夢を見た。
俺はいつも通りみんなと勇者部で活動をしていた、それから時間はあっと言う間に過ぎていき、活動も終わり俺は部室から出ようとした途端、辺りは真っ暗になり俺は廊下に1人で立っていた。
突然みんなが消えたことやなぜ急に暗くなったこと、色々な思想が頭の中で渦巻いていた。
そして気づいた時には俺は外にいた。
周りには信号や街灯はあるのに光っていない、俺は恐怖からか人を探し始めた。
ひたすら前だけ見て走っている路地裏に1人の人影が入っていくの見かけた。
俺はその人を追いかけようと一歩足を踏み出した途端俺の腹は何かに貫かれ、片腕は食いちぎられ、俺は地面に倒れた。
体は温かったはずなのに徐々に体温下がっていく・・・痛みがない・・・
そんなことを思っていると俺の前に1人の女性が立っていた、その人は俺に対しこう言った。
化け物と・・・
その言葉を聞いた途端地面がなくなり、俺は底がない穴に落ちていった。
意識が戻ると、俺は寮の天井を見ていた。
「怖い夢・・・か」
俺は体を起こし時刻を確認すると午前5時。
「はぁ、最悪の目覚め方した・・・」
俺はそうつぶやき洗面台に行き顔を洗いタオルで拭きとりようやく悪夢から覚めた感覚がした。
「・・・でもあいつらのやり方絶対間違ってる」
昼食時、友奈さんが大量の雑誌と新聞を持って食堂に現れた。
その雑誌や新聞は全て勇者の特集やリーダーである乃木若葉の写真が乗っけられていた。
「この雑誌と新聞、若葉ちゃんのインタビュー載ってるよー」
「すごい騒ぎになってますねえ・・・」
ひなたさんは新聞の一紙を見て、眉間に皺を寄せた。
「むむむ、いけませんね、この写真では若葉ちゃんの魅力が表現できていません。次回からは各社に私の選んだベストショットを・・・!」
「するな!絶対するなよ!」
「それはフリですか、若葉ちゃん?」
みんなが楽しく話している中、彼は疲れた表情をしてやってきました。
「狐うどん、ついでにかき揚げ二つ」
俺は注文したものがお盆に乗っけられると彼女とは少し離れた位置に座った。
「はぁー」
俺がため息をはきながらご飯を食べていると友奈そっくりな子が俺のところにやってきた。
「ねぇ武蔵君」
「なんだ」
「初めまして、私は高嶋友奈、一緒にこっちにきて食べない?」
高嶋は突然の自己紹介してきたがそれよりも俺はその名を聞いて最初は驚きはしたが心のどこかで納得していた。
「お前は相変わらずだな・・・(小声)」
「?」
「悪いが俺は1人で食べる」
「でも、みんなで食べるとご飯はもっと美味しくなるよ」
「それは・・・そうだが・・・ちょっと・・・」
高嶋は俺の手引っ張り俺をみんなのところに連れていった。
「みんな武蔵君連れてきたよー!」
高嶋は元気に言ったが俺と勇者たちの間に気まずい空気が流れた。
「なぁ、高嶋俺戻っていいか、うどんが伸びる・・・」
「あの、私からも、一緒に食べませんか?」
そう言って立ち上がった伊予島だった。
「いや、でも・・・」
「杏がいいなタマはいいぞ!」
この時点で多数決で負けるので俺は大人しくみんなと一緒に食べることにした。
「まずは自己紹介からだな!土居球子だ!気軽にタマって呼んでくれ」
「上里ひなたです。」
「乃木若葉だ、よろしく頼む」
「・・・藤井武蔵・・・よろしく」
(多分この2人(乃木、高嶋)は園子と友奈(結城)のご先祖様だ・・・しかしあの2人(ほのぼの、ゆったり、マイペース組)だよな、高嶋はそんな感じはするが、園子の子孫すっごいしっかりとしている感じがするんだが・・・)
俺はこの2人の間に何があって、あの2人になったのか、気になったがまぁ考えないことにした。
「あと今日はここのはいないけどぐんちゃんって子もいるんだよ!」
(高嶋が一番嬉しそうな顔をしたってことは親友なのかな)
「どうして今日はいないんだ?」
「千景さんなら実家に帰ってるそうで・・・」
「そうか」
(そうだもんな、俺と違って血のつながった家族がいるんだもんな・・・)
この時俺は食べる手が勝手に止まっていた。
しかし、この時は俺は知らなかった・・・
「あの」
「どうした?」
「今日はどうして、遅刻したんですか?」
伊予島は俺が午前中、どこにいって何をしていたのかを聞きたがっていたが俺は迷っていたが彼女の純粋な目に嘘はつけなかった。
「大社と揉めた」
