偉大な勇者   作:四季社タクト

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みなさんお久しぶりです、みなさん新生活いいかがお過ごしですか?え?僕はどうかって、毎日満員電車で疲労しています、本来昨日投稿予定だったんですけど、今日になってしまいすいません。
ここで、みんなにお知らせがあります。
これからは一ヶ月投稿にしたいと思います、(ほんとすいません、体が・・・体が持たないんです)


第3話

樹海化・・・この世界にきて二度目バーテックスの戦闘、高嶋は病院で検査のため入院、郡は実家から帰ってきたか不明、現状ここにいるのは三人の勇者とプラス1人。

 

(なぁ、オロチ俺の体もつかな?)

 

遡ること樹海化数分前、俺は病院に検査結果を聞きに来ていた。

「先生、検査結果はどうでしたか」

俺がそう聞くと医師はとても難しい顔をされた。

「私もたくさんの人を見てきたけど、君みたいな人間は初めて見たよ」

(だろうな、顔や体に蛇の鱗があったなんて人間、俺でも見たことがねぇよ)

「それで結果から言わせて貰えば、この蛇の鱗に関しては特に害を与えたりとかはあまりない、皮膚の移植手術さえ受ければ元通りにはなるけど臓器の衰弱が異常だ、医者としてハッキリと言わせてもらいます。」

「はい」

「このまま同じことを繰り返すならあと1ヶ月も持たないでしょ。」

「・・・はい」

「一応薬は出しておきます、何かあったらすぐに病院に行くことわかりましたね」

それからすぐ樹海化が始まり、俺は急いで向かうことになった。

(それはわかりません、しかしたあなたは私がいる限り絶対に死にません)

オロチは優しさからそう言ったのだろう・・・

 

「どうする乃木」

「私は前に行く、お前は杏たちを!」

「待て、おい若葉!」

彼女は俺のことを見向きもせず敵に向かって行ってしまった。

(あいつ、何で・・・)

「武蔵さん・・・」

伊予島の声に振り返ると土居と伊予島が少し不安そうな顔をしていた。

「とりあえず・・・俺が少し前に出て戦う、土居と伊予島は援護してくれ」

「わかったぞ」

「わかりました」

「あと、俺が前で倒れても、使命とか勇者とか忘れて自分の命は優先しろ、それだけだ・・・」

俺は彼女たちが俺を認識できる位置に立ち迎撃体制をとった。

(これでいい俺が前で引きつければ、彼女たちには少なくとも大きな危険は及ばない)

 

それからはただがむしゃらに暴れた。

 

心のどこかでは死んだら元に戻れるのでは・・・仮に戻れなくてもこの苦痛が少しは楽にはなるではないか・・・俺の頭は楽な方へと考えていってしまう、俺はそれを戦いで紛らわせていた。

 

(何体倒した・・・あれ)

汗を袖でぬぐうと袖は赤色に染まった。

(血がいつからだ?それよりバリアは?)

自分の事に気を取られている間に数体のバーテックス融合していた。

「デカくなっただけ・・・?」

「どうなんだろう・・・?」

彼女たちは進化体の動向を伺う、しかし俺には見覚えがあった、あいつに。

(やばい、あいつは・・・)

「みんな物陰に隠れろ!」

俺は急いで伊予島と土居を手を引っ張り間一髪のところで物陰に隠れることができたが・・・

(あいつ過去にもいたのかよ、一か八か突っ込んで・・・)

一人の悲鳴が樹海に響き渡った。

「ぐんちゃああーん!」

「高嶋?!どうして・・・」

俺は目の前の光景に驚きを隠せなかった。

「何で・・・郡が複数人いるんだ・・・」

 

それからただ郡が、進化体のバーテックスを倒すのを見ていた。

 

その戦い方は、まるで自分を認めてほしいと言わんばかりの戦い方だった。

 

戦いが終わった後俺、高嶋、郡は病院連れてかれ、検査を受ける事になった。

「何で、今日一日で二回も病院に行かないといけないんだよ」

俺はブツクサ言いながら椅子に待っていると郡がやってきて隣に座ったので俺はその郡をチラ見した。

「何」

「別に、今日の戦い君がすごかったなぁと思っただけだ」

「あっそう」

(冷たい・・・いやむしろこの反応が普通なのか)

