やる夫達は並行世界と繋がった聖杯戦争に参加するようです。 作:しきん
皆様、お久しぶりです。
3ヶ月以上も投稿が遅れてしまい、大変申し訳ございません。
また、今回が今年最後の投稿になります。
245X年 沖縄シャード
サンドアートコンクールが終わって、花火大会が始まった。
私も、皆と一緒に綺麗な花火を眺めている。
でも、やっぱり優勝したかったな。そしたら、夜露さんとの良い思い出に―――
「のどかさん」
不意に、夜露さんに声をかけられる。
振り向くと、夜露さんは小さい黒い箱を、
「はい、どうぞ」
私に手渡した。
「何ですか、これ?」
箱を開けてみると、中には見覚えのある物が入っていた。
「これって・・・!」
それは、虹色に輝く宝石がはめ込まれた金色のネックレス。
本当なら、夜露さんにプレゼントするつもりだった・・・でも、あの時買えなかったものだった。
「どうしたんですか、夜露さん!?」
「えへへ・・・さっき、あのアクセサリーショップに行ってきたんです」
コンテストの後、夜露さんは昨日行ったあのお店にもう一度行っていたんです。
店長さんに掛け合ったところ、丁度一つだけ残っていたそうでした。
「そうだったんですか。でも、どうして・・・?」
「だってのどかさん、あの時ずっと見てたじゃないですか。物凄く欲しいんだなって・・・」
「あっ・・・」
「だから、私からのプレゼントです」
「夜露さん・・・」
そうか、見ててくれたんだ。私の事を・・・。
でも、本当は・・・
「のどか、さん・・・?もしかして私、余計な事しちゃいました!?」
「え・・・?」
夜露さんがそう言われて気が付いた。
私は、涙を流していた。
「ああ―――いや!そんな事無いです!凄く・・・すっごく嬉しいです!ありがとうございます!」
涙を拭いて、夜露さんにお礼を言う。
「私、成子坂に来られて本当に良かったです。これからも、よろしくお願いします!」
「こちらこそ!」
観覧車から降りてからどれくらい経ったか。
気が付くと、私は宇宙空間にいた。
ここは何処?こんな所、沖縄シャードにあったっけ・・・?
そうだ、シモンちゃんは・・・
「あれ?」
シモンちゃんの姿が何処にも無い。
もしかして、ここにいるのは・・・私、1人?
「夜露さん・・・シモンちゃん・・・皆、何処に行っちゃったの・・・・・・?」
突然に襲って来る孤独。
憧れの存在の名を、そしていつも行動を共にする愛鳥の名を口にする少女、高幡のどかの目から涙が零れた―――
―――その時。
「・・・あれは?」
のどかの前方で、何かが動いた。
それは・・・影のようなその物体は、蠢きながら人の形になった。
「・・・えっ?」
それを見た瞬間、のどかは思わず息を吞んだ。
「あ・・・ああ・・・」
な、何で・・・
何故なら、それは―――
「何で私がもう1人いるの・・・!?」
アリスギアを身に纏う『自分自身』の姿をしていたのだから・・・!
剣を手に持つそれは・・・『高幡のどか』の形をしたシャドウは、のどかに迫る。
い、嫌だ!死にたくない!!
こんな所で、たった1人で死ぬなんて嫌だ!!
何か・・・何か武器になりそうなもの―――!!
のどかは、無意識のうちに服のポケットに手を突っ込んだ。
何かが入っている感触を覚えたので、ポケットの中から取り出してみると、それは表の面が真っ白の奇妙なカードだった。
何故、カードの表の面が真っ白なのか。そんなのはのどかにとって些末事でしかなかった。それどころではなかったからである。
のどかは目を瞑り、藁にも縋る思いでそのカードを握りしめた。
その直後、
「うわっ―――!?」
のどかの身体は衝撃波を受け、数m程吹き飛ばされた。
―――。
それからどれ位の時間が経ったんだろう。
何秒か、それとも何十秒か・・・もしかしたらそういうのは錯覚で、実はそれよりも短い時間しか経っていないのかも。
それだけじゃない。カードを取り出した時には、あの『私』はもう目の前にまで来ていた筈なのに、痛み・・・ていうか、斬られたような感覚はやって来ない。
ゆっくりと、目を開けてみる。
あの『私』の姿は何処にも無かった。代わりにいたのは、ギアのようなものを身に纏った女の子だった。
「・・・あの!」
私は恐る恐る、女の子に声をかける。
女の子は私に気が付いたみたいで、私の方に振り向いた。
「―――?お前が僕のマスター?」
・・・?マスター?
