やる夫達は並行世界と繋がった聖杯戦争に参加するようです。 作:しきん
今回は、最後に重大な発表があります。
「ふーむ、このカードがセイントグラフというヤツですか。表の部分が真っ白ニャのが心配なところだニャー」
シャドウが迫って来る事に気付いているのかいないのか、ネコアルクはシャドウに一切目もくれず、セイントグラフを掲げる。
「まあいいや。とにかくカモーン!良くして和よりの来たれ、天秤の守りてよ!」
すると、セイントグラフが光り出した。
やがて、光の中から少女が姿を現し―――あれ?
このナマモノ、なんかノリと勢いで召喚に成功しちゃってない?
そうこうしているうちに、シャドウは遂に持っている剣を振り上げ、ネコアルク目掛けて振り下ろそうとした。
まさに、その時だった。
シャドウの剣が、槍に弾かれた。
ネコアルクとシャドウの間に立っている少女が、シャドウの放った斬撃を槍で弾き飛ばしたのだ。
―――成功しちゃったよ。ネコアルク、ノリと勢いでサーヴァントの召喚を成功させちゃったよ。
それはそれとして、少女の反撃が始まった。
軽快な動きでシャドウの懐に潜り込むと、シャドウに強いアッパーを喰らわす。この一撃を受けたシャドウは、上方に吹き飛ばされる。
少女の反撃は更に続く。少女は手に持つ槍を多節棍のような形態に変形させると、飛び上がり、シャドウにトドメの攻撃を加える。
吹き飛ばされ、体勢を立て直す事が出来ないシャドウはトリッキーな攻撃を諸に受け、成す術無く空中で消滅した。
「よっと」
少女はネコアルクの眼前に着地すると、辺りをキョロキョロと見回す。
「で、アタシのマスターは何処にいるんだ―――?」
「
マスターを探す少女にネコアルクは声をかける。
「あん?」
背後から声をかけられた少女は、ネコアルクの方に振り向く。
「何だ、この猫みたいなヤツ?」
「ユーがアタシのサーヴァントか?」
「・・・あ?」
「ほう―――これはまた、変わったマスターが呼ばれたものだな」
ネコアルクと少女・・・ランサーが気が付くと、そこは例により教会の礼拝堂だった。
後ろから聞こえた声に反応し、2人(?)が振り向くと、その先には言峰綺礼がいた。
「ようこそ、見事、試練を乗り越えたマスターよ。私は言峰綺礼。今回の聖杯戦争の―――」
「おや?何処の誰かと思えば、かの有名な麻婆豆腐好きの神父ではニャいですか」
言峰の言葉を遮るようにネコアルクがそう言った直後、言峰は目を見開いた。
「・・・何故、私の好物が麻婆豆腐だと知っている?」
聖暦2110年 11月27日 午前 ホームセンター
ネコアルクとランサーは、ホームセンターで買い物をしていた。
「で、何であの教会から出て早々にホームセンターで買い物なんだ?ネルフとかなら、大抵のものは揃ってる筈だろ?」
ランサーが、カートを押しながらネコアルクに疑問を投げかける。
「んー、それがあっちにはお目当てのアレを売っている店がニャいんだよニャー。あそこって、雑貨屋とか家電量販店とか武器屋とかはあるのに、我々が今一番欲しているであろうアレが売られてねーのよ。痒い所に手が届かないっつーか、何つーか」
「・・・なるほど。そういう店では売られてなくて、ここでは売られてるってか。どういうヤツだ?」
「この先にコーナーあるでしょ?アレよアレ」
「あん?アレって―――」
ネコアルクに促されるがままに、ランサーこと佐倉杏子はネコアルクの言うアレを見る。
「―――テント?」
午後 シヴァの森
「えー、
―――何で、よりにもよって捨て猫なんだろうニャー」
「さっきホームセンターで買ったのが雲行きが怪しいなと思ったら、やっぱりこういう事だったのかよ!!」
衝撃発言をかますネコアルクに対し、杏子はシヴァの森に木霊する程の大声でツッコむ。
「ところでランサー君、今日から1ヶ月ちょっとの間、ここを我々の拠点とする訳ですが・・・サバイバルの心得はあるか?」
「サバイバル!?いや、一応あるけどなぁ・・・逆にアンタはあんのかよ?」
「いーや、全く」
「フザケんな、テメェ!!」
ネコアルクの返答を受けた杏子は怒りを露わにして怒鳴るが、ネコアルクは臆する事無くテントを張る作業に取り掛かる。
「む?何か問題でもランサー君?」
ネコアルクは、作業しながら杏子を見てそう問いかける。
「あるに決まってんだろ!?サバイバルってのは、知識ゼロでやって良いもんじゃもんじゃねえんだ!」
「あれ?そうニャの?あー、でも実を言いますと、アタシも森でバーベキューをやった事があるのよ。それでちょっと焼き魚にチャレンジしようと戦闘機のノズルで焼いたら森も一緒に」
「バーベキューに戦闘機のノズルなんて使わねえよ!テメェは馬鹿か!?馬鹿だろ!?つーか、それもうバーベキューですらねえ!!」
「うん、そうニャのよー。色々あって、何とか鎮火する事が出来たんだけど、それ以来、戦闘機のノズルをコンロにした事は一度も御座いません」
「そりゃそうだろ・・・」
「今はロケットのエンジンで焼く事にしております」
「更に過激化してんじゃねえかあああああ!?って、おい!そもそもそんなのどっから仕入れてるんだ!?」
「ニャッニャッニャッ、それは勿論・・・あれ?アタシ、何処から戦闘機のノズルとかロケットエンジンとかを手に入れたんだっけ?」
ネコアルクのその言葉に、杏子は「ブーッ!」と吹き出す。ただでさえネコアルクの話はツッコみどころが満載なのだが、オチに至ってはまさかの入手先度忘れである。
どうやら、杏子の苦難はまだまだ続くようだ。
[マスター ネコアルク]
能力:詳細不明
出典:MELTY BLOOD
性別:・・・雌・・・?
