やる夫達は並行世界と繋がった聖杯戦争に参加するようです。 作:しきん
皆様、お久しぶりです。
前回の投稿から1ヶ月も待たせてしまい、申し訳ありませんでした。
聖暦2110年 11月30日 未明 再開発地区
日付が変わって間もない深夜、未だに瓦礫や廃墟が多く残る再開発地区で、ナナチは地面に寝転がっていた。
言峰教会を出て、ナナチが取った最初の行動は役割に合わせて必要な物を買い揃える事だった。
水と食料、サバイバルナイフやテントといったアウトドア用品を買った。
そして明日・・・と言うより、今日の日中はクロスボウを自作する為の原料を買う予定である。
これには訳がある。銃火器は武器屋で購入する事が出来、調達手段としてもそちらの方が早い。だが、市販されている銃火器にはセーフティシステムが搭載されている。対人戦になれば、安全の為の機能が特大級のデメリットとして使用者に牙を剥くのである。
だが、自分の手で武器を作る場合はその限りではない。作る物によっては技術が求められるやり方だが、セーフティシステムを組み込む必要が無い分、デメリットは小さい。
「月が綺麗だな・・・何時ぶりだっけ、こんなに綺麗な月を見たのは」
ナナチはそう呟く。現在、彼女はいつもの衣服に加え、購入した子供用のダスターコートを身に纏っている。
彼女の願いはただ一つ。ボンドルドの所業により成れ果ててしまった友人ミーティを殺す事である。
友人を殺す―――倫理的に問題はあれど、普通なら不可能な事ではない。
そう、普通なら。
だが、ミーティの場合は別であった。何故なら、ミーティは成れ果てた際に不死能力を得てしまったのだから。
毒を盛られても、手足や臓器をすり潰されても死ぬ事が出来ない。痛覚等の感覚が残っている分、余計に性質が悪い。
不死の弊害はそれだけではない。ナナチが寿命で死ねば、ミーティはたった1人で苦しみを味わい続ける事になるのだ。
ミーティを殺す。それはつまり、ミーティの尊厳を取り戻す事でもあるのだ。
ふと、ナナチは起き上がり、口を開く。
「なあ、バーサーカー。アンタは何を願うんだ?」
そう言いながら、ナナチは横に目を向ける。視線の先には、1人の少年の姿があった。
「ああん?そんなのねえよ」
少年・・・バーサーカーの意外な返答に、ナナチは少し驚いた。
「そうなのか?」
「ああ。聖杯だか何だか知らねえが、変わんねえ。今まで通り、喧嘩するだけだ」
「成程な・・・」
バーサーカーのプロフィールを確認して、ナナチが気付いた事は『スキルが変わっている』事だった。
基本的に、バーサーカーは狂化というクラス別スキルにより理性を失っている。当然ながら、ナナチが召喚したバーサーカーも持っている。
そのランクが下がっているのだ。
本来であれば、バーサーカーの狂化はBランク。能力のランクアップと引き換えに言語能力さえも失ってしまう。しかし、それがEランクに抑えられており、言語能力にも支障は無い。
そんなこんなで、バーサーカーは何か願いを持っていたりするのだろうかとナナチは考えていた。
しかし、その考えをすぐに改めた。偏見かもしれないが、願いを持たず、喧嘩すると言っているあたり、やっぱりバーサーカーなんだなと思った。
発した言葉の通り、バーサーカーことカズマに願いは無い。
邪魔する奴はぶっ飛ばす。それこそが彼の信念であり、英霊となった今でも変わる事は無い。
ならば、願いを持つ目の前の少女の為に拳を振るう。コイツがここで朽ちる必要は無い。
カズマはそれを決して言葉に出さない。だが、マスターであるナナチに聖杯を捧げると心に決めた。
カズマは夜空に目を向けると、腕を伸ばし、月を掴むように拳を握る。
この想い、理屈なんかじゃ表せない。
[マスター ナナチ]
能力:医療知識(ナナチがミーティを殺す方法を探している際に習得した医療知識)
出典:メイドインアビス
性別:女(と解釈して頂きたい。原作では未だ不明なのである)
武器:サバイバルナイフ(ホームセンター等で売られている一般的なサバイバルナイフ)
役割:ホームレス
願い:ミーティを殺す
方針:他のマスター達の様子を窺う
令呪の位置:右手の甲
ボンドルドの所業により成れ果てとなった少女。友人のミーティを助ける過程で習得した知識と第四層を渡り歩く知恵を持ち、見た目の幼さとは真逆の、現実的で大人びた冷静な性格をしているが、自身の秘密が広まる危険を顧みずリコ達を助ける人情味も持っている。孤児にして壮絶な過去を持つが、ここではその説明を省かせて頂く。生ゴミやそれに準ずるものしか食べていなかった為、味覚が鈍っており、それに比して料理も下手。
[サーヴァント カズマ]
クラス:バーサーカー
出典:スクライド
性別:男
ステータス:筋力A、耐久A、敏捷B、魔力E、幸運D、宝具A++
属性:中立・善
