やる夫達は並行世界と繋がった聖杯戦争に参加するようです。   作:しきん

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どうも、しきんです。

今更ですが、参加者の数は30組前後を予定しております。

また、現在募集中のアンケートですが、本戦開始前の段階を半分くらいまで進めたところで締め切る予定です。


やらない夫は聖杯戦争に参加するようです。

やらない夫の前で影が蠢いている。

 

「あれは何だろ?」

『それは英霊が真っ当に召喚され損ねた、銘を持たぬサーヴァント『シャドウ』だ。それを倒せば・・・見事、予選突破となる』

 

このやり取りの間にシャドウは人の形となり、遂に動き出した。

 

「コイツを倒せ、だって・・・?ああいうのは、何度でも蘇るもんだろ。常識的に考えて!」

 

そう言いながら、やらない夫も動き出す。

 

『シャドウを消滅出来るのはサーヴァントを置いて他にはいない。生き残りたければ、急いでサーヴァントを召喚するのだ』

「成程、コイツを使えば良いんだな?」

 

やらない夫は右手に持つセイントグラフをチラリと見ながら声に問う。

 

『そうだ。そしてそれは、君が自力で英雄達の記録が保存されている『英霊の座』に接続しなければならない。その為の切り札・・・セイントグラフは既に君の手の中にある。そして、己の意志を示す事だ。思いであれば、何でもいい。死にたくない・・・生き残りたい・・・願いを叶えたい・・・相手を倒したい。己の意志を一点に収束して、強く願うのだ』

「自分の意志を一点に、ねぇ・・・!」

 

声と会話しながら、やらない夫はシャドウとの追いかけっこを繰り広げる。

 

にしても―――出来るか?この状況で。

 

シャドウの動きにも注意しなければならないこの状況、自分の意志を一点に収束させる事はかなり難しいだろう。

 

どうやって時間を稼ぐか、それが問題だろ。それも、出来るだけ早いうちにな。

 

やらない夫はシャドウの動きが段々速くなっていく様子に気付いていた。今はまだやらない夫の動きの方が早いが、逆転されるのは最早、時間の問題だ。

 

武器の一つでも持ってこれたらな~・・・素手でやり合える自身が無い訳でもないが―――

 

一瞬、やらない夫の注意が散漫になった、その時だった。

 

いつの間にか接近していたシャドウが斬りかかってきた。

 

「うおぉッ!?」

 

やらない夫は斬撃を寸でのところで回避した。だが―――

 

「―――ッ!!」

 

足に激痛が走る。回避した際に足を捻ってしまったのだ。

 

ま、不味いだろ―――今さっきのは避けられたが、次は確実に喰らう!

 

やらない夫が見上げると、シャドウが今まさに剣を振り下ろそうとしていた。

 

俺が、死ぬ―――?こんな所で?

 

こんな所で、影なんかに?

 

―――いや。

 

死ねない。

 

こんな所で死ねないだろ。

 

「こんな所で死んでたまるかよ、常識的に考えて―――!!!」

 

刹那―――

 

セイントグラフが強い光を放った。

 

「うおッ―――!!」

 

余りの眩しさに、やらない夫は思わず目を瞑る。

 

すると、セイントグラフが自分の手から離れる感覚を覚えた。

 

何秒かの後、光は弱まり始めた。

 

何とか、目を開けられそうなくらいになってきただろ。

 

やらない夫は目を開けた。

 

目の前にはシャドウではなく、1人の男が独特のポーズで立っていた。

 

白目の色が反転したかと錯覚する程の大きな黒目、蜂を彷彿とさせる白黒ボーダーの服、黒い頭巾。まるで死神のような姿だ。

 

もしかして―――コイツが、サーヴァントなのか?