よく分からないけど、先ずお礼を言わないと。
「助けてくださって、ありがとうございます!あの、お名前は・・・?」
そう聞くと、女の子は笑顔で自己紹介を始めた。
「僕はフレズヴェルク!ライダーのサーヴァント―――」
ライダー?それにサーヴァントって―――
そう思っていた時だった。
―――あれ?
違和感を感じて周りを見ると、今まで輝いていた星達の光が弱くなってきていた。
周りはどんどん暗くなってきて、とうとう何も見えなくなった―――。
気が付くと、そこは行った事も無いような建物の中だった。
ここって・・・もしかして、教会の中?いつの間に入ってたのかな・・・?
左を見ると、女の子・・・フレズヴェルクちゃん?ライダーちゃん?が隣に立っていた。
「ようこそ、見事、試練を乗り越えたマスターよ」
突然、声が聞こえた。
振り向くと、そこにはなんか怖そうな神父さんが立っていた。
「私は言峰綺礼。今回の聖杯戦争の監督役を務めている」
そう言うと、神父さん・・・言峰さんは聖杯戦争についての説明を始めた。
聖暦2110年 11月30日 未明 アーンヴァル街 高幡宅
今日はもう遅いから、役割で住む所に指定された家に帰る?事にした。
街の探索は明日―――と言っても、もう12時を過ぎて日付が変わっているから、正確に言えば今日の日中ってところかな―――からにしよう。
そんな感じでマップを頼りに歩いて、指定された家に辿り着いた。
その家は、私が住んでいる家と瓜二つだった。
家に入ると、お父さんとお母さん、お姉ちゃんもいた。
2階に上がって、私の部屋のドアを開ける。
ここも元の世界と殆ど変わっていなかった。夜露さんの写真も全部ある!良かった~~~!!
「マスター、なんか鼻から血が出てるぞ~」
数分後
「ふーっ、ふーっ・・・」
のどかは、漸く落ち着きを取り戻した。
小さくなったライダーちゃん?を見る。ライダーちゃんの場合は、戦う時以外は基本的にこの大きさらしい。
・・・あっ。
そういえば、まだ自己紹介してなかったんだっけ。
「そういえば、まだ名前を言ってなかったね。私は高幡のどか。貴女の名前は・・・」
えっと・・・何だっけ?確か、教会に飛ばされる前に一度言ってたような・・・?
思い出せないでいると、それを察したのか―――
「あれ?真名はさっき言って―――なかったか!」
―――訂正、自分が名前を言い忘れたと思ったのか、サーヴァントちゃんは自慢げに自己紹介を始めた。多分、言ってたと思うけど。
「僕はフレズヴェルク!ライダーのサーヴァントで、最強のフレームアームズ・ガールだぞっ!」
フレズヴェルク・・・そうだったそうだった!やっと思い出した!あの時に言っていた『フレズヴェルク』が真名で、『ライダー』はクラス名の方なんだった。
そうだ。折角だから、もう一つ質問しようかな。何にしよう・・・。
願いとか、聞いてみようかな。
「ねえ、フレズヴェルクちゃん」
「お?」
「フレズヴェルクちゃんは何を願うの?」
そう問いかけた。
フレズヴェルクちゃんはニコニコ笑ってこう答えた。
「願い?かどうかは分からないけど、兎に角バトルしたい!」
「バトル?フレズヴェルクちゃんは戦うのが好きなの?」
「うん!僕はバトルが大好きなんだ~!」
そうか、フレズヴェルクちゃんはバトルが大好きなんだ・・・え?バトルが大好き?
「そ、そうなんだ~」
「早くバトルしたいな~!本戦が待ち遠しいぞー!」
「う、うん・・・」
あれ?もしかしてフレズヴェルクちゃんって、実はバトルジャンキーだったりして?いやいや、決して悪い娘って訳でもないみたいだし・・・でも、こういうタイプのサーヴァントはフレズヴェルクちゃんだけじゃない可能性だって・・・え?まさかサーヴァントって、皆こんな感じだったりして・・・!?
※違います。
その内に、のどかの中で最悪の未来が浮かび上がってきた。
これ、本戦が始まる前からやっちゃう展開もあるんじゃ・・・?
「えーと・・・こ、これからよろしくね、フレズちゃん!」
「うん!」
のどかが心の中で『とんでもない戦いに巻き込まれたかもしれない』と戦慄している事など知る由も無く、フレズは笑顔で返した。
果たして、のどか達は開始前からサーヴァント同士の戦闘をおっぱじめる事無く本戦開始を迎える事が出来るのか?
そして、無事に聖杯戦争を勝ち残る事ができるのだろうか!?