スキル:狂化E(B)(筋力のパラメーターをランクアップさせるが、複雑な思考が難しくなる。しかし、生前から複雑な事を考えるのが苦手なので、カズマの場合はこの状態が普通である。本来ならば、Bランク相当の狂化を得るのだが、反逆のスキルを保有している為、ランクが大幅にダウンしている)
魔力放出B(武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。カズマの場合、宝具を使用する際に必要)
反逆A+(全ての事柄に抗い続ける事が可能となるスキル。自分の意思を捻じ曲げられるのが許せない為に精神に干渉する全ての効果を無効化に近い状態まで押さえ込む。クラス別スキルである狂化にも効果があり、自らの意思で行動する事を優先させる為にランクを大幅に下げている。また、令呪ですらこの効果を受ける。更に、重圧・威圧・バッドステータス等にも該当し、如何なる状態であろうとも十全の戦闘能力を発揮出来る)
男の意地A(絶対に信念を捻じ曲げない一途な意思。Aランクの勇猛と戦闘続行の効果を兼ね備える)
精神感応性物質変換能力A++(ロストグラウンドに生まれた人間の2~5%が持つ特異能力。主に物質を分解してアルター粒子とし、別の物質に再構築する力。使う人間によって様々な姿で発現する)
宝具:『己を誇示する右腕(シェルブリット)』(カズマの右腕を覆う融合装着型アルター。攻撃方法はただ相手を殴るのみと至ってシンプルだが、背中にある3つのフィンを爆発させて推進力を生み出し、その勢いを利用したパンチはあらゆる物を砕く。また、消費したフィンは再構成可能)
『輝く黄金の右腕(シェルブリット)』(『向こう側』に存在する『アルター結晶体』の一部を奪い、強化されたシェルブリット。背中にある一枚羽根のプロペラを回転させ、魔力放出を行う事により加速し、更には飛行する事も可能となった。そして手甲を展開し、手甲の内部のものを回転させる事により、爆発的な推進力を得る。また、それに比例して威力が増大したパンチ『シェルブリット・バースト』を放つ事が可能となる。使用回数の制限は無くなったが、連続で使いすぎると『右腕が使い物にならなくなる』恐れが出て来る)
『天下無敵の自慢の拳(シェルブリット)』(全身をアルター化させる事により、全身が宝具となった状態となる。背中に生える尻尾状のものを地面や空間に叩きつける事により、膨大な推進力を得る。両腕がシェルブリットとなっており、単純に攻撃するだけでも凄まじい攻撃力を持つ。更に両腕を前に出し、合わせて突撃する事でこの宝具の攻撃力を最大限に発揮し、如何なる相手をも打ち砕く)
武器:言うに及ばず
願い:聖杯戦争=喧嘩の延長
方針:喧嘩相手を探す
連経済特区『ロストグラウンド』の崩壊地区で、何でも屋を営むアルター使いの青年。本名を含む経歴が殆ど不明で、真名もよく呼ばれていた名が暫定的に刻まれたものである。『シェルブリットのカズマ』という通り名を持ち、ネイティブアルターの間でも浸透している程有名で自他共に呼称する。性格は身勝手で負けず嫌い。自分に嘘は吐けず、短気で喧嘩っ早く、他者に媚びない直情型の馬鹿。幼い頃から1人で生きてきた為か、物事に対しての決断が早い。妥協や諦めを頑なに嫌い、何事にも己の力を信じてぶち当たる独自の行動理念を持つ。様々な闘い、出会い、別れを経て思考形態が『力を正面から押し通す』事に特化していく。粗野で単細胞な面が目立つ一方で義侠心が強く、弱い相手に力を振るうことを嫌い、自分が守ろうと決めたものには心配をかけさせまいと気丈に振る舞って見せるなど、不器用な優しさも隠している。劉鳳とは、互いに『絶対に負けられない敵』と認識し、その名を刻み合う宿敵の関係である。
有り得たかもしれない、または有り得たら困るシーン
ホームセンター
それは、ナナチ達が会計を済ませた直後の事だった。
ナナチ「必要な物はこれで全部揃ったな・・・ん?」
カズマ「あん?どうしたんだよナナチ」
ナナチ「なんか、手紙が入ってるぞ。どれどれ・・・」
手紙『聖杯戦争に向けてナナチを頂きに参ります』
ナナチ「えっ・・・(な、何か嫌な予感が・・・)」
カズマ「何だこれ?ラブレターってヤツか?」
この数日後にナナチが何者かに拉致されてしまうのだが、それはまた別の話である・・・。
言峰綺礼と組むサーヴァントは・・・
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このままブロリーで
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やっぱ英雄王で
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ランサーが死んだ!(先行入力)
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うp主に一任する