよ」
「そうか、なら風の料理ができるまで樹と一緒にトランプやタロット占いでもしようかな」
そして始まった、樹とトランプ対決、俺の全敗で終わった・・・
「一番簡単なやり方で頼むよ」
「わかりました」
樹はそう言いカードをシャッフルして俺の前にカードの束を出した。
「これで一枚引けばいいだよね」
「はい」
俺は山札から一枚カードをとり、カードの表面をみた。
「運命の輪・・・」
ボソリと俺がそういうと樹は手元にあるタロットの本を開き調べ始めた。
「えーと、確か運命の輪は幸運、成功、無限の広がりなどがあります。」
樹が本を見ながら言っていると、後ろから料理を終えた風がやってきて樹の持っている本を覗き見るように樹の後ろに立った
「悪くないんじゃない」
風ははそう言ったが俺が引いた運命の輪の位置は・・・
「いや、これは逆位置だ」
「運命の輪の逆位置は、幸運の後にやってくる突然の不幸、経験不足から来る失敗などです。」
それを聞いた俺たちの間で変な雰囲気流れた。
「まぁ、今回武蔵が買い物忘れたのが不幸って可能性もなくはないわよね」
「それだったいいですけど・・・」
「所詮占い、当たるも当たらないとも言うし気にしない方がいいかもな」
「それもそうね、ほら料理ができたから片付けなさい」
「「はーい」」
俺と樹は机の上を片付けあとは風は作った料理を机の上に並べた。
「今日はカレーよ」
机に上に並べられたカレーは普段自分が作るカレーと違って鮮やかさがあった。
「オロチには肉にカレーをかけたやつね」
それを聞いたオロチは俺の懐から出てきて風の出した料理にがっついていた。
「私たちも食べましょうか」
「そうだな」
俺たちは同時に席に着きいただきますをした。
「どうしたの?食べないの?」
風と樹は料理に手をつけない俺を見て不思議そうな顔をしていた。
「いやね、顔の傷がね・・・」
自分の手を顔に当てて風達に言うと風は俺に優しくこういった。
「私たちは気にしないわよ」
「そうですよ、どんなひどい傷を負おとも武蔵さんはいつも優しい武蔵さんです!」
本当、この姉妹は本当に・・・
俺はマスクをとり風の料理を口にした.
「美味しい・・・」
「そう、ならよかったわ」
それから俺たちは楽しく美味しい食事を楽しんだ、食事を食べ終わったら風はすぐに食器を洗おうとしたので流石に申し訳ないと思い俺も無理やり手伝った。
ちなみに俺と風が食器洗いで話し合っている間樹は風呂に行っていた。
「今日はありがとな、夕食」
俺は玄関で靴の紐を結びながら風に言った。
「いいのよ、困ったときはお互い様って言うし」
「本当、風に知り合えてよかったよ」
「え」
風は少し顔を赤くしたがそれが少しおかしく俺の頬が緩んでしまった。
「じゃあな風、樹にもまた明日と伝えておいてくれ」
「あ、うん、また明日」
俺はそう言って、自分の家に帰宅した。
「お姉ちゃんでたよ」
「うん」
「どうかしたの?」
「いや、なんでもないわ」
私がそういうと樹はニコニコと笑った。
「流石に気使わせてしまったよな」
帰り道、辺りは暗く冷たい風が時々少し当たるぐらいだったが、それが気にならないほど心からあ暖かかった。
「でもまた、食べたいなぁ、風の料理・・・」
カレーってそれぞれの家庭で個性が出ますよね、ちなみにうちは余った野菜とシーチキンを入れてルー入れて終わりです、本当それだけです。
オリジナル回って地味に大変なんですよね、キャラの個性守らないといけなし、ストーリーの構築もしないといけないしで、これが後2話かー、頑張らないと・・・
次回は、誰をメインで行こうかな・・・