2倍と変身と防御特化   作:鬼獣八紅

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2倍と変身と第一回イベント 2

 

 ここは専用マップの開けたエリア。本来なら乱戦になるであろうこの場所は今…

 

「いこうぜトゥワイス!」

 

「「「皆殺しの時間だぜ!」」」 

 

「行くのですトガヒミコ!」

 

「「「血祭りの時間です!」」」

 

 トゥワイスの哀れな行進(サッドマンズパレード)とトガヒミコの二重の行進(ドッペルパレード)が左右から押し寄せて来たのだ。

 

「どうなってんだよこれ!」

「うろたえるな!攻撃をし続けろ!」

「何でトッププレイヤー達が手を組んでんだ!?」

 

 トガの二重の行進(ドッペルパレード)はトゥワイスに変身したトガヒミコが増え、さらにそこからトッププレイヤーに変身する技だ。

 

「「「【ファイアボール】」」」

「その程度で、うが!」

「アギャ!」

 

 時間制限があるとはいえステータスはトッププレイヤーになっている上、数が多いので前衛がすぐに消し飛ぶ。

 

「おいおい嘘だろ…」

「攻撃の手をゆるめるな!」

「なあ…何か囲もうとしてないか?」

「行くぞ俺達ー!増えまくれー!」

「「「オオー!!!」」」

 

 トガ達(トッププレイヤー)に怖じ気付いてトゥワイスの方に逃げて来たプレイヤーは、トガと違い無限に増え続けるトゥワイス達に押され続けている。

 

「お、おいやめ…ぐは!」

「おし一人目、どんどん行くぞ!」

「「「オオー!!!」」」

 

 そしてトゥワイスの誰かが前衛に到達した瞬間、今まで保たれていた陣形が崩れた。

 

「俺達一人一人は弱いが」

「これだけ居ればごり押せる!」

「てか敵何人いんだ?」

「500くらいじゃね?」

「いやリス地がここのやつも多分いるからもっと倒せるぞ!」

「復活したそばから倒してけ!」

「よーし、ここらで一発、いや二万発」

「俺の屍を越えていけ」

 

 この段階ですでに約500VS約20000(トゥワイス)&約1000(トッププレイヤーに変身したトガヒミコ)の構図になっていた。

 

 そして数分後…

 

「「「全滅完了ー!!!」」」

「完了ー!」

 

 プレイヤーたちも健闘したがやはり数の暴力とステータスの暴力には勝てなかった。

 

「この後は別行動か?」

「そうですね、だいぶ目立ちましたし」

 

 そうして二人は一旦別行動をすることにした。

 

 

 ◇◇◇

 

 side運営

 

「あいつらやりやかった!」

「そりゃやるだろ」

「これバトルロイヤルだよな…」

 

 運営ルームは何人か現実逃避をしだしていた。

 

 

◇◇◇

 

 残り時間は一時間となっていた。後たった一時間で全ての順位が決定するのだ。

 そんな緊張状態の中。 

 大音量でアナウンスが鳴り響いた。

 

「現在の一位はペインさん二位はドレッドさん3位はメイプルさんです!これから一時間上位三名を倒した際、得点の三割が譲渡されます!三人の位置はマップに表示されています!それでは最後まで頑張ってください!」

 

 さて、ここで哀れな行進(サッドマンズパレード)のこのイベントにおける重大な欠点について話そう。実は複製が倒された時、死亡判定こそないものの被ダメージはカウントされてしまうのだ。ちなみにトゥワイスとトガはこの欠点にきずいていない。

 

「おいヒミコ、メイプル3位だってよ」

『そうですね、それじゃあメイプルちゃんのところに集合しますか』

 

 ところ変わって二人は合流するためにメイプルを(かってに)集合場所にしていた。

 

「よっと、到着~!」

「あれ?ヒミコちゃん。久しぶり」

 

 そして先に到着したのはトガだった。

 

「いや~それにしても3位ですか。とんだダークホースですね」

「い、いや~それほどでも」

「てなことで、まことにかってながらイベントをもっともっと楽しむために利用差せてもらいますね」

「…え?」

「おーいヒミコ、到着したぜ!」

「え、トゥワイスさん?!」

「あ、トゥワイスくん少し相談が」

 

 するとトガはトゥワイスに何かを伝えた。

 

「ふむふむ…よし、面白そうだしやるか!」

「えっと…何を?」

「今からメイプルを俺のスキルで増やす」

「え?」

 

 メイプルは困惑しているが二人は無視して準備を始める。

 

「それじゃあやるぞ…」

「無限増殖」

要塞の行進(キャッスルパレード)

 

 

  ◇◇◇

 

 

「「「【ウォーターボール】」」」

「「「うわー!!!」」」

「「「俺達ー!!!」

 

 ここは最初の場所から少し離れた開けたエリア。ここではプレイヤー連合軍VSトゥワイス達の戦が起きていた。

 

「みんなもう少しだ!」

「こんな奴らに負けるな!」

 

 プレイヤー達はトゥワイスが遠距離攻撃がほとんど無いことに気付き、魔法をメイン攻撃にして対処していた。

 

「おいどうすんだ?!」

「もう5000は殺られたぞ!」

 

 しかし、ここでプレイヤー達が絶望せる事態が発生した。

 

「お、おい」

「どうした?!」

「なんか…3位のプレイヤーが増殖してこちらに向かってきてるぞ!」

 

 なんとトゥワイス達が魔王(メイプル)を連れてきたのだ。

 その数約50人。それに今も増え続けている。そこに『行進』の効果でAGI130が共有され、さらに『超加速』でさらにAGIが上がっている。その後ろには『毒竜』に変身したトガヒミコもついてきている。

 

「「「援軍連れてきたぜ!!!」」」」

「ありがとよ俺」

「てか見るからに毒だけど大丈夫なのか?」

「さっきメイプルのとこ行ったら毒が強すぎて『毒耐性大』が『毒無効』に進化したよ」

「てなわけでメイプル、おもいっきりやってくれ!」

「オッケートゥワイスさん。ヒミコちゃんお願い!」

「分かりました、いきますよっ!」

 

 そして毒竜に変身したトガのそれぞれの頭に乗っていた三人のメイプルは行きよいよくプレイヤー達の上空の飛ばされた。

 

「「「【毒竜】」」」

 

 

◇◇◇

 

「終了!結果、一位ペインさん二位メイプルさん三位ドレッドさんでした。それではこれから表彰式に移ります!」

 

 最終結果はメイプル二位トゥワイス四位トガヒミコ五位となった。

 

「次は、メイプルさん!一言どうぞ!」

「えっあっえっ?えっと、その、一杯耐えれてよかったでしゅ」

(噛んだな…)

(嚙みましたね…)

 

 イベントは何事もなく無事に終了した。

 

 

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 メイプルを一位にしなかったのはうまく書ける気がしなかったのと、この方が第四回イベントで都合がいいからです。

 それと十三位~十六位はモブなので気にしないでください。

 

 

 

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