偉大な勇者   作:四季社タクト

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今日は、クリスマスですね・・・
本当はIFとか番外編とか書こうと思ったけど、流石に始めたばっかりでそれはないかなーと思い書くのを諦めました・・・
あと疲労が溜まってたので今回出来があまりよくありません。(上手い人から見たら僕の作品なんて・・・)

後オリジナル要素を多めにしました、多分好き嫌い分かれるやつです。
ちなみに私(作者)は、神世紀組は風さんと夏凛さん、西暦組は、若葉さん、ひなたさんが好きです。


第6話

一ヶ月・・・

二度目の戦闘から約一ヶ月ほど経ち、今回で三度目の戦闘・・・

 

俺には少し心残りがあった。

 

樹海化で戦闘が終わったあと体の一部が重くなったこと・・・しかしそれは一晩寝れば治る。

 

(家で変身して、解除した時には重さなんかないのに、なぜ樹海化で戦闘が終わったど時だけなんだ?)

その事をオロチに聞くと、オロチはこう言った。

(私からは何とも言えません、ただ皆様方は、神樹様の御加護で変身していると思われています、しかしご主人様はその加護を受けず、神樹の防御結界内で戦闘を行っています。)

(つまり、端的に言えば俺は神樹からしたら、異物って訳か・・・酷い話だな)

 

そう確かに俺はみんなを守るために刃を振るっている。結果的には神樹様を守っているそんな俺を異物だと・・・

 

(今は戦闘に集中!悩むのは後からでもできる!)

 

 

「見えたぞ」

「落ち着いてここで迎撃するわよ!」

「一ヶ月ぶりのだから、ちゃんとできるかな?」

「えーとですね、ここをこうこう」

「ほうほう」

結城さんは心配そうに言うと、樹さんがスマホを出現させ、結城さんに見せながら説明した。

 

「えーい、なせば大抵何とかなる!その後の言わず、ビシッとやるわよ!」

「「は、はい!」」

「勇者部ファイトー!」

「おー!」

俺が鞘から刀を抜くこうとすると、敵の上空から刀が山羊座の頭部に刺さり、爆発を起こした。

 

「え・・・!?東郷さん?」

「いいえ、私じゃないわ」

「じゃあ、武蔵?」

「いや違うよ、風さん、あの子がやった!」

 

俺の前にいた三人は突然の爆発に驚き、俺と東郷のどちらかがやったのでは?と俺らの方を振り返りこちらを見てきたが、俺たちは否定し、敵に向かって落下する、赤い服を纏ったツインテールの少女に俺は指を指した。

 

「ちょろい!・・・封印開始!」

彼女はそう言い、バーテックスの真下に刀を投げ、一人で封印の儀を発動させた。

 

「思いしれ!私の力!」

 

「あの子、一人でやる気!?」

風さんが驚くのも無理はない過去2回、俺たちは複数人で封印の儀から御霊を壊して、バーテックスを倒していた、しかし彼女はそれを一人でやろうとしていた。

御霊が出現すると、以下にも毒ガスと言わんばかりの紫色の煙幕をこちらに届くまで放出してきた。

(前回は、動きまるやつと数の増えるやつ、前々回は異常なまでの硬さ、そりゃ今回もあるよな!)

俺達はバリアのおかげか、毒を吸わずいたが、あまりにも濃い紫色の煙幕だったので視界を奪われてしまった。

 

「そんな目眩し気配で見えてるのよ!」

少女は煙幕で見えなくなった御霊を気配だけで、手に持っている二本の刀で切り裂いた。

俺は煙幕の中彼女の姿をはっきり目でとらえていた。

(あの方、相当の腕が立つご様子で・・・)

(ああ、そうだな!今度、御指南してもらおう)

 

 

「殲滅!」

「諸行無常」

彼女の声と共にそばに浮いていた、武将みたいな姿の精霊が続けて呟くと、彼女はこちらに向かって来た。

こっちに近づいてくる彼女にみんなが気づくと東郷さんもこちらに来た。

「えーと、だれ?」

「揃いも揃ってボーとした顔してるのね!」

結城さんが聞くと赤服の勇者の彼女は冷たく俺たちのことを言った。

「何であんた、男なのに自由に動けるのよ!」

「訳ありだ、気にするな」

(と言ったものの、こればかりは俺にもわからない・・・)

「まあいいわ、私は三好夏凛!大赦から派遣された正真正銘!正式な勇者よ!つまり貴方達は用済み、ポイ、お疲れまでした」

 

 

 

 

 

「転入生としてくるとはな・・・」

俺はいつも通りに窓側に背中を預け立っていた。

ただいつもと違うのはいつも俺たちの前に立っていたのは、風さんではなく三好さんだった。

「転入生のフリなんてめんどくさい・・・でもまぁ、私が来たからにはもう安心ね完全勝利ね!」

「なぜ今このタイミングで?どうして最初からきてくれなかったんですか?」

東郷さんはそれを聞くと三好さんは「私だってすぐに出撃したかったわよ、でも大赦は二重三重に万全を期しているの!最強の勇者を完成させるためにね!」と答えた。

「最強の勇者?」

「そう、あなたたち先遣隊の戦闘データを得て、完璧に調整された完成型勇者、それが私!私の勇者システムは対バーテックス用に最新の改良を施されているわ、その上、貴方達と背後とは違い、戦闘のための訓練を長年受けてきている!」

俺は三好さんの説明を聞き、その強さに納得していた。

 

しかし一つの疑問があった。

 

俺はスマホから変身していない、多分他のみんなの戦闘データから対バーテックス専用に改良されているのはわかる、だけどなぜ俺と同じに二本の刀なんだ?

