偉大な勇者   作:四季社タクト

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本当は全部書いてから出そうと思いましたけど、なんか区切りがいいのでのりと勢いで出したものです。



第9話

「スマホで七体を確認に・・・相手も本気ってわけか」

(主人殿・・・)

(最後だ、出し惜しみは無しだぞ、オロチ)

俺は急いで風さん達所へと向かった。

 

「悪い遅れた。」

ついた頃には皆が変身を済ませておいた。

「遅いわよ」

「悪い悪い」

俺は風さんの隣に立ちみんなで敵(バーテックス)たちを見ていた

「敵ながら圧巻ですね」

「逆に言うとさあ、こいつら殲滅すれば、もう戦いは終わった様なもんでしょ」

風さんが前に立ちこちらを向き「みんなここはあれ行っときましょう」

「あれ?どれ?」

夏凛が疑問を浮かべながら、俺たちは円陣を組んだ。

「え、円陣?!それ必要?」

「決戦には気合が必要でしょ」

「武蔵あんたまで・・・」

「風さんも言ってたけど決戦だからね、あとこれものすごい恥ずかしから早く終わらせたいのが本音だけどね」

俺は身長的に中腰になりながら東郷さんと風さん肩に手を置いていたため正直色々きつい状況にあった。

「たく、しょうがないわね」

夏凛はそう言いこちらに来て円陣に加わった。

「あんた達勝ったら好きなも奢ってやるから、絶対死ぬんじゃないわよ」

「よーし美味しものいっぱい食べよっと肉ぶっかけうどんとか」

「言われなくても殲滅してやるわ」

「わ、私も叶えたい夢があるから」

「頑張ってみんなを国を守りましょう」

「こんな状況でも後輩達が元気そうで何よりだ」

風さんはみんなの顔を見て悩んでいた顔が晴れ明るくなった。

「よーし、勇者部ファイト」

 

「「「「「おー!」」」」」

 

 

 

「出陣」

夏凛の精霊が法螺貝を鳴らすと夏凛が先にいき俺らもあとに続いた。

「武蔵は左に行ったやつ頼める?」

「風さん達は大丈夫なんですか?」

「当たり前よ、六体ぐらいあっと言う間に終わっているよ」

「信じますよ、風さん」

風さん達に目の前の6体をまかし、俺は左に外れた一体を追った。

 

魚座は潜ったり出たりを繰り返していた。

「魚座というよりクラゲやイカの部類だな」

俺は魚座が地面から出たところを狙って剣を振ったが触手ぽいの一本落としただけだった。

「潜られた、デカブツのくせに潜るのが異常に早い」

俺は再びスマホで相手の位置を確認し、やつを追いかけた。

(この位置は・・・)

「東郷さんー!」

魚座は東郷の目の前に姿を現しまた近くに潜っていった。

「大丈夫か?東郷さん」

「ええ、それよりも・・・」

遠くの方にいたバーテックス達が集まり一体のバーテックスになっていた。

「おい、合体したのかアイツら・・・」

東郷さんは結城さん達の方を見てすぐさま狙撃体制に入った。

(どうする、結城さん達の方に行くか?いや、俺は仲間を信じる、頼まれた依頼は必ずこなす)

俺は再び魚座に向かって剣を振った。

(胴体にダメージには入ったけど、封印するにはダメージが少なすぎるし、すぐに潜るから回復される、これは悪手だな)

「さてどうしたものかな」

 

 

 

「ちょっとこんなの聞いたことないわよ」

「でも三体まとめて倒せるよ」

「えー」

「友奈の言う通り、まとめて封印開始よ」

4人がバーテックスに封印を開始しようとした時だった、バーテックスから火の玉らしき物が出現しそのままみんなに向かって飛んでいった。

 

 

 

 

 

俺は音のした方をみるとみんなが火の玉に当たり倒れている姿だった。

「みんな!」

俺は咄嗟にみんなの方に向かおうと瞬間だった。

「しまった・・・」

下から魚座のバーテックスに吹き飛ばされってしまった。

(またか・・・また・・・役に立たないまま倒れるのか・・・)

(オロチ)

(・・・はい・・・)

(俺の一部を喰らえ・・・)

(本当にいいのですか?以前説明し・・・)

(それでも構わないやってくれ・・・)

(分かりました・・・ご武運を・・・)

 

オロチはそう言うと俺の手に持っていた一本の剣が光った。

 

変身の時と同じ色の光・・・ただ一つ違ったのは・・・それは辛く、苦しく、冷たい光であった・・・

 

俺はすぐに地面に着地をし、地面に潜ろうとした魚座に向かって接近し斬撃を入れた。

 

魚座のバーテックスは真っ二つに中から御霊が出てきた。

 

俺はゆっくりと近ずき、御霊の上にのり御霊に光った方の剣を突き刺した。

 

御霊は光り輝き・・・肉体は砂とかした。

 

俺は後ろを振り返り合体したバーテックスを見ていた。

 

 

彼の片目はもう・・・人ではなかった

 

 

続く

 




東郷さんの出番を少し奪っちゃった・・・ごめんなさい

ちなみに光った方の刀は「和泉守藤兼重」の方です。

彼の代償についてはここでは語らないでおきます。

これが明かされるのは、まだ先です。
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