武器:鋭い爪、目からビーム、あえてジェット(読んで字の如く)
役割:捨て猫。当然ながら、無職であり、無収入であり、そして住所不定である。
願い:???
方針:???
令呪の位置:肉球。何処のかは不明
謎のナマモノであり、悪ふざけの権化のような完全無欠のネタキャラ。地下にあると言われる『
[サーヴァント 佐倉杏子]
クラス:ランサー
出典:魔法少女まどか☆マギカ
性別:女
ステータス:筋力B、耐久C、敏捷A、魔力B→C、幸運C、宝具B
属性:中立・善
スキル:対魔力C(魔術への耐性。第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない)
陣地作成D(魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。本来はキャスターのクラス特性だが、杏子は魔法少女である為、『防御結界』の形成が可能)
信仰の加護B→E(一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、最高存在からの恩恵は無い。あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。杏子は過去のトラウマから、意図的にランクを下げている)
仕切り直しC(戦闘から離脱する能力。実戦で鍛えられた勘により、高確率で成功する)
幻術B→-(強力な幻覚を相手に見せる事の出来るスキル。信仰の加護同様にこのランクを下げている)
宝具:『孤独を潤す紅(オフィーリア)』(彼女が最も得意とする一種の魔術。彼女が普段愛用している槍と同様の槍を巨大化させ、複数地面から出現させ、その槍によって敵を殲滅する。出現位置の都合上、至近距離には当てる事が非常に困難。また、魔力を一本の槍に集中させる事で対人宝具にもなり、この状態の場合だと、攻撃範囲が約1/10程度に狭まる代わりに圧倒的な威力を誇る)
『真紅に輝く魂の宝石(ソウルジェム)』(肉体から引き離され、物質化された杏子の魂そのもの。常に持ち主の体を治癒し続けるが、この宝具を破壊される事は彼女の死を意味する為、同時に杏子の弱点でもある。この宝具を爆破した場合、相手に甚大なダメージを与える)
武器:多節槍(杏子愛用の槍。多節棍のように使う事も出来る)
願い:あるにはあるが、果たして本当に願って良いのか悩んでいる
方針:それ以前に、マスターにサバイバルについての知識を教えなきゃいけねえだろ
インキュベーターと契約したベテランの魔法少女。好戦的な性格で、魔法少女の力を自らの欲望を満たす為にのみ使っていた。男勝りな口調や挑発的な態度から、利己的な性格のように見えるが、実のところは他人を気にかけ助けようとしたりと、不器用ながらも純粋で優しい性格も持っている。契約の際に願った事で引き起こされた奇跡が原因で自らの家族が死んでしまった過去から、前述のスタンスを採っていた。鹿目まどかに協力を頼み、魔女化した美樹さやかと相対するが、最終的に相打ちという形で退場する事となった。
ネコアルクって、こんな感じで良かったんだっけ・・・?
今回は、この場を借りて読者の皆様にご報告させて頂きます。
『本作に登場させる乗り物はどんなものをメインにすべきだと思いますか?』というアンケートを実施していたのですが、設定集の一つとして投稿した『地球統合軍 配備兵器一覧』に車両や航空機といった乗り物が含まれている事が判明しました。その為、誠に勝手ながら今回のアンケートは無効とさせて頂きます。
誠に申し訳御座いませんでした。
言峰綺礼と組むサーヴァントは・・・
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このままブロリーで
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やっぱ英雄王で
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ランサーが死んだ!(先行入力)
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うp主に一任する