2倍と変身の初戦闘
あれから二人はしばらく移動して森に来ていた。
「やっぱ初日だからどこもかしこも人が多いな」
「ちょっと別れて戦闘します?」
「その方が良さそうだな」
トゥワイスsibe
トガと別れたトゥワイスは森の奥に来ていた。
「この辺ならまだ誰もきてないだろ」
するとちょうどよく、尖った角を持った白兎が草むらから飛び出しできた。白兎はけっこうなスピードでトゥワイスに体当たりをしてくる。
「おっとアブね、この白兎が初心者用モンスターか。俺の経験値にしてやるぜ!」
白兎はトゥワイスの声に反応したかのように体当たりをしてくる。
(STRを2倍して…)
「おりゃー!」
トゥワイスのカウンターが決まり白兎は光輝く粒子となって消えてしまった。
「やっぱりこのスキルすげーや!」
『レベルが2に上がりました』
「もう上がったのか、もう少し兎狩りといくか!」
しばらくして…
「全然いねー!」
すでにトゥワイスが初戦闘してからすでに2時間経っているが、倒した白兎は3匹だけだ。
「くそ~人手がありゃすぐにモンスター見つけられるのに…そういや2倍って"あらゆるもの"を2倍だよな?これ自分増やせんのか?やってみっか」
トゥワイスは目の前に自分を増やすイメージでスキルを使ってみた。すると手から泥のようなものが出てきてそれがトゥワイスの形になった。
「まじで増やせた!」
「そうだな俺」
「うわ!これ意識も増えるのか。それじゃ俺、それぞれモンスター倒すぞ!あ、ただこれ以上俺を増やさないでくれ」
「なんでだ俺?」
「このスキルは切り札だ、いざという時に使うからな」
「分かったぜ俺」
ちなみにこの使い方は運営が想定していない事だということを、この時のトゥワイスは知らなかった。
トガsibe
トゥワイスと別れてから、トガは町の周りを探索していた。
「みんな森の奥に行ったからこの辺はわりとモンスターがいると思うのですが…いました!」
トガも白兎を見つけたようだ。
トガの武器はトゥワイスと同じ短剣である。本来短剣使いは高速で動きヒットアンドアウェイを得意とする武器だ。
「かわいい白兎さん…切り刻みたいな」
しかし、トガは普通の短剣使いではない。
そうこうしていると白兎はトガに気がついたのか体当たりをしてきた。しかしトガは白兎の体当たりを受け止め白兎を捕まえてしまった。
「さあ…どう切ろうか」
この後のトガの行動はグロ過ぎるため割愛。
「ふう、ひさびさに怯えた顔か見れたです!」
実はトガは怯えた顔が大好きなのだ。短剣を選んだのもナイフに一番似ていたためである。
『レベルが2になりました』
『スキル【狩猟】を取得しました』
「ん、スキル?」
【狩猟】
プレイヤー又はモンスターの戦闘時間がかかるほど、STRが上昇する。上昇率は30秒に1%、上限50%。疲れにくくなる。
取得条件
手加減をして、プレイヤー又はモンスターを一時間以上かけてたおす。
「すごいです!私にピッタリです!」
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トガちゃんの性格がおかしかったらすいません。この小説のトガちゃんはこんな感じです。