ソードアート・オンライン 儚き虚夢のラスベリー 作:神矢レイラ
第1部完結記念とは違いネタバレに配慮した内容となっておりますので、安心してお読みくださいませm(_ _)m
◆ラスベリー/残光晴輝
Lasbelly/Haruki Zankou
本作の主人公。 SAO正式サービス前のある日に目覚め、自身の知らない経歴や人間関係に困惑する。 ある理由から、この世界の行く末を知っているようだが……
イメージCV:古川慎
2022年の時点で22歳の男性であり、身長は高いグループ(少なくともキリト以上クライン以下)。
誕生日は8月の15日(終戦の日)。
髪型そのものはくせ毛という以外大した特徴はないのだが、髪色の方はとにかく説明しにくい。
強いて言えば赤みがかった黒髪なのだが、人によってはあずき色や暗い赤、血の色などだいぶ印象が異なる(地の文では基本的に赤黒髪と説明される)。
瞳は暗めの灰色で、キリトと若干色味は似ている。
比較的顔つきは整っており、‘黙っていれば’クールイケメンらしい。
しかしその性格は、リズベット曰く『ちょっとオジサンみたい』とのこと。
けっこうラフな口調で話し、大人になりたてだからなのかカッコつけたがりなところをあったりと、一見するとただのお調子者。
だが実際には状況を俯瞰的に見ることの出来る人物で、線引はしっかりとしている常識人。
さりげない気配りやルールの厳守を欠かさない真面目な一面もあり、ひょうきんそうなイメージとは真逆の印象さえ受ける。
何かあれば例え自分に非がなくとも謝罪をしたり、配慮は忘れない。
しかしその一方で、他者に対しては露骨に距離を置いていたり、特定の人物の未来を見通しているかのような素振りをいくらか見せている(アスナとの関わりが特に顕著)。
初期はことあるごとにアスナを中坊と呼んでいるが、これは別に子供扱いしているわけではなく、未成年で学生だということを意識してほしいため。
この頃はとある理由で、彼女に対して距離を取っていたのもあるが。
彼女の兄である浩一郎とも親しい仲らしく、彼の推薦によりレクトに入社した。
タイピングは苦手なようだが、仕事自体は問題なくこなせている模様。
ちなみに晴輝を最初にSAOに誘ったのはこの浩一郎だったりする。
彼によると昔の晴輝は相当やんちゃだったようだ。
アスナとミトからは物語開始時点からかなり慕われているようで、特に前者に至ってはご近所さんかつ10年もの付き合いになるらしい。
7つ歳が離れているのもあって、兄妹のような関係だとも言われる。
そんなこともあって判りやすいぐらい好意をぶつけられているが、ある事情で晴輝はそれを受け入れずにいる。
また、ミトが自身に向ける感情についても薄々勘付いているようだ。
まぁどちらにしろ、年齢を理由に断りを入れてしまうわけだが……
ただ女性関係には疎いのか、わりと初々しい反応を見せたりする。
口癖なのか、作中では『理由はたった一つ』と述べてから自分の意見を言うことが多い。
その用法は多岐に渡り、純粋な名言から明らかにスベっている迷言にまで繋げられる汎用性を誇る。
理由になっていないことを口にすることもあったり、時と場所を選ばず使える魔法の言葉みたいな扱いである。
アバターネームはラスベリー(Lasbelly)。
本人も再三言っている『変な名前』であり、ログイン時にアバター共々勝手に決められてしまった。
どうやらラズベリー(Raspberry)の誤字ではないようだが……
SAOにおける使用武器は細剣。
当初は何を使うか決めていなかったようだが、ログイン初日にアスナと合流した際、彼女に戦闘の基本を教えるついでに同じ武器にした。
回避能力と相手の弱点を見つける観察眼に優れており、それらを生かしたヒット&アウェイを主戦術とする。
同じ得物を持つアスナと比較すると火力や耐久面で勝るが、全体的な速度で劣る。
時折側転を織り交ぜながら移動したり、高い跳躍力を持っていたりと運動神経も良い模様。
それと彼個人の戦闘能力とは関係ないが、カッコいいからという理由でソードスキル発動の際にわざわざ名称を叫ぶ(本来なら呼称する必要はない)。
さらに彼のみの固有スキルとして、《
詳しいことは不明だが、使用すれば一秒のみ一切のダメージを受け付けない無敵状態となる(ただしクールタイムはすべてのスキルの中でも上位クラスに長い)
◇パルディア
Paldia
第5話より登場した攻略組を志す少年。 デスゲームと化したSAOに閉じ込められた人々の助けとなるため、どこまでも純粋に強さを求める
イメージCV:宮野真守
実年齢は不明だが、ラスベリーは彼の雰囲気や容姿からリズベットと同年代か少し上くらいではないかと推察している。
