うーん。27年か…結構かかったな…何かと鈍ってそうだよね?
『そだね〜さっきの会話も一部ぐちゃってたし』
やっぱりなぁ…
『とりまいつも通り練習してけば〜?』
そーするか。
そう思い僕は近場にあるベビーメリーを使うべく、風魔法を使った。
「
僕の疑似的な声と共に魔力が少し減り、風が生まれる。
その風をミスリルの力でながれる方向を変えて、ベビーメリーに向ける。
ベビーメリーが揺れ、天井に繋がれている紐が見える。
それに目掛けて次の魔法を打つ。
「
魔法の風の斬撃がヒモに飛んでいき、切れてベビーメリーが落ちてくる。
それをまたミスリルの力で受け止めて浮かしたままにする。
あっ、そういえば、ミスリルのこの力に名称はあるのかな?
『ないよ~』
あっやっぱり?どうする?なんかつける?
『もう面倒し「
いいかも。
名称が決まり、再び練習を再開しようとすると、次はいきなり窓ガラスが割れた。
なんだ!?
『あっあれっ!なんかっ、変な蛍の魔物!』
あー、あの弱っちいあいつ?名前忘れたんだけど…
『あー!くるくるくる!こっちきてるよ!』
うっさいわかってる!
こいつで実践練習するから静かにして!それに、流石にこいつには負けない!僕の「
そう。
魔物は、グルーシャが力をたくさん使用した時に吸い寄せられてやってくることがある。
普段は最低限の力しか使ってはいけないのだが、子供のうちは暴発などが起きて、それの力に反応して寄ってきた魔物により殺されるなんてことがままあるみたいだ。
だから、力をたくさん使用しなければならない状況になると、より強い魔物達が寄ってきて、結局はこちらが不利になる。
だから、ほとんどのグルーシャは魔法使い、又は騎士や護衛を雇い、戦うことが基本となっている。
『なんて悠長に説明してるせいでもう攻撃来てるよぉー!!早くっ!早くなんとかしてぇぇ!!』
魔物を見ると雷の小さい球を作り出してこちらに飛ばしてきた。
こんなの食らっても紙すら焦げもしない程度の威力しかないのだが、まだ赤子だから、この攻撃でどの程度ダメージが入るかわからない以上、なるべく確実に倒せる行動を取ることにした。
雷の球がこちらにまっすぐ飛んでくる。それを見つめて心の中でこう叫ぶ。
『
すると、向かってくる雷の球が僕の思っている通りに動き、魔物の元に戻っていき、それに直撃した魔物は消滅した。
安心していると、次にまた破れた窓をさらに大きく破り、また魔物が突っ込んできた。
次の魔物はさっきの蛍の上位互換。進化先?と言った感じの生物で、大きさは今の赤子の俺と同じくらい。
けれど、攻撃の威力は跳ね上がっていて、子供の雷魔法くらいの威力になる。
そいつが力をため始め、数秒したらすぐに打ち込んできた。
直径5センチくらいの電撃。
これはみる限り、跳ね返せるほど弱くはないので、僕に当たる寸前に、力の向きを
すると、近くの蝋燭が倒れ、火が花瓶の花に燃え移った。
ふと思いついたのが、花に燃え移ることで大きくなった火を
また、蛍は攻撃をためる動きを見せたのでそこに合わせてすかさず心の中で叫んだ。
『
すると、蛍の羽にうまく燃え移り、すぐに蛍は火だるまになって燃え尽きた。
これで一旦は落ち着けるようになった。