とりあえずストーリーが終わるまではIFや日常回はしません。
あと次の投稿は時間掛かるかもしれません!
この前の夏凛のお誕生日会の時、結城さんが発言した劇の案を風さんが採用したため、風さんはストーリーを俺が衣装の作成をしていた。
「あーもうーストーリーが思いつかん」
「俺の方もだめだ衣装の案が思いつかん、そもそも女性もの衣装なんて無理なんだよ」
「どれどれ」
風さんは俺の試作の衣装案が書かれた自分の手元に持ってきて見ようとしていた。
「あー、うん、ほんと何でもできるのね・・・」
俺の試作の衣装案の出来がよかったのか、風さんは俺の方に手を置きそう言ってきた
風さんは真剣に衣装案を考えている俺の邪魔になると思い話し相手を夏凛に変えた。
「あー、何食べているの?」
「煮干し」
「学校で煮干しを貪り食う中学生は、夏凛ぐらいよ」
「健康にいいのよ」
「これから、夏凛のことをにぼっしーって呼ぶ」
「ゆるキャラにいそうな、名前のあだ名をつけるなー!」
結城さんが東郷さんの車椅子の椅子を押しながら夏凛の方を向いた。
「そういえば、にぼっしーちゃん」
「待って、そのあだ名定着させる気」
「それより、飼い主探しのポスターは?」
「ん、そんなのもう作ってあるわ」
と夏凛が机に出された飼い主のポスターの絵を見て結城さんと東郷さんと風さんなんともいえない表情をした。
「えっと、妖怪?」
「猫よ!」
「はー」
「樹さん?」
「どうしたの?ため息なんかついて」
樹さんが大きなため息を俺の目の前でしたので声をかけるとそれに続けて風さんが樹さんに声をかけた。
「あのね、もうすぐ音楽の歌のテストで、うまく歌えるか占っていたんだけど・・・」
樹さんの顔を向けた方には、タロットカードが置いてあり、一番上に死神のカードがあった。
「死神の正位置、意味は破滅、終局・・・」
「当たるも八卦、あたらぬも八卦って言うし気にすることないでしょ」
「そうだよ、こう言うのってもう一度占ったら全く別の結果が出るもんだよ」
樹さんがその結果に落ち込んでいると風さん結城さんが励ましの言葉をかけ再びタロットで占った
「4連続死神か〜」
俺はその奇跡に驚き、風さんは頭を抱えていた。みんなも俺と風さんの気持ちを持ちながら見ていたのであろう。
結城さんが「大丈夫、フォーカードだからこれはいい役だよ」というと俺が「死神のフォーカードがか?」とツッコミ入れたらいう樹さんがさらに凹んでしまった。
「私たち勇者部は困っている人を助ける、もちろんそれは部員だって同じよ」
「歌が上手くなる方法かー」
「まず歌声でアルファ波出せるようになれば勝ったも同然ね」
「アルファ波?」
「いい音楽や歌というものにはアルファ波はたいていで説明がつくの」
「そうなんですか!」
「な訳ないないでしょ!」
「いやそうでもないぞ」
(クラシック音楽とかはアルファ波を出すものがあって心身のリラックス効果があるらしいって言いたいけど、樹さんの歌う曲はクラシックとかじゃないからいらないよな)
「樹一人で歌うと上手いんだけどねー、人前で歌うのは緊張するってだけじゃないかな」
「そっかそれなら習うより慣れろだね」
結城さんの発言に一瞬疑問を浮かべたが・・・次の一言で納得した。
「お姉ちゃん上手」
「ありがとう」
「すごいな・・・」
俺は風さんの歌唱力に見惚れなが麦茶を飲んでいた。
「そういうあんたは歌わないの?」
「俺は、あまり歌知らないし、それに風さんの後だから・・・余計に・・・」
と目を逸らしながら言った。
「ちょっとごめんね」
「ねぇねぇ、夏凛ちゃんこの曲知ってる?」
「一応知ってるけど・・・」
「じゃあ一緒に歌おう!」
「ふぇ!なんで私が馴れ合うつもりはでここにいるわけじゃないわ」
「そうだよね、私の後じゃご・め・ん・ね!」
風さんが顔に手を当て指を差す方向を見ると92点と映し出されている自分の得点を夏凛に自慢してきた。
「やっぱりな・・・」
(前きた時も高得点取ってたから何となくは理解していたが・・・やはり上手いな)
「友奈マイクをよこしなさい」
「早く!」
「は、はい!」
風さんの挑発に乗り、夏凛と結城さんのでデュエットで挑んだ結果は風さんと同じ点数だった。
「次は樹ちゃんだね」
結果は風さんの行ってた通り、みんなに見られているせいか、緊張と震えで上手く歌えていなかった。
「やっぱり硬いかな」
「誰かに見られていると思ったらそれだけで・・・」
「重症ね」
樹さんは大きなため息をついた。
「まぁ、今はただのカラオケなんだし、上手かろうと下手かろうと好きな歌を好きに歌えばいいのよ」
「そうそう、気にしない気にしない、さぁお菓子でも食べて・・・」
結城さんがお菓子がたくさん置かれた机の方を見ると、牛鬼がものすごい満足そうにお腹を膨らませ、中に浮いていた。
