2日に1話ペースで書いていると話題がなくなるんです・・・
翌日
俺は風さんと樹さんと一緒に部室に向かっていた。
「今日、夏凛さん来ますかね?」
「あいつなら来るよ」
「どうして、言い切れるのよ」
「俺と似てるんだ、何となくだけど!」
「何となくかよ!」
「開けたらいるぞ!」
そう言い部室の扉を開くと結城さんと東郷さんの奥、夏凛がいた。
「あんた達、遅いわよ!」
「よう、夏凛!」
俺が夏凛の名前を呼ぶと部室内の静かになりみんなが俺の方を見てきた。
「先輩、今夏凛ちゃんのことなんて・・・」
「何よ、そんなおかしい事なの?」
「おかしいわよ、あんた・・・どうして夏凛だけ呼び捨てなの?」
「昨日、夏凛と試合をした、楽しかった・・・」
風さんの疑問に片言になりながらも満面の笑みで答えた。
この時のみんな俺の気持ちを理解していたのだろう、なるほどそう言うことね見たいの顔をしたから。
「それより夏凛はなんで部室に来たんだ?」
「情報交換と共有よ、あんた達があまりにも呑気だから今日も来てやっただけよ」
夏凛はどこからでしたか、煮干しを口にしながら言った。
「煮干し?」
「何よ。ビタミン、ミネラル、カルシウム、タウリン、EPA、DHA煮干しは完成食よ!」
「まぁ、いいけど・・・」
風さんが煮干しに疑問を浮かべると夏凛は勢いで煮干しの成分を言うと風さんは何とも言えない顔した。
「あげないわよ」
「いらないわよ」
「じゃあ、私のぼた餅と交換しましょう」
東郷さんの手元には箱に入っていた、綺麗な形をしたぼた餅を見せながら夏凛に見せながら言った。
「何それ?」
「さっき家庭科の授業で・・・」
「東郷さんはすごいんだよ!お菓子作りの天才なんだよ」
「いかかですか?」
「いらないわよ!」
夏凛が聞くと東郷さんは授業で作ったと答え、結城さんは東郷さんのことを天才と言ってほめ、東郷さんが再び夏凛に聞いたがそれでもいらないと言った。
「本当にいらないの?」
「いらないわよ!」
「東郷の作るもの全部うまいぞ!、それでもいらないのか?」
「しつこいわよ!」
「そうか・・・東郷さん僕に夏凛さんの分もください・・・」
「いいですよ」
俺がしつこいぐらい夏凛に聞いたが、それでも夏凛はいらないと言ったので、俺は東郷さんに夏凛の分をほしいと言いたら東郷笑顔でいいですよといい約束を結んだ
俺と風が皿なんかを準備してる間に夏凛は黒板に何かを書いていた。
「いいバーテックスの出現は周期的なものと考えられていたけど、相当に乱れている、これは異常事態よ!」
「帳尻を合わせるため今後は相当な混戦が予想されるわ」
俺達は東郷さんのぼた餅を食べながら話を聞いていた。
(バーテックスの出現は本来であれば、この世界の星座が現れるのと大体一緒か・・・)
「確かに一ヶ月前も複数体出現しましたしね」
「私ならどんな事態に対処できるけど、あなた達は気おつけなさい!命を落とすわよ!」
東郷の言った通り、一ヶ月前は3体前々回や今回と比べたら、異常だ、それでも夏凛は自分はそれでも対処できると鷹を括っていた。
「他に戦闘経験値を貯めることで勇者はレベルが上がりより強くなる、それを満開と読んでいるわ!」
「そうだったんだ」
「アプリの説明にも書いてあるよ」
「そうなんだ!」
夏凛の説明を聞いて納得する結城さんに東郷さんがアプリにも書いてあると言うと結城さんは驚きながら言った。
「満開を繰り返すことでより強力になる、これが大赦の勇者システム」
「へーそうなんだ」
「三好さんは満開経験済みなんですか?」
「いや・・・まだ・・・」
東郷さんが聞くと三好さんは目お合わせずに言った。
「なーんだ、あんたもレベル1なんじゃ私たちと変われないじゃない」
風さんが皮肉のを交えながら言った。
「基礎戦闘力が桁違いに違うわよ、一緒にしないでもらえる」
