愛される少年は運命を捻じ曲げに行きます!   作:春山三冬

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ひっさしぶりですねはい…
1ヶ月以上余裕で放置してましたね…
すんません…今後は毎週とは行かずとも必ず二週間に一回は更新します!


18:授業

先生にこの猫は家に返してもらうべきか悩んでいると、キール、アシュー、エリーとつづいて先生に連れられやってきて、先生は今度は寮の方へ歩いて行きそこからレイラを連れてきた。

これでようやく全員が揃った。

全員揃うまではソフィアをみんなで愛でていたので割と早く過ぎて行った。

 

先生が教卓に立ったときに、ソフィアについて聞いてみた。

 

「先生、この猫はどうすればいいですか?」

「テス。お前の猫か?」

「そうだぞ!!」

『は?』

 

まぁ、反応は予想していた通り僕とミスリル以外はみんな驚いていて、アリスやシトリーだって驚きに驚いていた。

そのあとはそれぞれが色んな驚き方をしながら騒いで、みんながある程度落ち着いたところでソフィアが歩き出し、みんなから見やすい位置に移動した。

 

「オイラは生命の神の力を使えるソフィアだ!昔にどんなものとも意思疎通ができるお婆さんに育てられて喋ることもできるし、魔法だって使えるぞ!」

「……………」

 

説明されてもやっぱりみんな唖然としている。

まぁ、そりゃそうだ。だって普通、猫の声帯では人の言葉を喋ることはできないのだ。

 

「なんでしゃべれてるかって不思議そうな顔をしているな?理由は簡単、音魔法を使ってそれっぽく話しているだけなんだ」

「…いやいやいや…なんか、そんな簡単そうに言ってるけど、そんなのどんなにすごい魔法使いでも難しいと思うんだけど…」

 

まあ、そんな反応するよね。僕も最初は驚いたもん。

まさかミスリルと同じ力を操るタイプかと思っちゃったし。

 

なんて考えているうちにみんなの質問攻めは続き、ソフィアは頑張って答えていた。

 

「能力の詳細は?」

「えっと、触れたものの生命力、つってもいろいろあるけど、代表的なのは魔力で、それを奪ったり、逆に与えたりもできる。奪った魔力を他人に与えることもできるし、自分に使うこともできる。ただ、魔力を与えると言っても、それは生命力として与えてしまうから基本的には傷を癒すか病を治すことしかできないぞ。あと、魔力を1人から奪いすぎるとその人は魔力がなくなって死亡するかもしれないぞ」

「他にどんな魔法を使えるのー?」

「基本的な上位魔法程度なら全部使えるぞ!ただ、基礎的な魔力量は多くないから威力は控えめで、その分技術をおばあさんから教わったんだ」

「猫さんの好きな食べ物はなんですか!」

「ちくわ」

 

みたいな感じで質問攻めはあれから先生も参加して30分程度続いていった。

 

なんか、平和だなとしか言いようがない。まぁ、平和なのはいいことだ。

 

で、とりあえずこの猫について決まったことは、世話は僕の猫なので僕がお世話をする。もちろん部屋も一緒。

喋れるし魔法使えるしある程度知識もあるので生徒にするということに。

ただ、いきなり猫を生徒にするとか問題あるんじゃない?と思ったけど、先生が言うに「強くなりそうだし、生徒にしても問題ないだろう。最悪私がこの国を出ていくって脅せばどうにでもできるからな」とのことだった。

 

そんなこんなしてるうちに1時間目の授業が始まってしまい、魔法基礎学の授業が始まった。

 

まぁ、何回も転生してるから内容はわかってはいるが、一応今日の授業のことをまとめてみる。

 

魔法の発動…魔法とは、発動までに多くの過程を挟む。

その過程は一部の魔法によっては変わってくるが、基本的なのはこうだ。

 

展開…使用したい魔法の術式を展開→魔力の注入…そこに魔力を流し込む(その際に流し込んだ魔力の分だけの強力になる)設定…ここで、一部の魔法は座標の設定や発動するまでの時間などを設定する。ここで魔法を発動。これでようやく魔法が出る。ただ、魔法発動は基本的に自分の意思で発動するけど、やろうと思えば設定の過程で発動タイミングを設定すれば自分の意思とは関係なく指定したタイミングで必ず発動する。

 

雑にまとめるとこんな感じだ。

こんなもの基礎中の基礎で学ぶのは最初の最初以外で以降はほとんど出でこないのでなんとなく頭にぶち込んでればあとは自然と魔法練習をするうちに勝手に体に身につくから意外と覚えている人は少ない。

 

特に展開の過程。ある程度魔法を練習していたら使いたい魔法を思い浮かべれば、特に意識する間もなく展開されるので本当に忘れがちだった。

ここだけは気をつけねばならない…そう思った。

 

多分だけど、まだ1時間目なのになかなか座学はつまらないので今後ことを思うと先が思いやられそうだ…

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