・マジでEver17面白いのでお勧めです(布教)
・相変わらず稚拙な二次創作ですがお許しください
・ゲームとは全く異なる文体を使用しております。そんなの無理という方はバックしてください。
・ちょっとここでは続きかけないので、感想があったらポイピクあたりに投下します。
その日は突然訪れました。
田中優実清春香菜さんの計らいによって架空の戸籍と住民票を手に入れたわたしは粗末なアパートの一室を借り――家の手配もしてくれると言われたのですが、申し訳ないので断りました――携帯電話ショップでサポートスタッフとして働き始めました。
初めての食事、初めてのオシャレ、初めての買い物、初めての……本当に目の回る毎日で、人の世の大変さは挙げると枚挙に暇がございません。
そんな折、わたしを心配した倉成さんが家を訪れてくれました。最初は何気ない世間話……だったと思います。
あの素敵な、大好き笑顔で、あの大きな手のひらでわたしを撫でてくださいました。わたしは赤面が露呈しないよう深く頭をさげたのです。
その行為が、倉成さんの悪戯心に火を付けてしまったのでしょうか?
先ほどまで優しくわたしの頭を撫でていた倉成先生の手のひらが、まるで髪をとかす
ダメですダメです、いけません。息がまるで犬のように乱れ、なんともはしたなく、情けない声が漏れそうになってしまいます。そんな姿、倉成さんに見せたくありません。跳ね除ける行動をとるべきなのでしょう、倉成さんには妻も子供もいるのです。
せめて
恍惚と背徳感が全身を襲い、わたしを真っ赤に染めた頃、倉成さんはわたしと深く唇を重ねました。先生、変です、おかしいです。〝きす〟とは幸せな、あたたかな気持ちにさせるものではないのですか?
口腔と舌が絡み合い、脳に伝わってくる信号は決して抗うことのできない呪いのような快楽でした。わたしはこの背徳的な快楽を貪るように、何度も何度も倉成さんの口腔に、舌に、自分の証を刻み込みます。お互いに舌を絡めると、征服感と被征服感が倒錯的に混じり合い、頭の片隅にあった罪悪感さえも月の彼方へ飛んでいくかのようです。
〝きす〟が終わり、お互いの息も整わないままに、わたしがまるで知らない一面を見せている倉成さんがわたしを強く抱きしめ、そのまま押し倒してきました。ああ、今わたしは倉成さんのものなのでしょうか。いいえ、それとも今の倉成さんがわたしのものなのでしょうか?
わたしの身体を創ってくださったのが神様だとするなれば、これは神様の悪戯でしょうか、それとも悪魔の
わたしは倉成さんを、痣が残るほど強く強く抱きしめました。そして……