その行く末を知る者は、未だおらず―――。
[マスター 高幡のどか]
能力:エミッション能力(対ヴァイス兵装『アリスギア』の操縦に必要不可欠な能力。のどかの場合は夜露達との特訓の影響から、アクトレス免許を取得するに足りる数値となっている)
出典:アリス・ギア・アイギス Expansion
性別:女
武器:無し
役割:穂群原学園に通う高校1年生
願い:夜露さんとずっと傍にいたい。でも、もし何でも叶うとしたら・・・
方針:本戦が始まるまでフレズヴェルクちゃんを抑えられるかなぁ・・・
令呪の位置:右手の甲
成子坂製作所にアクトレスとして就職した少女。あがり症なところはあるが、物怖じせず、また決して諦めない根性を持つ。比良坂夜露に対して特別な感情を抱いている節があり、それ故か夜露関連で感情が高ぶると鼻血を出してしまう。また、料理も得意なようだがその見た目は余りにも独創的で、芸術のセンスに関しても独特の感性を持ち合わせている。テレビで見ていたアキ作戦のニュースで映った夜露の活躍ぶりを見て一目惚れして以降、彼女の大ファンとなる。なお、本作におけるのどかはアニメ第10話Cパートからの参加となる。
[サーヴァント フレズヴェルク]
クラス:ライダー
出典:フレームアームズ・ガール
性別:女
ステータス:筋力C+、耐久A、敏捷A、魔力E+、幸運C、宝具A
属性:混沌・中庸
スキル:対魔力D(魔術への耐性。一工程による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度のもの)
騎乗C++(大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。フレズヴェルクの場合は乗り物の操縦に特化しており、神懸りの操縦技術を発揮する)
フレームアームズ・ガール-(機械的な武装を身に纏う少女。武装を始めとするあらゆる装備を扱う事を可能とする高い適応力を持つ。また、戦闘中に装備を素早く換装する事も可能)
理性蒸発D(フレズヴェルクが『馬鹿』と呼ばれる所以。理性が蒸発しており、秘密を守る事が出来ず、機密情報を簡単に喋ってしまう。その一方で、戦闘では『直感』に近しい能力として作用する他、恐れ知らずになり、過酷な戦場にも果敢に飛び込んで行けるようになる)
Tクリスタルシールド-(『TCS』と称される、TCSオシレーターによって展開される攻防一体の力場。発射された攻撃用TCSは大気中では距離で拡散したり、砂状金属や水蒸気で乱反射する等して減衰する特性があり、光学兵器や粒子ビームと似た性質を持つ)
宝具:『NSG-X1 HRESVELGR(フレズヴェルク)』(フレズヴェルクが戦闘時に身に纏うアーマーユニット。兵装はベリルショットランチャー2挺)
『切り刻む月の竜巻(トルネードタイフーン・サイクロン・スラッシュ)』(フレズヴェルクが編み出した、ある種の剣技のようなもの。ベリルショットランチャーの最大出力で敵を切り裂く。フレズヴェルクが轟雷を初の敗北に追い込んだ事で知られている)
『炎の嵐(ブレイズ・テンペスト・バースト)』(ベリルスマッシャーから放つ大火力のビーム砲撃。攻防一体の性質を持つTCSを応用する形で編み出された大技である)
武器:ベリルショットランチャー(ベリルウェポンの一種。フレズヴェルクの主武装であり、『切り刻む月の竜巻』の発動に必要なものでもある)
ベリルスマッシャー(ベリルウェポンの一種。本来はフレズヴェルク=アーテルの主武装であり、『炎の嵐』の発動に必要なものでもある)
願い:兎に角バトルしたい
方針:何時でもバトルを仕掛けられるように他のサーヴァントを探す
ファクトリーアドバンス社で作られたフレームアームズ・ガールの一つ。無邪気な性格で、バトルを好む。連戦連勝であった轟雷に対しては、初戦では初の敗北を与え、二度目の戦いではアクシデントにより引き分けとなった。その後に改修を施され、轟雷との三度目の戦いに臨むも、その最中に暴走。最終的にスティレットを始めとするフレームアームズ・ガール達の装備を身に纏った轟雷に敗れ、正気を取り戻した。
幾らサーヴァントと言ったって、何もバトル大好きな人(?)ばかりじゃないのです。
前書きでも述べましたが、今回が今年最後の投稿になります。来年も、本作をよろしくお願い致します。
それでは皆様、良いお年を!
言峰綺礼と組むサーヴァントは・・・
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このままブロリーで
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やっぱ英雄王で
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ランサーが死んだ!(先行入力)
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うp主に一任する