PARADOX   作:柊@

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《DIGEST》 ー断片ー
先行公開


※2023年4月現在、現在執筆中の盟約において、変わり映えの無い日常シーンが続いていて本筋が分かりにくい状況だと思われるので、PARADOXに少しでも興味を持って貰える様、先の章のセリフを無作為に取り上げて先行公開することにしました。

 

後、ごく一部ではありますが、偶然ほんの少しだけ似た内容の物語(未完結)を他で目にしたので、こちらの仕組みが少し特殊なので大丈夫だとは思いますが、PARADOXとの万が一の被りを危惧して、というのも公開理由の一つです。まあアイデア自体は相当昔に思いついた物なので、色々な媒体にいくつも酷似した作品は存在するかもしれませんが……。

 

あくまで予定ですので、内容が大幅に変わる場合もあります。ちなみに収束点は序章、盟約が一章にあたります。ここに公開するセリフは突然消えたり、徐々に増えていったりするかもしれません。

 

 

 

 

 

《2章》

 

「なんで、いなくなってから気付くんだろうな……」

 

「もう一度確認します。先輩は、本当にその気はないんですね?」

 

「オレはあんな女に興味ねぇよ。ただ、幼馴染の入学祝いのプレゼント選びを手伝ってもらっただけだ。そういうの、疎いからよ。……まあ、今となってはそれが間違いだったのかもな」

 

「……死んだ人間はもう帰ってこない。貴方の未来に、彼女は存在しないの。それだけが、確かな事実なのよ」

 

 

 

 

 

《3章》

 

「ねえ、綾人君。なぜ綾人君は瑞希ちゃんを……、ううん、藤坂瑞希のことが、そんなにも気になってるの?」

 

「結局あたしの勘違いだったら、その時は綾人君の望むようにする。もう近寄るなっていうなら、二度と近寄らないから。……だから、どうしても今日一日だけは、最後まであたしに付き合ってほしいの」

 

「ははっ……!そういうことか!通りで、こんな……」

 

「その話は本当なんだろうな?嘘なら承知しねえぞ」

 

 

 

 

 

《4章》

 

「ワタシはただの高校生で、当然その筋の専門家じゃない。だから、本やネットで拾った付け焼刃の知識でしかないけれど……。君達は熱力学におけるエントロピーの増大について、聞いたことはあるかい?」

 

「そんな風に時間というのは、酷く曖昧なものなのさ。ただ、人が認知するそういった変化や経験の積み重ねがワタシ達に時間という概念を感じさせているだけで、本当は物事に始まりも終わりもないのかもしれない、ってことを言いたかったんだ」

 

「綾人の疑問はもっともだ。そう、普通に考えれば矛盾してる。けれど、もし……」

 

 

 

 

 

《5章》

 

「瑞希、俺は今からとんでもなくおかしな事を言うと思う」

 

「絶対に、救ってやる。……例え俺がお前にどんなに嫌われようとも。それが俺の、俺自身の願いだ」

 

 

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