 

サーヴァントはシャドウの方を向くと、腕を掲げる。

 

対するシャドウはサーヴァントに突撃―――

 

―――する事は無かった。

 

何故なら、シャドウはそうする直前に身体を沢山のメスで切り裂かれたのだから。

 

バラバラになったシャドウは、成す術も無く消滅した。

 

な―――何だろ、今のは・・・!?シャドウが突然ズタズタに切り裂かれて、そのまま消滅しただろ。

 

とにかく、これで予選突破って事だろ。

 

やらない夫がそう思っていると、サーヴァントがセイントグラフを拾い、やらない夫の方に顔を向ける。

 

サーヴァントはやらない夫に対して問う。

 

「お前が・・・俺のマスターか」

 

 

今度は教会か・・・。

 

「ようこそ、見事、試練を乗り越えたマスターよ。私は言峰綺礼。今回の聖杯戦争の監督役を務めている」

 

先程とはまた違う空間に飛ばされた事を理解したやらない夫とサーヴァントは、声のした方向へと視線を向ける。

 

視線の先には神父姿の男、言峰綺礼が立っていた。

 

言峰を見て、やらない夫は―――

 

何だ、この神父―――今にも死にそうな目だろ。大丈夫か?

 

―――やる夫と同じく、割と失礼な事を考えていた。

 

 

聖暦2110年 11月29日 夜間 美筆宅

 

約2~3時間の軽い観光を終え、やらない夫とアサシンはモダンファンタジアシティにおける自宅の玄関のドアを開けた。

 

「ただいま・・・っと」

 

そう言いながら、やらない夫はドアを閉める。

 

やらない夫の声に反応する者は誰1人いなかった。リビングや2階から人が来る気配も無い。

 

リビングに入るが、矢張り人の気配は無い。

 

どうやら、このモダンファンタジアシティにやらない夫の家族はいないらしい。

 

家には誰もいない―――よし。

 

「姿を現してもOKだろ、アサシン」

 

やらない夫のその言葉に反応するように、アサシンは姿を現した。

 

この世界にも俺の家族がいると思ったが・・・いないみたいだろ。

 

「どうやら、この世界・・・少なくとも、この都市の俺の家で生活しているのは俺だけらしい」

「つまり・・・この都市にマスターの家族はいないという事か」

「ああ。家族が聖杯戦争に巻き込まれて死ぬなんて事は先ず起きない。寧ろ、この方が色々やり易いだろ。常識的に考えて」

 

特に、武器とか車を調達するっていう点においてはな。

 

俺の家は、金持ちとまでは行かないが、そこそこ裕福な方だろ。更に軍資金も支給されているから、余程高価な物でもない限り、大抵の物は買えるだろ。

 

しかし・・・何でも願いが叶う、か。

 

「―――なあ、アサシン」

「何だ・・・マスター」

「アンタは、聖杯に何を願うんだ?少し聞いておきたいと思ってな」

 

やらない夫の問いに、アサシンはこう答えた。

 

「俺は・・・ボスを殺す。俺の手で、だ。聖杯は確実に殺す為の御膳立ての為に使う」

 

アサシンの真名はリゾット・ネエロ。

 

生前、イタリアのギャング『パッショーネ』の暗殺チームのリーダーとして『英霊の座』に刻まれた男である。

 

「マスター・・・お前はどうだ?お前は、聖杯に何を願う」

「俺か?俺は―――」

 

やらない夫はリゾットに自らの望むものを語った。

 

やらない夫とリゾット・ネエロ。

 

果たして、この主従の行く末や如何に。

 

 

[マスター 美筆やらない夫]

能力:詳細不明

出典:2ch

性別:男

武器:無し

役割:モダンファンタジア・アカデミーに通う高校3年生

願い:???

方針:???