身長はやや高めといったところで、少なくともラスベリーよりは低い。
文字通り優男といった顔つきをしており、赤みの強い茶髪をフワッとしたショートヘアにしており、瞳はそれよりは薄めの茶色といったところ。
個性的な面子の多いSAOの中でもかなり目立つ外見をしていて、ラスベリーによれば王子様系の印象だとのこと。
その優れた容姿に違わず非常に温厚な性格で、誰に対しても分け隔てなく優しい対応を行う爽やかな人物。
同じぐらい正義感も強く、デスゲームを作った茅場晶彦に対しては強い怒りを露わにしていた。
彼はSAOに囚われたすべての人々を救いたいと豪語しており、その一環として最前線を目指している。
トッププレイヤーにも認められるほど強くなろうと特訓を重ねていたことで第1層ボス攻略には参加出来なかったようだが、少なくとも初登場時にはすでにレベルは20近くあった模様。
すでに攻略組と遜色ないどころか、当時のキリトたちをも超えている。
初対面であるラスベリーたちに体術クエストのことについて教えたり、彼らの目的を聞いて自身から協力を申し出たりするなど、他者の助けになることなら惜しみなく手を貸す性分らしい。
しかしその一方で単独になった途端、敵を躊躇いなく殺そうとするなど不可解なところもある(直後にキリトたちが来ていることに気付いて未遂に終わったが)。
アバターネームは『Paldia』。
自身の意思とは無関係に変な名前をつけられてしまったラスベリーから皮肉混じりに「カッコいい名前」と言われており、こちらも容姿同様にかなり目立つ。
由来はポケットモンスターシリーズの最新作(投稿当時)である『スカーレット・バイオレット』の舞台である『パルデア地方』から。
使用武器は刀。
いわゆるエクストラスキルである『カタナスキル』を入手することで装備できる代物であり、あのキリトさえ習得の速さに驚いていた。
しかも第2層の段階でかなり使いこなしているらしく、実際九の懐を相手取った際まったく苦戦していないどころか息も切らしていない。
その他、体術スキルも初登場時には持っていた。
原作におけるクラインと同じ得物ではあるが、本人の性格も相まって戦闘はかなり冷静に進行するタイプ。
あまり積極的には前に出ず、相手の隙を伺ってから一気に決めるカウンター戦法といったところ。
戦闘が長引くほどパルディアは相手の能力を分析していくので、味方だと心強いが敵にいると何より厄介な存在といえる。
◇ラガット&セヴァ
Ragut&Ceva
幕間編より新登場した、男女二人組のプレイヤー。 何やら暗い事情を抱えているらしく……?
イメージCV:佐藤拓也(ラガット)、進藤あまね(セヴァ)
セヴァが第5層がクリアされて少しあとぐらいの時点で14歳だったと作中で明言されており、おそらく現在は16歳(原作キャラだとキリトと同じ)。
ラガットの方は特に触れられていないが、言動や性格、少年と表記されていることなどから、少なくともラスベリーよりは歳下で、セヴァよりは歳上だと思われる。
ちなみにセヴァ曰く、ラガットの誕生日は8月らしい。
魔法使いのような、先端の曲がった黒い帽子を被った、紫髪を少し跳ねさせたあどけなさが残る顔立ちの少年がラガットで、髪や装備に至るまで真っ白で頭をすっぽりとフードで覆った、マスコットのようか可愛らしい雰囲気の少女がセヴァである。
奇しくも衣服の配色や性別があのキリアスと被っており、コンビで活動しているのも共通(尤もあちらは解散していた時期もあったが)。
ただし上述した通り歳上はラガットの方であり、この辺りはあちらと逆。
身長差もかなりあり、セヴァがかなり小柄かつ頭一つ分ほどラガットの方が大きいこともあって一見高身長に見えるが、実はそこまででもなかったりする(ラスベリーとは10cm近く差がある)。
尚、ここではラガットの名前が先に出ているが、作中における登場順の関係で、ラストのレベル一覧ではセヴァが先に来ている。
ラスベリーのパーティに参加したのもセヴァの方が早かったし、あとから復帰したミトもリズベットの下に表記されている辺り、正式加入した順番なのかもしれない。
ラガットの性格は大部分がラスベリーと似通ってはいるものの、彼ほどお気楽ではないといったところ(事実口調も少しラフな程度で、けっこう普通)。
まぁそもそもラスベリーの普段の態度は表向きで、実際は誰よりも慎重かつ冷静なことを考えると、ラガットは裏表があまりない実直なタイプなのかもしれない。
とにかく思ったままを口にする性格で、嘘を中々つけない。
一応隠し事はするようだが、正直誤魔化すのが下手である。