「「「「「!」」」」」
「何か大社に酷いことされたのか?」
「いや、正確には・・・俺から殴り込んだ」
「「「「まさか・・・」」」」
5人が想像したのは武蔵が大社の人たちをコテンパンにしたあと次俺に指図したら大社の本部ごとお前らを・・・といっている姿だった。
「そんなことはしてない、ただ俺は・・・」
「「「「「?」」」」」
「やっぱりなんでもない、ごちそうさま」
俺は言うのが恥ずかしくなり急いでうどんを食べてその場去った。
午後・・・普通の学生なら授業を受けている頃だろ、だけど・・・
(夏凛は俺たちと出会うまではこんなことやってたのだろうか、果たしてこんな訓練が奴ら(バーテックス)に役たつだろうか・・・)
俺はそんなことを考えながら俺は彼女たちが運動している姿をボーと見ながらサボっていると遠い位置から高嶋が話しかけてきた。
「武蔵君はやらないの?」
「やらない」
(本当は派手な運動すると内臓やら色々体に響くからできないの方が正しいけど・・・)
「本当はタマに負けるのが怖いんだろ」
この言葉は俺を心に火をつけた。
「こらタマっち先輩!そんなこと言ってあとで痛い思いしても知らないだからね」
「いいよ、やろうか」
俺は上のジャージを脱ぎ、軽くモーミングしてから土居挑んだ結果・・・
「タマ・・・」
「ほら言わんこっちゃない、タマっち先輩」
「なら次は私を相手してもらおうか」
「こら、若葉ちゃんまで・・・」
若葉はそういって俺の方に木刀を渡してきた。
「どうした、苦手だったか?」
「いや、大の得意分野だ」
俺が若葉から木刀を受け取った。
「ルールは?」
「基本的にはなんでも良し、相手が参ったて言うまでだ」
「わかった」
(一本か、本当は二刀流で戦いたかったけど、まぁ相手は女性、これぐらいのハンデがちょうどいいか)
しかしこの考えはすぐに甘かったと思い知らされた。
「ひなた、合図を頼む」
「はぁー、わかりました若葉ちゃん、では両者準備はいいですか?・・・それでは初め!」
上里の合図で始まったこの試合、最初に攻めてきたのは若葉だった。
(隙のない構えからのゆっくりと間合いを詰めて攻撃、基本的なことはやってきたのか、素直に受け止めて・・・)
若葉一撃を受けた瞬間体勢が崩れそうになった。
(なにこれ・・・重い!)
この一撃を貰ってから若葉は攻撃する隙さえも与えないように次から次へと攻撃を仕掛けてくる。
俺は彼女の太刀を捌いていき、弱点を探しながら俺は攻撃を仕掛けていった。
(さすがだな乃木、容易には攻めさせてくれないか、でも・・・)
俺は若葉の足を足を引っ掛け転ばせた。
俺は刀を振り下ろしそうとした時、彼女は最後諦めず俺に剣を突き刺そうとした・・・が俺はそれはギリギリで避けた。
しかしそのギリギリが勝負を決した。
彼女の剣は俺の布の眼帯の結び目に引っかかりほどけてしまった。
『化け物』
この時私はこの戦い(試合)に必死だった、彼はほどけた眼帯をすぐに拾おうと急いでしゃがみ込んだ。
私は立ち上がり刀を振り下ろそうとしたが、彼の口から一言だけ小さな声で言った。
「・・・参った」
私はその言葉聞き逃さなかった私は刀を彼のに当たるギリギリで止めた。
(勝った・・・のか?)
私はいまだに実感が湧かない、それもそうだろ、あの一瞬彼がしゃがまなければ私は負けていたのだから・・・
「見たか?」
彼は眼帯をつけゆっくりと立ち上がって私にそういった。
「いいや・・・」
「そうか・・・それならいい」
「待て」
「悪いがもう疲れた、帰る」
彼はそう言い出ていってしまった。
「若葉ちゃん、大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫だひなた」
(しかし、あの目は・・・)
あの若葉との戦闘で乃木にだけは彼の目は見えていて他の子には背後で見えなくなっているので、今のところバレたのは若葉だけです。
あとうちの主人公(藤井武蔵)は高嶋のことを結城の子孫だと思ってます(実際大満開の章そう思った人はいるはず、多分)あとは郡のことかな・・・あれはもう助けてあげたい(助け出します)
ちなみに最初の夢の話は作者の本当に見た話です。(まぁ胴体貫かれたところはさすがに持ったけど、真っ暗で信号の明かりもついていないところは本当です、まじ怖かった・・・)
次回は・・・戦いかな