平凡な生活を送っていた高校生であり、入速出やる夫の親友。ある日、やる夫と2人で謎の石を見つけた事で、聖杯戦争に参加する事となる。

 

[サーヴァント リゾット・ネエロ]

クラス:アサシン

出典:ジョジョの奇妙な冒険 part5 黄金の風

性別:男

ステータス:筋力C、耐久C、敏捷C++、魔力D、幸運D-、宝具A

属性:混沌・中庸

スキル:気配遮断A+(サーヴァントとしての気配を断つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。宝具のバックアップを受ける事により能力が更に向上する)

    単独行動A(マスター不在・魔力供給無しでも長時間現界出来る能力。マスターを失っても約1週間は現界可能)

    スタンド能力B(特異能力の一種。それぞれ能力が違い、同じ能力を持つ者はいないが、知能を持たない生命体はこれに該当しない。また、精神力が上昇する程、能力の性能も上昇する)

    不可視の攻撃C(スキル・宝具で攻撃した時に相手に能力を悟らせない。これに対抗するには、攻撃方法や射程距離等から能力を導き出さねばならない。思考能力の向上や推理能力のスキルを保有していれば、導きだす時間を短縮出来る)

    追跡A(所謂、トラッキング能力。僅かな情報や戦闘記録から敵の能力や行動パターンを予測し、現在位置を高確率で特定する)

宝具:『金属を操る小人の群体(メタリカ)』(リゾットのスタンド能力。リゾットの体内に存在し、普段は見る事が出来ないが、四肢等を切断されると傷口から小人のような生き物の姿で現れる。磁力で空気中を含む様々な場所から鉄分を引き寄せて操り、刃物等を作り出して攻撃出来る。また、相手の血液中の鉄分を刃物等に作り変える事も出来、その場合は体内から攻撃する事も出来る。リゾット自身が鉄分を身に纏う事により、景色と同化する事も可能。この能力が『気配遮断』を後押ししており、例え攻撃態勢に移っていても、自らの位置を知られる事無く戦う事が出来る。また、切断された足を能力で作った金具でつなぎ止める、と言った使い方も出来る。足りない分の鉄分は、別の場所から集める事も可能。更に、相手の体内の鉄分を減らす事も可能で、この攻撃を受けた人間は血の色がおぞましい黄色になり、やがて酸素不足になって死ぬ。サーヴァントの場合は、ステータスの低下や失血等の状態異常に陥る)

   『復讐する暗殺部隊(ヒットマン・チーム)』(生前、リゾットが率いていた暗殺専門部隊。メンバー全員がスタンド使いであり、高い戦闘能力に加え、目的の為なら自らの身の犠牲にすら厭わない、尋常ならざる『覚悟』の強さを持つ。メンバーはホルマジオ、イルーゾォ、プロシュート、ペッシ、メローネ、ギアッチョの6名。なお、ソルベとジェラートはスタンドの有無が確認出来ない為、戦力に含まないものとする)

武器:メス(『金属を操る小人の群体』を用いて作ったメス)

   鋏(他の武器と同様の方法で作った鋏)

   剃刀(他の武器と同様の方法で作った剃刀)

願い:ボスを自らの手で殺す

方針:マスターに従う

イタリアのギャング『パッショーネ』の暗殺専門部隊『暗殺チーム』のリーダー。従妹の子供を轢殺した飲酒運転のドライバーを暗殺した過去を持ち、それを切っ掛けに裏社会で生きる事となり、21歳でパッショーネに入団した。パッショーネの脅威となる数々の障害を退け、受けた任務を全て成功させるといった目覚ましい活躍を見せた。しかし、高い実力を持ちながらボスから冷遇される暗殺チームの現状にチームの不満が溜まっていっていたある日、ボスの正体を調べていた部下のソルベとジェラートを残忍極まりない手口で殺される。一度は復讐を断念してボスに服従するが、ボスの娘であるトリッシュ・ウナの存在を知り、トリッシュを手に入れればボスの秘密が分かると考え、ボスを暗殺して『麻薬ルート』を横取りする為に他のメンバーと共に組織に反逆。サルディニア島でブチャラティ達を追跡していた際にドッピオと遭遇し、死闘の末に敗死した。

言峰綺礼と組むサーヴァントは・・・

  • このままブロリーで
  • やっぱ英雄王で
  • ランサーが死んだ!(先行入力)
  • うp主に一任する
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