親父の設計図には二本の斧の設計図しかなかった・・・

大赦がそれを元に改良したのか?それとも全く新しいものとして作り出したのか?

いずれもこの時点では、真相は不明のままだった。

 

「でも訓練なら武蔵先輩もしていますよね?」

俺が考え事している間に話は進んでおり、結城さんに突然俺に話を振って来たので一瞬ビクッとしたが、俺は答えた。

「俺は対バーテックスの訓練はしてない・・・ただ俺がやてきたことは自分自身の鍛錬だけだ・・・」

俺はそう言い部室を出て行こうとした時風さんに止められた。

「武蔵、あんたどこ行くの」

「今日はちょっとな・・・鍛錬しに行く」

俺は今度こそ部室を出ていった

 

「何よ、あいつ・・・」

夏凛はそういったがみんなは心配していた。

「お姉ちゃんいいの?」

「いいのよ、あいつの悩む時があるのよ、それに明日には、ケロッと元気になって部活来るわよ!」

風さんは樹さんそう言った。

 

多分、風さんは俺の気持ちに気づいていた。

 

 

 

 

この時の俺は悩んでいた・・・

 

バーテックス、勇者システム、大赦、数多くの謎、悩ませるものばかり・・・それに・・・俺はみんなを守りきれるのか・・・

 

 

俺は背中に木刀を入れた筒を背負い海へと向かった。

 

海の広さは全て包み込んでくれる・・・悩んだり、迷ったり、苦しい時はよく海に来ていた。

 

海に着くと一人の少女が剣を振っていた。

「こんな時間に練習かい?三好さん!」

俺が声をかけると三好さんは振っていた剣を止めた。

「あんたは、確か・・・」

「そう言えば俺、君に名を名乗ってなかったね、多分大赦調べで、名前はわかっていると思うけで一応言っておくね、藤井武蔵だよろしくな」

「で?あんた私に何の様なの?」

「俺はただ暇だったからね、ランニングついでに剣を振ろうと思ってここにきたら、三好さんがいた、ただそれだけ・・・ただそれだけさ・・・」

「ねぇあんた、私と試合しない?」

「いいよ・・・」

俺は鼻で笑い三好さんの試合を受けることにした。

「決まりね」

俺は筒に入った2本の木刀を取り出し、筒を投げ構えた。

 

(お手並み拝見ってところかな!)

俺と三好さんの戦いは静かに始まった。

 

最初に攻めてきたのは、三好さんでだった。

(早い!親父の太刀ほどではないが・・・真剣なら気を抜いたら確実・・・死!だけど・・・)

俺は三好さんの太刀を捌きながら笑みを浮かべていた。

そりゃそうだろ何年振りだろうか?最後に戦ったのはいつだろう?そんなことは今はどうでもよかった・・・

 

 

今はこの戦い(勝負)が楽しい!

 

 

「夏凛!今度はこっちから行かせてもらうよ!」

俺は一歩引いた三好さんに息をつかせる暇も連撃を叩き込んだ!

三好さんは俺の連撃の力強さに速さに負け、俺は三好さんに尻もちをつかせた。

 

「勝った・・・ごめん、三好さんつい昔の癖で・・・」

俺は我にかえり、尻もちをついた三好さんに木刀を捨て手を差し伸べた。

 

三好さんは素直に俺の手を取り立ち上がった。

「あんた、その剣技どうやって・・・?」

「昔、親父を超えるためにありとあらゆる剣技を吸収した結果さ!」

「それであんたは、親父を超えれたの?」

「超えられなかった・・・しかも勝ち逃げされた・・・」

 

確かに俺は親父に勝って免許皆伝まで頂いた、逆を言えば俺は二天一流でしか・・・親父は一本の竹刀・・・

試合の結果からしたら勝ちは勝ちだ・・・だが勝負には負けた

 

「もうそろそろ日が落ちる、そろそろ帰るぞ、三好さん」

「夏凛・・・」

「ん?」

「夏凛で・・・いいわよ・・・」

俺は海の向こうの夕日を見て三好さんに早く帰る様に言うと三好さんは顔を赤くして小声で俺に言ってきた。

「わかったよ、夏凛」

そのあと俺は三好さ・・・いや夏凛と別れ自宅に帰った。

 

この時の俺の顔は吹っ切れた顔をしていた。

 

 

(なんで、あんなやつに試合を申込んだろう・・・)

私は家に帰り、ソファーにかけあの時の試合を思い返していた

最初は、単なる暇つぶしだったかもしれない・・・けど相対して見ると彼の底のしれない力を思い知った・・・

彼の剣術・・・花の様に鮮やかで草木が地に根を張る様な太刀筋だった・・・だけど・・

・最後に見せた枯れた花の様な顔は一体なんだったのだろうか・・・

この時の私は深く考えないようにしていた。

(また、試合できるかな?)

 

続く

 




Q なぜ煙幕の中三好さんがはっきり見えたのか?
A 蛇の頭の中心にはピット器宮という感覚がある、言わずと知れた赤外線を感知する器官である!
変身してから、蛇の感覚器官を一部使える用になります!

ちなみに私(作者)は、テラフォーマーズが大好きです!

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