「さっきから結城さんの精霊が美味しそうに食べてたよ」
結城さんは涙を浮かべてながら、みんなの顔には笑顔が溢れていた。
「牛鬼はほんとよく食べますね」
「あ、私の入れた曲」
東郷さんの言葉に気づくと夏凛と俺以外は立ち上がり敬礼のポーズをして終わるまで経っていた。
(これも東郷さんが歌う時はいつもか・・・)
東郷さんの歌が終わり結城さんが夏凛に説明をしていると
「ごめん、ちょっと」
と言い、風さんは部屋から出て行くと、牛鬼が起き上がりこちらに寄ってきた。
「珍しいな、牛鬼が俺の膝にくるなんて」
「いつも近く寄ろうとしますけど、いつもオロチに邪魔されてますもんね」
「そういえば、先輩オロチは?」
「ポケットでぐっすり寝てる」
(なんか懐かしい雰囲気がするな・・・)
「楽しかったー」
「歩いて帰るの久しぶりね」
「うん、けどカラオケはあまり樹さんの練習には成らなかったかな」
「でも楽しかったですよ、みんなが歌うのを聴けて」
「どうした風さん?」
「どうしたの武蔵」
「いや、悩んだ顔してたからなないかあったのかなって」
「・・・何でもないわ」
「そうか、なんかあったら言えよ」
風さんは時々悩んだ顔をする、しかしこの時の俺はこれ以上聞かなかったいや、聞けなかった。
「お姉ちゃん、武蔵さん・・・」
「「え、何?」」
「樹の歌の話よ」
「先輩達、どうかしたんですか?」
みんなは何かあったのかと思ってこちらをみてきた。
俺と風さんは何もないと言った。
「樹はもう少し練習と対策が必要ね」
「アルファ波出せるように」
「アルファ波から離れなさいよ」
その後俺たちはそれぞれの家に帰った。
翌日の放課後、部室に来てみると夏凛が部室の机を色々なサプリが置かれていた。
「なんかたくさんある」
「そう喉に良いサプリよ、マグネシウムは・・・」
夏凛さんは一つ一つ丁寧に解説聞いて聞いていた。
「長い・・・」
「詳しい」
「流石です」
「夏凛ちゃんは健康食品の女王だね」
「夏凛は健康のためなら死んでもいいっていいそうなタイプね」
俺たちは一人ずつ感想を言っていった。
「言わないわよそんなこと」
「さぁ、樹これを全種類飲んでみて、ぐいっと」
「え?全種類!」
「多すぎでしょそれは、流石に夏凛でも無理じゃない」
「無理ですって、良いわよお手本を見せてやるわ」
「こらこら風さん、煽らない、夏凛も夏凛でのらないって言っても聞かないか」
俺がそう言った時にはもうすでに遅くサプリなんか一気に飲んでいた。
しばらくすると、夏凛の顔色を変え部室を出て行ってた。
戻ってくるや否や、それでも清々しい顔でサプリを勧めてきたことにもはや執念すら感じていた、俺であった。
それから数日経ち
樹さんの歌のテスト本番の日
「次、犬吠埼さん」
「は、はい!」
(やっぱり無理)
曲が始まり咄嗟に教科書を開くと一枚の紙がひらりひらりと落ちていった。
「すいません」
私はその紙を拾い開けてみると、真ん中に(樹ちゃんへ)と書かれたメッセージの集まりだった。
終わったら打ち上げでケーキ食べに行こう! 友奈
周りの人は皆カボチャ 東郷
気合いよ
なせば大抵なんとかなる 武蔵
周りの目なんて気にしない!お姉ちゃんは樹の歌が上手いって知っているから 風
みんなの言葉をみていると心が落ち着いた・・・
「樹ちゃん歌のテスト上手くいったかな」
俺たちは樹さんの結果を待っていた。
「大丈夫よ、だってあの子はあたしの妹なんだから」
「どうだった?」
「バッチリでした」
樹さんがそういうとみんなは喜び、ハイタッチをしていった。
最後に俺とハイタッチをして俺はこう言った。
「そうだ、樹さん何か飲み物奢ってやるからついてくるか?」
俺がそういうと樹さんは最初、申し訳ないと断っていたが風さんが「武蔵の奢りは珍しいから奢って貰いなさい」言ったので俺と樹は一緒に自販機のあるところに向かっていた。
「武蔵さんあの・・・」
「なるほど、歌手ね〜」
自販機の前で樹さんの飲み物を買いながら聞き、樹さんが歌手になりたいと俺に話してくれた。
「どう思いますか?」
「いいじゃないか、樹がそうなりたいって思ったなら」
「本当ですか!?」
俺は飲んでいた水のペットボトルの蓋を閉め答えた。
「本当だよ、俺には樹さんみたいに将来何になりたいとか思ったことないから、正直羨ましいぜ」
と笑顔を見せると、彼女も笑顔になった。
「このことお姉ちゃんには・・・」
「黙っとくよ、みんなのところに戻ろっか」
「はい」
「俺も何か夢探さないとな・・・」
続く
こうやって振り返ってみると普通の中学生なんだよなぁ〜
中学生の少女に化け物と対峙させるのは心が痛むけど、それしか対処方法ないから世の中って残酷だよな