「なぁ、今回ので戦いで見せたあの分身みたいな奴、みんなできるのか」

「知らないわ」

この時の俺は一瞬ムスッとした顔をした。

「私なんかに話しかけなくてもいいのよ」

(わたしなんか・・・か)

郡との会話はまるで関わる事すらダメだと言わんばかりに、冷たく寂しいものだったが、俺が検査室に呼ばれ立ち上がった時に郡は一つ俺に質問した。

「ねぇ、一つ聞いてもいいかしら」

「何だ」

「あなたは勇者になれてよかったと思う?」

この時俺は今までを振り返っていた、そして郡にこう伝えた。

「まぁなれた事で出会えた人もいるからなぁ、けどもう戦いは懲り懲りだ・・・」

 

それから数日立ち、秋も深まり、風が涼しくなったころ食堂では・・・

 

「タマちゃんとアンちゃんってほんと仲良しさんだね」

昼休み、食堂でうどんをを食べながら友奈が微笑ましげにそういった。

そして今日も俺は伊予島たちに誘われて一緒だ、本当は断っても無理やり連れて行こうとするので諦めて一緒に食べている。

「タマたち、ほとんど姉妹みたいなもんだしなっ!」

土居はそう言い杏をだいきしめたが、土居は小柄のため抱きついているようにしかみえなかった。

「えへへ」

それでも伊予島は嬉しそうにしているので決して迷惑そうではないのだろう。

「杏さんと珠子さんは、どうしてそんなに仲がいいんでしょう?」

「そうですね・・・」

伊予島は思い出していた、少し前を歩く土居の背中を・・・

「今はそんなでもないけど、昔は私、すごく体が弱かったんですよ。入院したことも何度もあって・・・」

 

それから伊予島は自分たちの過去について話し始めた。

 

どのようにして出会ったのか、勇者なったきっかけを話した。

 

「うぅ・・・いい話ですね・・・」

杏の話を聞き終わると上里は涙を浮かべていた。

「え、ちょ、ひなたさん!?泣くほどの話じゃないですよ!?」

「いいえそんなことはありません。泣ける話としてネット公開でも、もしくは書籍化したいぐらいです!」

ひなたは涙を拭いながらいう、それを見た杏は少し苦笑いをした。

皆が伊予島の話に心を打たれている中、俺は立ち上がり、片付けようとした。

「もう片付けるのですか?」

「俺要らなさそうだし、それにその話、若干一名顔真っ赤だぞ」

俺の一言に皆が土居の方を見た。

「あー!恥ずかしいから聞こえない振りしてたのにっ!」

暴れ始めた土居を若葉と友奈が2人がかりで歯がいじめにするそれをチラ見し俺はこの場を去ろうとしたが土居が止めた

「こら待てー!武蔵お前も何か恥ずかしい話をしていけー!」

「こらタマっち先輩自分が恥ずかしいからって武蔵さんからそういう話を聞き出そうとしない」

土居は顔を真っ赤にしていたのが俺のせいでみんなにバレたので自分の恥ずかしさを紛らわせるために俺から恥ずかしい話を聞き出そうとしたのだろうけどそれは伊予島がそれを止めた。

「俺にそんな話はない、俺は生まれてから一人ぼっちで、誰も俺に関わろうとはしなかった、でも・・・少し羨ましかった」

 

その日の午後バーテックス襲来があった。

 

資料から彼女たちが戦ったのは数百体強の星屑、それと特徴から俺の時代で戦った双子座に似た進化体バーテックスだったであろう。

 

その戦いで土居は左肩を脱臼、その他はかすり傷などの軽傷だけだった。

 

しかし、この戦いはある1人の勇者は姿を表さなかった。

 

俺の手は吐血した血で汚れ、体は激痛が走り、まともに動かせる物ではなかった。

「くそ、こんなはずじゃなかったんだけどなぁ・・・」

 




今回、千景の回と土居と伊予島の回を一緒にしました。(ほんと文章力とかなくてごめんなさい。)

裏設定として、土居は主人公くん(武蔵)の前だとあまりはしゃげないという設定があります。(単純に怖いかららしいです)


次回は・・・温泉かな?あと高嶋に・・・
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