ほぼ言動そのままの人間、といえば判りやすいだろうか。
一方セヴァの方は人見知りなのか基本オドオドしているものの、親しくなった相手に対してはとにかく親切な良い子といったところ。
誰に対してもほぼ敬語で話すことからも、その性格の良さが伺える。
だが同時に人一倍不安を感じやすくもあり、特にラガットへの依存傾向が強い。
過去の出来事も相まって、彼のことは凄く大事に想っており、それは恋心にまで発展するほど(ただし肝心のラガットは気付いていない模様)。
元々は最前線には縁遠いプレイヤーだったようで、お互い面識すらなかった。
そんな二人が出会ったのは、まだ最前線が10層にも満たない時とのこと。
ちなみに彼らは二人とも共通して、筆者である神矢レイラの仲のいい友人たちがモデルとなっている。
容姿についてはその友人たちが『ソードアート・オンライン インテグラル・ファクター』にて使用しているアバターに準拠している他、使用武器も彼らに沿っている(ただしラガットは変更されており、元になった友人は片手剣を使っている。まぁそもそもあちらに刀そのものが実装されていないのだが)。
ちなみにこの二人は筆者が本作を執筆する際によく知恵を貸してくれており、度々作中の設定などで助けてもらっている(6話におけるクエストや、第1部のラストバトルなど、上げればキリがない)。
筆者は彼らに対し、並々ならぬ感謝を抱いて止まない。
アバターネームはそれぞれ『Ragut』、『Ceva』。
ラスベリーやパルディアがいるためわりとまともに見えるが、彼らも充分特徴的な名前である。
使用武器はラガットが上述した通り刀で、セヴァの方が短剣。
二人の得物から読み取れる通りラガットがアタッカー、セヴァがサポートと判りやすく役割分担がなされており、どちらも共通して機動力に優れている。
特にラガットの方は刀使いにしては規格外のスピードであり、これが由来で『紫電』なる異名を勝ち取るほど。
セヴァの方も決定力が高く、事実61層のダンジョンに出現したモンスターをソードスキル一発で仕留めている。
◇ラグラス
Lagrath
ラガットとセヴァ同様、幕間編より登場のキャラクター。
その二人とはかつてパーティを組んでいたようだが……?
CV:神矢レイラ(筆者本人)
作中では少年と表記されているが、実際その通りで年齢は十五歳。
これはSAOサービス開始日という意味ではなく、初登場時のものである。
つまり彼は当時十三歳の身でデスゲームに囚われたことになり、原作キャラクターで言えばリーファと同い年。
後述するが、その言動や戦闘スタイルには彼女と似通ったところが見受けられる。
青みがかった黒、もしくはダークブルーと表現出来る髪を肩に届かないぐらいまで伸ばし、前髪が微妙に目にかかった感じの6:4分け。
瞳は吸血鬼のように紅く、ツリ目。
年齢相応にあどけなさもあるが、それ以上に気の強さが感じ取れる。
普段はKoB特有の白い甲冑に身を包んでいるが、一般のプレイヤーだった頃は赤を基調とした装備だった。
この衣装は時折私服として見せることがある。
未だ謎が多いが、非常に攻撃的な性格。
自身の目的を達成するために容赦なく他者に危害を加え、苦悶の表情を見て楽しむなど狂った感性を持つ。
しかし元からこうではなかったようで、端々に甘さが見え隠れしている。
というかコラボ回では思いっきり優しさを見せている(尤も、この頃から憎まれ口を叩く皮肉屋だったが)。
言動や思考が苛烈なだけで、案外ツンデレなのかもしれない。
また、時折かの『妖精の少女』を思わせるような言葉を口にしたりする。
戦闘スタイルも類似しており、何か関係があるのかもしれない。
アバターネームは『Lagrath』。
曰く響きでつけたようで、本人はあまり意味を考えていない。
しかし、『ラグラス』という単語が持つ意味は……
使用武器は片手剣で、キリトのような盾を持たないインファイトスタイル。
ラグラスの持つ剣は柄の部分が異様に長く、これを両手でしっかり握り、刃先を相手へと向ける姿勢を取る。
早い話が剣道のアレである。
戦闘においては静と動を見極めつつ、適宜最適な選択肢を選ぶタイプ。
時には剣をまったく使わず、絡めてで勝ちを引き寄せに行ったりもするため、まったく油断ならない。
その上剣道のものと思しきテクニックも活用して迫ってくるのもあり、システム外スキルも相当なものである。
新たなオリキャラが作中で登場する度に随時追記予定です。
既存のキャラも何人かいますが、そういった方々はタイミングを見て記載しようと思います。
※まぁ数が多いから後回しにしてるのもありますが(汗)