(確かに夏凛に勝ったものの、勇者服有りだったら負けてたかもな・・・)
「そこは、私たちも努力次第ってことね」
「じゃあじゃあこれからは体を鍛えるために、朝練しましょうか?運動部みたいに!」
「あ、いいですね」
「お前ら、俺が朝ランニングしている5時に起きられるのか」
結城さんが体を鍛えようと言うと樹さんはそれに賛成したが、俺が起きられるのかと聞いた途端、無理そうな顔をした、それを見た夏凛はどうしてこの子達が勇者になれたのかとため息をした。
「なせば大抵なんとかなる」
「何それ?」
夏凛が疑問を抱くと結城さんが指を差したのは黒板の上に貼られている勇者部の五か条だった。
「勇者部五か条、大丈夫だよ、みんなで力を合わせれば大抵何とかなるよ」
「まぁ、そう言って守らない人もいるけどねー、副部長―」
「はい、すいません」
風さんがニヤニヤしながらこちらを見て来たので俺は目を瞑り、手でごめんねのポーズしながら誤った。
「なるべくとかなんとかとか、あなたたちらしい見通しの甘いフワッとしたスローガンね、全くもう私の中で諦めがついたわ」
「私たちは、そのーあれだ、現場主義なのよ!」
「風さんそれ今考えただろ・・・」
「あったはどっちの味方なのよ!」
「今週末は子供会のレクリエーションをお手伝いします。」
「具体的に何をするんだ?」
「折り紙の折り方を教えてあげたり、一緒に絵を描いたり、やることはたくさんありますよ」
「わー楽しそう!」
「夏凛にはそうね、暴れたりない子のドッチボールの的になってもらいましょうか」
「はーていうか、ちょっと待って、私もなの!?」
「昨日入部したでしょ」
風さんは夏凛に入部届を見せながら言った。
「形式上・・・」
「ここにいる以上、部の方針に従ってもらいますからね」
「それも型式上でしょ、それに私のスケジュールを勝手に決めないで!」
「夏凛ちゃん、日曜日予定あるの?」
「いいや」
「親睦会を兼ねてやった方がいいよ、楽しいよ」
「何で、私が子供の相手なんかを・・・」
「いや・・・?」
(あれされたら断れないよな、前やられた人だからわかる!)
結城さんが弱々しい声を出し、悲しげな表情をすると夏凛は戸惑いの顔を見せこちらをチラチラ見たが、夏凛は仕方なく了解することになった。
「わ、わかったわよ、日曜日ね?ちょうどその日は空いているわ」
「よかった」
みんなが夏凛の了解を聞くと、その場で盛り上がり色々と話し合った。
時間はあっという間に当日の子供会のレクリエーション
「夏凛さん来ませんね」
「もしかしたら、部室の方に行ってたりしてな」
俺がそう言うと風さんは夏凛に電話をかけた。
「ダメね、電源切ってるみたいね」
「もしかして夏凛ちゃん、風邪とかで寝込んでるんじゃ・・・」
「レクリエーション終わってから、みんなで夏凛のところに行くか・・・」
結城さんが心配している顔をしたので、レクリエーションが終わってから夏凛のところにみんな行くかと聞くと静かに頷いた。
「でも、夏凛さんがやることになってたドッチボールはどうするんですか?」
「なぁにそれに関しては大丈夫よ・・・」
風さんはそういうと俺の方見てきた。
(あ、これいやな予感しかしてこない・・・)
そのあとは、俺は子供達の的にされたとさ・・・
レクリエーションが終わって、俺達は夏凛の家に向かっていた
「ドッチボールのボールが柔らかくてよかった・・・」
「すごかったですもんね、あの子達」
「元気に育ってくれて何よりだわ」
「あんたはあの子達の親じゃないでしょ!」
風さんがツッコミを入れるとみんなの顔に笑顔になった。
そんなことを話していると夏凛の住んでいるマンションにつき、風さんがインターホンのボタンを何回も連続押した。
「誰よ!」
夏凛は木刀を持ちながら、扉を開けてきたのでみんな慌て蓋めいていた
「あれあんた達・・・」
「あ、あんたね、何度も電話したのに何で電源OFFにしてるのよ!」
