2倍と変身と遭遇
「どうすっかな…」
NWOが発売されてから1ヶ月、トゥワイスとトガヒミコはいまだに初期装備だった。理由はオーダーメイド装備の相場が分からすお金を集めていたのと、オーダーメイドのデザインがなかなか決まらなかったからである。
「トガはもうきめたんだよな?」
「そうです、トゥワイスも早くきめてください」
「けどスキルの関係でシンプルなのがいいんだよな…」
2倍で自分を増やす速度はイメージに依存するためなるべくシンプルなものがいいのだ。
「もう全身タイツにマスクでよくないですか?」
「そうだな…俺顔怖いし」
◇◇◇
二人はしばらく歩き一件の店に入る。ここは生産職のプレイヤーが開いている店だ。
「こんにちは」
「あら、いらっしゃい。おそらく初めてよね。私はイズ。見ての通り生産職よ。」
「俺はトゥワイスだ」
「トガです!トガヒミコ!初めましてイズさん」
「トゥワイスくんにヒミコちゃんね。どのような要件で来たの?」
「実はオーダーメイド装備を作ってほしくてな、予算は二人共二百万Gくらいある」
「そんなに要らないわよ、百万G位でつくれるわ。どんなデザインがいいの?」
「こんな感じなんだが…」
トゥワイスとトガヒミコはデザインが書かれた紙をイズに渡した。
「…本当にこれでいいの?」
「ああ、俺のスキルの関係上シンプルなものがいいからな。あと顔怖いし」
「私のは趣味ですね」
「まあ分かったわ、しばらくしたらできるわ」
「分かったぜ」
「分かったです」
そこに、
「おーいイズ、居るか?」
大盾使いが一人の少女をつれてきた。
「あら、いらっしゃいクロム。どうしたの?まだ盾のメンテには早いはずだけど?」
「ああ、ちょっと大盾装備の新入りを見つけてな…衝動的に連れてきた」
そう言ったクロムの後ろから、少女が姿を見せる。
「あら、可愛い子ね…クロム、衝動的にこの子を連れてきたの?通報した方がいいかしら?」
「通報するか?」
「しましょう」
「ち、ちょっと待てよ!それは、何て言うか言葉の綾だって!あと誰だよ!」
「ふふっ…分かってるわよ。冗談冗談」
「俺はトゥワイスだ。それと冗談だとしても悪かったな」
「トガです!トガヒミコ!私も悪かったのてす」
「はー…心臓に悪いからやめてくれ。それと、俺はクロムだ、よろしくな」
クロムはホッと息を吐いてから二人に自己紹介をした。
「あなたも怪しい人にそんなに簡単についていっちゃ駄目よ?」
「あぅ…分かりました」
「俺は怪しくねーよ!?」
「ふふっ、まあ、お話はこれくらいにして、それで本題は?」
「この子が格好良い大盾が欲しいっていうから顔見せだけでもさせておこうと思ってな」
「成る程ね。私の名前はイズ。見ての通り生産職で、その中でも、鍛冶を専門にしているわ。調合とか装備の作成も出来るけどね。そこの二人の装備も今依頼されたわ」
「おう、今イズに装備を依頼したトゥワイスだ。よろしくな」
「私も同じく依頼したトガです、トガヒミコ。名前は何て言うのてすか?」
「あ、えっと私はメイプルって言います!」
「メイプルちゃんね。大盾を選んだのは何でかしら?」
「えっと…あの痛いのは嫌だったので、防御力を上げようと思ったんです」
「んー…なるほどなるほど。じゃあVIT特化装備が良さそうね…でも…予算、ないでしょ」
メイプルは予算を確認する。まだなにも買ってなかったため所持金は初期値の3000Gある。
「さ、3000Gで足りますか?」
メイプルは駄目元で聞いてみる。
「ふふっ…それじゃあ足りないわね。最低でも百万Gくらいはいるわ。まあ気づいた時には貯まっているものよ」
イズはそう言うが、今のメイプルには目の眩むような金額である。
「うぐく…しばらくオシャレはお預けだなぁ」
「ダンジョンに潜るのはとうだ?周回すればけっこうお金たまるぞ」
「周回すれば百万くらいすぐです」
それからメイプルは四人とフレンド登録をしてもらって、いつでも連絡が取れるようになった。
「格好良い装備が欲しいよね!」
メイプルはお金を貯めるためにダンジョンに向かった。
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やっと原作キャラ出せました。
次は時間飛んで第一回イベントです!