「そんなことより何!」
「何じゃないわよ、心配になってみにきたの」
「心配・・・」
「よかったー寝込んでたりしたんじゃなかったんだね」
結城さんは夏凛さんの元気そうな姿を見るとホッとした表情見せた。
「じゃ、上がらせてもらうわよ」
風さんと樹さんは容赦なく上がって行った。
「ちょっと、何勝手に上がっているのよ!」
「はー殺風景な部屋ね」
「風さん、俺もこんなような部屋なんだけど・・・」
「なんかごめん・・・」
「どうだっていいでしょ!」
「まぁいいわ、座って座って」
「何言ってのよ!」
「これすごーい!プロのスポーツ選手みたい!」
「いいなー、俺も金もがあればなー」
俺と樹さんは、夏凛の部屋にあったランニングマシーン釘付けであった。
「勝手に触らないでよ!」
「わー!水しかない」
結城さんが叫ぶ方に顔を向けると結城さんは夏凛家の冷蔵を開けていた。
「勝手に開けないでよ!」
「やっぱり買ってきてよかったな」
「何なのよ、いきなり来て何なのよ!」
「あのね、ハッピーバースディ、夏凛ちゃん!」
結城さんは机の下から箱を取り出し、開けるとそこには見事なバースディケーキがあった。
「え?」
「夏凛ちゃんお誕生日おめでとう!」
「どうして?」
「あんた今日誕生日でしょ、ちゃんとここに書いてあるじゃない!」
夏凛は何故自分の誕生を知っているのと思っただろう、その答えは風さんが見せた来た、入部届にあった。
入部届には、学年や名前の他に生年月日を書くところがあったからだ。
「友奈ちゃんが見つけたんだよね」
「お手柄だったぞ結城さん!」
「えへへ、あ!っと思っちゃった、だったら誕生日会しないとって」
「歓迎会も一緒にできるねーって」
「本当は子供達と一緒に児童館でやろうと思っていたの」
「当日に驚かそうと思ってたんだけど・・・」
「とうのあんたがこないんだもん、焦るじゃない」
「家に迎えに行こうとも思ったけど・・・」
「盛り上がるに上がって、この時間しか返してもらえなかったんだ」
夏凛は黙ったままこちらを見ていた。
「ん?どうした?」
「夏凛ちゃん?」
「ひょっとして、自分の誕生日も忘れてた?」
「あほ、ボケ、おたんこなす」
「おたんこなすは古いな!」
「そこじゃないでしょ」
「誕生会なんてやったことないから、どんな顔をしたらいいかわからないのよ」
顔を赤くする夏凛に驚きと微笑ましさを感じながら俺達は笑みを浮かべていた。
結城さんはカレンダーに書かれた赤丸を見て「誕生日おめでとう!夏凛ちゃん」と言った。
「誕生会なんてやったことないか・・・」
「そういえば、武蔵先輩も私たちが部に入るまでやったことないって言ってましたもんね」
俺がそう呟くと東郷さんが昔のことを言ってきた。
「懐かしいよ・・・」
約1年前
俺は風さんに連れられて無理やり、部室に連れてこられ部室の扉を開けた途端、クラッカーと共にお誕生日おめでとうございます!っと結城さんと東郷さんに言われた。
「おいお前ら、何だよ突然」
「風先輩と武蔵先輩の誕生日会!」
「へ?」
結城さんから聞きなれない言葉出てきたの俺は変声を出しってしまった。
「あんた、前言ってたじゃない」
俺と風が勇者部設立が二ヶ月後
「え!あんた誕生日会やってもらったことないの!」
「仕方ないだろ、俺は親父に色々面倒もらっていて、わがまま言ってケーキなんて買えるお金もなかったんだよ」
「じゃあ来年祝ってあげようか」
「勝手にしてくれ!」
「思い出した・・・」
俺がみんなの方見ると、笑顔で待っていた。
「ほら、みんなでケーキ食べるわよ!」
初めて食べたケーキはとても・・・とても・・・甘かったです
次回は、樹さんの回ですね
ちなみに、うちの主人公(武蔵くん)は、剣術など認めた相手にはさんは付けません。
ほんと今回は話す事はありません。ごめんなさい・・・